ニュースなはなし

気になるニュースをとりあげます

あのモデルナが開発、mRNA「がんワクチン」...死亡リスク65%減少は「さらに改善する」

2024年01月26日 23時03分49秒 | 医療のこと
あのモデルナが開発、mRNA「がんワクチン」...死亡リスク65%減少は「さらに改善する」とCEOは自信 (msn.com) 


1・25・2024




© ニューズウィーク日本版
PETER STARK/GETTY IMAGES


<死亡リスク65%減の報告も。人体に備わった免疫を利用して癌性腫瘍を破壊する仕組みのmRNA癌ワクチンの開発に期待が高まる>


研究者が癌に関する基礎科学の地平線を広げるなか、バイオテクノロジー企業は人体に備わった免疫を動員し、癌と戦おうとしている。


なかでも期待を集めるのが癌ワクチンの開発だ。まずAI(人工知能)を使い、免疫系に認識可能な癌性腫瘍の変異を特定。その上で免疫系が癌性腫瘍を見つけて破壊できるように、患者ごとにカスタマイズした個別化癌ワクチンを作る。
2017年、モデルナは製薬大手メルクと連携し、固形腫瘍を標的とする個別化癌ワクチンの臨床試験を始めている。ワクチンを設計するには患者の正常細胞と癌細胞のDNAの塩基配列を調べ、2つを比較して癌細胞に見られる数百~数千の変異を特定する。続いて強い免疫反応を引き起こす可能性が最も高い34種の変異を、AIを使って選ぶ。


AI学習用の生検サンプルは、大学の医療機関が提供する。AIには免疫学の原理を学ばせ、免疫細胞が最も認識しやすいタンパク質とアミノ酸の特徴を理解させる。


この情報を基に作られた個別化メッセンジャーRNA(mRNA)ワクチンは、体内に入ると免疫反応を誘発。34種の変異のいずれかが見られる細胞を攻撃するよう設計された免疫細胞を体は大量生産する。


新型コロナウイルスのワクチン開発にも使われたmRNAは、細胞に指令を出して腫瘍の目印となるタンパク質を産生させる。十分な量のタンパク質が作られると、免疫系はこれを検知して異物と認定。異物を見つけて破壊する免疫細胞を作り始めるのだ。


転移した癌細胞まで消滅
開発の土台にあるのは「免疫は癌に勝てるという確信」だと、モデルナのステファン・バンセルCEOは本誌に語る。確信の根拠は、健康な人の免疫系は癌細胞が腫瘍になる前に殺しているという単純な事実だ。


「20年前は分からなかったが癌はDNAの病気であり、DNAの変異が原因だ」と、バンセルは説明する。「癌はそれが発生した部位の病気だと、昔は考えられていた。だが腫瘤ができた臓器を見ただけで、その癌を発生させた仕組みは解明できないし、どんな遺伝子が転移や進行に関係しているかも分からない」


6月、モデルナとメルクはステージ3および4の悪性黒色腫患者を対象とした臨床試験についてmRNAワクチンと抗悪性腫瘍剤キイトルーダを併用した場合、遠隔転移や死亡のリスクが65%減少したと報告した。



「効く人と効かない人がいる理由は不明」だが
この数字は今後改善するとバンセルはみる。「ワクチンが効く人と効かない人がいる理由は不明だ。免疫には解明されていないことが多い。だが毎週のように新しい研究が発表されており、私は楽観視している」


サンフランシスコのバイオ企業ジェネンテックはドイツの製薬会社ビオンテックと組んで、個別化癌ワクチンを設計している。癌免疫学部門の副社長アイラ・メルマンらのチームは5月、ネイチャー誌に論文を発表。5年生存率が12%と致死性が高いタイプの膵臓癌患者16人に対するmRNAワクチンの効果を詳解した。


ワクチンは8人の患者の体内で膵臓癌を認識するT細胞を活性化させ、治療から1年半がたった時点で再発はなかった。うち1人のケースでは、T細胞が肝臓に転移した癌細胞まで消滅させたと考えられた。一方、ワクチンに反応しなかった8人は、平均1年余りで癌が再発した。


