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世界で初めてヒトの胎児の脳から「ミニ脳」を作ることに成功

2024年01月12日 20時03分04秒 | 医学と生物学の研究のこと
世界で初めてヒトの胎児の脳から「ミニ脳」を作ることに成功 (msn.com) 

>『Cell』という超一流学術誌に掲載の論文からです。
 よく、倫理的問題をclearできました☆


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世界で初めてヒトの胎児の脳から「ミニ脳」を作ることに成功

© GIGAZINE 提供


by Princess Máxima Center, Hubrecht Institute/B Artegiani, D Hendriks, H Clevers 中絶された胎児の脳から採取された細胞を用いて、初めて脳オルガノイドを作成することに成功したとの論文が、2024年1月8日付の学術誌・Cellに掲載されました。iPS細胞ではなく脳細胞から直接本物の人間の脳に近い構造を持つ「ミニ脳」を作る技術により、脳腫瘍やがんの治療に関する研究がさらに進むと期待されています。 


Human fetal brain self-organizes into long-term expanding organoids: 

Cell 
https://www.cell.com/cell/fulltext/S0092-8674(23)01344-2 Novel tissue-derived brain organoids could re | EurekAlert! https://www.eurekalert.org/news-releases/1030206 In a 1st, 'minibrains' grown from fetal brain tissue | Live Science https://www.livescience.com/health/neuroscience/in-a-1st-minibrains-grown-from-fetal-brain-tissue 

ヒトの細胞を試験管内で培養して、3次元の立体的な構造を持つ小さな臓器を作り出すオルガノイドの研究では、これまで原始的な目と視覚を持つミニ脳などの成果が上げられていましたが、作成には多能性幹細胞を脳細胞に成長させる過程が必要で、ヒトの脳細胞から直接オルガノイドを作ることはできていませんでした。 実験室で培養した人間の「ミニ脳」に目が生えてきたとの報告、光にも反応 - GIGAZINE




© GIGAZINE 提供
by Elke Gabriel 今回、オランダ・ユトレヒトのプリンセス・マキシマ小児腫瘍センターとヒューブレヒト研究所の研究者らは、ヒトの胎児の脳組織から大脳オルガノイドを培養することに成功したと発表しました。 作成されたミニ脳は米粒ほどのサイズですが、複雑な3次元構造とさまざまな種類の脳細胞を持っており、特にヒトやヒトの祖先などの発達した脳に存在する「外側放射状グリア」が多かったことは、このミニ脳が本物の人間の脳に大変よく似ていることを示しています。 

「これまで、ヒトのほとんどの臓器からオルガノイドを作ることができていましたが、脳からはできていませんでした。このハードルを飛び越えることができたのは、本当にエキサイティングなことです」と、研究チームのひとりであるユトレヒト大学医学部教授のハンス・クレバース氏は話します。 以下は、研究チームが作成したミニ脳の画像です。幹細胞は灰色に、神経細胞は深さに応じてピンクから黄色に色分けされています。


© GIGAZINE 提供
by Princess Máxima Center, Hubrecht Institute/B Artegiani, D Hendriks, H Clevers 研究チームによると、幹細胞は脳のさまざまな部位に成長するように誘導しなければならないのに対し、脳から摘出した組織は特定の発生段階にある組織を正確に再現することが可能とのとこと。また、幹細胞から作成するミニ脳には細胞が成長するための「足場」を作ってやる必要がありましたが、脳細胞から作成したミニ脳は自分で足場となる「細胞外マトリックス」を作ることもできました。

 この新しいミニ脳を作るために、研究チームは完全に匿名かつ無償提供のドナーから提供された、妊娠12週から15週の胎児の脳組織をサンプルとして採取しました。そして、栄養素と成長因子を用いてそれぞれの組織の小片をプレート上で成長させました。各サンプルは、適切に化学物質にさらされるように成長の間絶えず振とうされていたとのこと。

 作成開始から4~8日後、研究チームは組織化された複数の3次元構造が形成され、それがさらに組織的な外観を持つオルガノイドに成熟したことを確認しました。 研究チームは、このミニ脳を脳腫瘍の研究に応用できるか確かめるべく、実際に遺伝子編集技術「CRISPR-Cas9」でミニ脳のがん抑制遺伝子であるTP53を欠損させました。その結果、3カ月後にはTP53に欠陥のある細胞の増殖がミニ脳の健康的な細胞を完全に上回りました。これは、欠陥のある細胞ががん細胞の典型的な特徴である成長上の優位性を獲得したことを意味しています。




また別の実験では、ミニ脳はシャーレの中で6カ月以上増殖し続けることができました。さらに重要なのは、研究チームが1つの組織サンプルから複数のミニ脳を作ることができたことです。これにより、研究者が同じ種類のミニ脳を使って実験を繰り返し行うことができるようになるため、研究の信頼性を高めることができます。

