lastエンペラーと徒然

ロードバイク“皇帝”とのアクティブライフ。自動2輪も加わってプラスα。SAGAMIHARA発季節の便り諸々したためます。

3.11を決して忘れない~桜への思いを込めて…

2021-03-11 11:30:15 | 日記

3.11 から 10年の今 ……

決して忘れない … ふくしまの記憶を …

アーカイブ・・・

 

初めて被災地を訪れたのは 激震から3年後、2014年9月の 某日

上野から常磐線で特急は「いわき」まで~ そこから普通電車に乗り継ぎ 降りた駅が こちら・・・

そこは…原発から程近い福島県双葉郡 浜通り

震災から3年の歳月が流れたが、災害の爪痕色濃く,平穏な日常を無くした情景が・・・

現地の方の案内で 海岸線近くへ向かうと・・・そこには……

津波に運ばれ 放置されたままの漁船

がれきの山

除染した廃棄物などを入れ 積み上げられた黒い袋、「トンパック」が至る所に


現地のリアルを目の当たりにした……

 

つづいて 東電の復興拠点となったJヴィレッジへ・・・


スタジアムの観客席から見るグラウンドは
作業員の宿舎が建ち並ぶ異様な光景…


館内には多くの人が行き交うも重苦しく漂う空気


ゴールの見えない壮絶な戦いに挑む姿がそこに…

 

それから 常磐線の不通区間 ~ 富岡の駅へ・・・

ホームも駅舎も ~ 震災当時のまま・・・

家の2階だけ流されてきて そのままの状態・・・


その後 ~ 富岡町の帰還困難区域との境界地点へ


我家を目の前にしてもフェンスの先へは入れない


いつもの風景なのに見えない放射能危機のため…


10年後の今現在も… 地域には殆ど人は戻らず

やるせ無い思いが 再び湧き起こる … この日見たことは 忘れることはない・・・


その場所の近くに 名所、夜ノ森の桜並木がある


美しくミゴトな桜は地域の皆の誇りだったが…


とても厳しい状況に置かれたふくしま浜街道… それでも故郷の復興のために立ち上がった人々
桜を復興のシンボルとして活動をスタートした ハンサムウーマンと,この日初めてお会いした…

桜並木に佇むその人、西本由美子さん

彼女が中心となって進めている「ふくしま浜街道桜プロジェクト」

http://www.happyroad.info/

やがて戻ってくる子供たちの未来のために、世界に誇れる美しい桜並木を残そう!!!

その思いで、ふくしま浜通り、いわきから新地まで200キロにも及ぼうかという所に

2万本の桜の木を植えようという ビッグプロジェクト!!!

 

そして …… プロジェクトへの応援 ~ 初めて被災地を訪れた次の年 2015年春・・・

常磐道 広野インターの近く… 何もない丘を 地元の人たちの憩いの場 「さくら公園」にしよう!

この時の植樹祭 今度は多くの仲間と共に参加した・・・ 

急な斜面に・・・多くのボランティアが集まり 皆で苗木を植えた・・・

 

以来…… 毎年 春が来ると桜の苗木を植えるため ふくしまを訪れた・・・

 

一昨年の春…… 再び訪れた富岡の駅 ・・・

復旧され……… きれいに 新しく駅ができていた

 

しかし、地元への帰還者の数が増えず …… 静かな状態がつづいている とのこと

この時、さくらの丘の苗木たちが すくすくと成長している姿を見ることができた

 

その後、常磐線は全面開通、

Jヴィレッジは 元の姿を取り戻し 東京オリンピックの聖火リレースタート地点となった。

延期となった聖火リレーは、もうまもなく改めてスタートの時を迎えようとしている・・・ 

 

コロナ渦により現地への訪問を自粛してから まもなく3年が・・・

桜の季節が来るたびに強くなるふくしまへの、東北への思い・・・

 

改めて

この震災により命を落とされた多くの方々のご冥福をお祈り申し上げます。

甚大な被害を受けた方々が、一人でも多く回復し、日常を取り戻すことができますように。

毎日を、元気で健やかに過ごしてくださいますように。

祈り、そして微力ながらも、自身に出来ることをつづけていく・・・気持ちも新たに・・・

 

3.11を、決して忘れない・・・

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