10月、ジェネンテックは世界の80近い医療機関で第II相臨床試験の被験者260人の募集を始めた。研究の進展とともに、ワクチンの効果は確実に上がっていくだろう。


<本誌2024年1月30日号掲載>


アダム・ピョーレ(ジャーナリスト)






コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

昭和天皇「神道に副はぬ事をした為に神風は吹かず、敗戦の神罰を受けた

2024年01月26日 22時03分40秒 | 皇室のこと
昭和天皇の気になる言説を取り上げます



「神道に副(そ)はぬ事をした為に神風は吹かず、敗戦の神罰を受けた

80年前の今日、昭和天皇は戦勝祈願のため京都を発ち、伊勢神宮に参拝した。極秘だった。内宮に参拝した12月12日午後1時22分は翌年以降「一億総神拝の時間」とされた。『昭和天皇拝謁記』には、戦後の天皇がこの参拝を「神罰」と語る場面がある。木下道雄の『側近日誌』よりも強い表現を使っている。

午前10:26 · 2022年12月12日
原武史氏


Wikiより、
原 武史(はら たけし、1962年8月29日 - )は、日本の政治学者、明治学院大学名誉教授・放送大学教授。専攻は日本政治思想史。近現代の天皇・皇室や神道の研究を専門とする。




「皇后の月経に重ならないよう注意」昭和天皇の「母」と「妻」に対する認識の落差があまりにも大きかった理由
1/2(火) 6:13配信


初代宮内庁長官の田島道治が1949(昭和24)年から53年まで昭和天皇とのやりとりを記録した「拝謁記」を中心とする『昭和天皇拝謁記』(全7巻)が、岩波書店より刊行された。

<略>

文春オンライン
注目すべき「神罰」という言葉
 しかし天皇自身も42年12月に伊勢神宮に参拝して戦勝を祈願し、45年になってもなお「一撃講和論」に固執し続けたように、皇太后の影響を受けていないとは言えなかった。それを思わせるのが、50年9月18日の次の発言である。


「神道に副(そ)はぬ事をした為に神風は吹かず、敗戦の神罰を受けたので皇太神宮に対する崇敬の念を深くした」


「皇太神宮」は皇大神宮、すなわちアマテラス(天照大御神)をまつる伊勢神宮内宮を指す。「神道に副はぬ事をした」は42年12月の戦勝祈願を意味する。天皇は「平和の神」であるはずのアマテラスに戦勝を祈ったことを反省しているのだが、注目すべきは「神罰」という言葉が使われていることだ。


 この言葉はもともと皇太后が使っていた。枢密院議長だった倉富勇三郎の日記には、皇太后が天皇に「形式的ノ敬神ニテハ不可ナリ。真実神ヲ敬セザレバ必ズ神罰アルベシ」と警告した言葉が収められている。「敬神」の念が強かった皇太后が、天皇の態度に満足していなかったということだ。


 しかしここでは、天皇自身が敗戦の原因をアマテラスによる「神罰」に求めているのである。皇太后に感化されて心から神に祈るようになった結果、皇太后の思考そのものが天皇に乗り移ったように見えなくもない。


以下はリンクで、

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

ビッグサイト出張、最終日です>この建物は絵になります

2024年01月26日 21時03分01秒 | 日々の出来事

エレクトロニクスの最先端、電気自動車、自動運転とかホットな講演ですね⭐
パワー半導体がキーワードでした。




1・26・2024
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

エレクトロニクス、最先端技術の講演会

2024年01月26日 17時03分35秒 | 日々の出来事
今日もビッグサイトですね⭐

エレクトロニクスデバイスは、スマホから医療応用と幅が広いです。


1・25・2024
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

未来の天皇に学歴は必要なのか…"学歴エリート"雅子さまと"教育熱心"紀子さまの対照的な教育方針

2024年01月26日 15時03分55秒 | 皇室のこと


未来の天皇に学歴は必要なのか…"学歴エリート"雅子さまと"教育熱心"紀子さまの対照的な教育方針


2023.12.220 views

筑波大学附属高校2年生の、秋篠宮家の長男、悠仁さまの大学受験が近づいてきている。武蔵大学社会学部教授の千田有紀さんは「お子さまの進学のご様子からわかる、雅子さまと紀子さまの教育方針は、対極的であるように見える。本来、皇位継承権を持つ悠仁さまは、学歴競争に参加する必要はなく、むしろ難関大学を目指すことは、国民の反感を買うことになってしまうのではないか」という――。