 研究チームは今後、ヒトの胎児の脳細胞を用いたオルガノイド作成の倫理的な枠組みについて専門家と慎重な協議を重ねつつ、この新しいミニ脳の可能性を追究していく方針です。




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新年三日目の曇り空

2024年01月12日 18時03分33秒 | 日々の出来事
日がでないと寒いですね⭐



1//32023
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“麻原彰晃教祖の娘” 松本麗華さん「宗教2世」の問題ではない

2024年01月12日 17時03分09秒 | 社会のことなど




“麻原彰晃教祖の娘” 松本麗華さん「宗教2世」の問題ではない
1/10(水) 6:00配信


毎日新聞
インタビューに答える松本麗華さん=東京都千代田区で2023年7月1日、幾島健太郎撮影


 1995年12月に解散命令が確定したオウム真理教の麻原彰晃・元代表(本名・松本智津夫)の娘で、かつて「アーチャリー」と呼ばれた松本麗華(りか)さん(40)が毎日新聞のインタビューに応じた。彼女の目に、「宗教2世」を巡る実情はどう映るのか。(3回に分けて報じます)【聞き手・坂根真理】



【写真】信者らが食べていた「オウム食」


 ◇「特定の宗教を攻撃する口実」


 取材をお受けするかどうかは迷いました。私が「宗教2世」であるという前提での取材依頼をいただいたため、その立場でインタビューにお応えするのは難しいと感じたからです。


 現在、「宗教2世」という言葉が独り歩きし、社会からの差別やレッテル貼り、信仰に対する圧力、家族間の不和など、さまざまな問題を引き起こしています。


 中には「確かに宗教が原因かもしれない」と思うものもありますが、社会や差別する側の問題、親や家族間の問題が、「宗教2世」という言葉でひとくくりにされ、特定の宗教を攻撃する口実にされているように思われてなりません。


 ◇教団を離れ約25年 今も抱える困難


 私は16歳で教団を離れ、現在心理カウンセラーなどをして働いています。教団を離れてから25年近くたっていますが、いまだに社会生活を送る上でさまざまな困難を抱えています。


 しかし、私はそれが「宗教2世」だったから、とは考えていません。公安調査庁から「教団の実質的な幹部である」と一方的な主張をされたり、マスコミによる報道被害が重なったりして、今の私が置かれている困難な状況がつくられたからです。


 「麻原の娘」だからそうなったんだ。いわゆるオウム事件のせいだろう。恨むならおやじを恨め。教団さえなければ、そんなことにはならなかったはずだ。まさに「宗教2世」の問題じゃないか――と考える方もいらっしゃるかもしれません。


 ◇排斥される側ではなく、する側の問題だ


 しかし、「宗教2世」や「加害者の娘」でなくとも、社会から排斥してよいと判断された人は、さまざまな差別にさらされることとなります。


 それは、障がいを持った方、公害による病に苦しめられた方、被差別部落出身の方などに対して、社会がとってきた対応を見れば明らかです。


 例えば、水俣病の患者さんやご家族は、石を投げられ、井戸の使用を拒否され、買い物も許されないといった迫害を受けたといわれています。これは、排斥する側の問題であり、排斥される側の問題ではありません。


 差別や迫害は、具体的な根拠や理由がなくとも、誤った情報や偏見によって容易に発生してしまいます。


 その中で、この差別は仕方がない。あいつは「宗教2世」だから仕方がない、「加害者の家族」だから仕方がない。障がいがあったら仕方がない。あの病気はうつりそうだから仕方がない――といった「してもいい差別」を作り「仕方がない」と容認すべきではないと思います。


 ◇差別許さない態度で生きやすい社会に


 人は誰であっても、別個の人格を持つ個人として尊重されるべきであり、誰の子として生まれたかや、人種、性別、社会的身分、病気や障がい、信仰、その他の属性によって、その人の人格を剥奪することは許されません。


 社会全体が差別や迫害に対して「許さない」という毅然(きぜん)とした態度を示し、対処していく必要があると感じています。


 そうすることで、特定の信仰を持った親の子どもたちもまた、生きやすい社会になるのではないでしょうか。


 ◇松本麗華(まつもと・りか)さん


 1983年生まれ。16歳の時にオウム真理教を離れた。文教大臨床心理学科卒。現在は「こころの暖和室 あかつき」(https://wanttobefree.org/danwashitsu_akatsuki/)などで相談員として活動する。著書に自身の半生を振り返った手記「止まった時計」(講談社)や、犯罪被害者遺族の原田正治さんと対談した「被害者家族と加害者家族 死刑をめぐる対話」(岩波ブックレット)がある。

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「えげつない人たちやわ」>「死人に口なし」安倍派幹部が「キックバックは会長案件」と供述報道…

2024年01月12日 09時03分04秒 | 事件と事故
「死人に口なし」安倍派幹部が「キックバックは会長案件」と供述報道…橋下徹氏は「えげつない人たちやわ」(SmartFLASH) - Yahoo!ニュース 


「死人に口なし」安倍派幹部が「キックバックは会長案件」と供述報道…橋下徹氏は「えげつない人たちやわ」

1/11(木) 17:09配信


SmartFLASH
細田氏とグータッチする安倍氏(2021年、写真・時事通信)


 1月11日、自民党安倍派の複数の事務総長経験者が東京地検特捜部の任意の事情聴取に対し、パーティー券収入のノルマ超過分のキックバック処理について、派閥の事務局長から会長に直接報告される「会長案件だった」と供述していることがわかった。1月11日、毎日新聞が報じた。


 事務総長は詳細を知る立場ではなかったとし、政治資金収支報告書への不記載について、会計責任者との共謀を否定しているという。


 2018年以降、安倍派の事務総長は、


・下村博文元文部科学相(2018年1月~2019年9月)
・松野博一前官房長官(2019年9月~2021年10月)
・西村康稔前経済産業相(2021年10月~2022年8月)
・高木毅前党国対委員長(2022年8月~現在)


 がつとめている。


 一方、安倍派の会長は、故・細田博之前衆院議長が2021年11月までつとめ、その後は安倍晋三元首相が2022年7月に死去するまでつとめた(現在は不在)。


 弁護士で元大阪府知事の橋下徹氏は、同日、自身の「X」に毎日新聞の記事を貼り付けたうえで、こう書きこんだ。


《亡くなった人に全ての責任を負わす。えげつない人たちやわ。こういう人たちが自衛隊の最高司令官になって、国民や自衛官の犠牲を伴いながら戦争(防衛)指導をする姿を想像すると恐ろし過ぎる。》


 同日、『羽鳥慎一モーニングショー』(テレビ朝日系)でも、この記事について特集。出演した政治ジャーナリストの田崎史郎氏は、こう疑問を呈した。


「ふだんの派閥運営については、会長が圧倒的権限を握っているのはたしかなんです。事務総長はそれを補佐する役目。


 ちょっとあれ(疑問)なのは、安倍さんが亡くなられたあとキックバックを再開して(政治資金収支報告書に)記入しなくていいとしたのは、会長がいない状況で決められているわけです。『会長が決めたから俺たちは関係ない』とは言えないのじゃないか」


 毎日新聞によると、安倍元首相は2022年春にキックバックの取りやめを提案したものの、下村氏、西村氏、世耕弘成・前党参院幹事長ら派閥幹部と会計責任者が協議してキックバックの継続が決まったという。


 同じく『モーニングショー』に出演した前明石市長の泉房穂氏は、こう批判した。


「よくいう『死人に口なし』的な。安倍(元)総理も細田さんも亡くなっておられるから。亡くなっている人に責任を押しつけるのはみっともないと思いますね」


 SNSでは、安倍派の複数の事務総長経験者が「会長案件だった」と供述していることに批判的な声が多くあがっている。


《死者を貶めるな!が聞いて呆れる。自分たちに火の粉が降り掛かると手のひら返す輩ども》


《死人に口なし。ある意味、証拠隠滅じゃないかしら》


《政治屋・選挙屋の世界はこんな裏切り世界なのか!!草葉の陰で安倍氏が泣いてるぞ!!》


 1月26日の通常御国会召集まであとわずか。安倍派の歴代事務総長がお咎めなしで、国民が納得するとは思えない。





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徳川19代、家督継承を報告 親族らに「未来へつなぐ」

2024年01月12日 06時03分14秒 | 歴史的なできごと


徳川19代、家督継承を報告 親族らに「未来へつなぐ」

1/29(日) 18:24配信 2023


11コメント11件

記者会見する徳川家広氏=29日午後、東京都港区の増上寺



 徳川家康から続く徳川宗家19代目当主として1月1日に家督を継いだ徳川家広氏(57)が29日、東京都港区の増上寺で開かれた「継宗の儀」で、親族ら関係者に代替わりを報告した。儀式後の記者会見では「責任の重さに身が引き締まる。

(先代の)父が守ってきたものを未来につないでいく」と意気込んだ。 

 儀式は非公開で、徳川や松平の一門など400人以上が参加。家広氏は父で18代目当主の恒孝氏(82)から家督相続の際に引き継ぐ品を受け取ったという。

  会見で、放送中のNHK大河ドラマ「どうする家康」について問われ「感情移入してもっと理解してもらえればうれしい」と語った。



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