秋篠宮ご夫妻らに見送られ、インドネシアに出発される天皇、皇后両陛下=2023年6月17日午前、東京・羽田空港

秋篠宮ご夫妻らに見送られ、インドネシアに出発される天皇、皇后両陛下=2023年6月17日午前、東京・羽田空港




悠仁さまが書かれたトンボの論文
秋篠宮悠仁さまが、赤坂御用地のトンボ相についての論文を書かれたそうである。2012年から11年にわたる調査結果をまとめられたものであるという。素晴らしいことだと思う。そして、悠仁さまが筆頭著者になっていると聞いて驚いた。


こうした学術論文で、複数の著者が名前を掲載する場合、その名前の掲載順は大きな意味を持つ。特に、論文の最初に名前を掲載する筆頭著者は、その調査を主導して論文を執筆したことを表す。


現在高校2年生の悠仁さま。そろそろ大学受験が近づき、総合型入試(ペーパーテストの結果だけで評価するのではなく、論文や面接などで総合的に評価する)に備えている面もあるのではないかと想像してしまった。


にじみ出る親の教育方針
大学への進学戦略は、庶民であれ皇族であれ、子ども本人よりも親や学校の方針が強く出てしまうものだ。勝手なイメージかもしれないが、これまでのメディアの報道ぶりを見ていると、紀子さまはとても教育熱心なのではないかと思わされる。それは皇室でほぼ唯一の若年男子、皇統を継ぐであろう悠仁さまをお育てするという気負いから来ているのだろう。






悠仁さまは、皇族としては珍しく、幼稚園から中学までお茶の水女子大学附属に進み、悠仁さまのために作られたとも噂される提携校制度で、超進学校の筑波大学附属高校に進学した。高偏差値の名門大学を狙われているのだろうとみられている。


しかし、たおやかで優しい笑顔の紀子さまが学歴にこだわりをお持ちの様子である一方、ハーバード大学を卒業され、東京大学の在学経験やオックスフォード大学の留学経験もある元外務官僚の雅子さまのほうがそうでないのは、やや意外にも見える。


愛子さまは、優秀であるという評判が高かったが、大学も、幼稚園、初等科、中等科、高等科と学んだ学習院にそのまま進学された。


しかも日本文学、なかでも中世の文学を専攻されたことには、少々驚いた。昨今の風潮で言えば、人文学、中でも文学、中世文学と言えば、「実学の対極にある」学問の代表とされることもある。私などは、「国際的なキャリアをお持ちの雅子さまのように、外国語を駆使して、国際的な学問などを専攻されるのではないか」と予想していただけに、実に意外な選択であった。


“学歴エリート”だからこその、学歴へのこだわりのなさ
しかしよく考えれば、こうした選択を後押しされたであろう雅子さまの子育ては、“学歴エリート”であるか
らこそのものだろう。


ご自身がお持ちの、ハーバード大学卒や東大法学部学士入学といった学歴は、キャリア官僚になる際に光り輝くものである。受け継ぐべき家業のない中産階級(というにはあまりに上流階級ではあるが)の女性が、身を立てていく際の武器となるものである。もっとうがった言い方をすれば、外務官僚という父親の「家業」を受け継ぐための「資格」であったと考えることすらできる。


天皇家の長女に生まれた愛子さまは、もはやなんの資格もいらないのである。雅子さまは、学歴がどのように機能するのかを知っているからこそ、愛子さまには、人材市場で戦い勝ち抜くために求められるような学歴は、必要がないと判断されたのだろう。


天皇家の祖先がどのように「源氏物語」に描かれているのかを知ることの方が、愛子さまにはプラスになるかもしれない。中世の日本文学という学問が、これほど自身とつながりが深い人は、愛子さま以外になかなかいないだろう。


自分たちのいまいる場所が、どのような歴史のうえに成り立っているのかを考えること――天皇家に生まれた愛子さまにとっては、日本の文学や歴史を学ぶこと以上の学問のメリットはないだろう。そういう意味でも、学習院大学はふさわしい大学だといえるだろう。


一方、ずっと学習院で過ごされ、大学院まで学習院だった紀子さまは、むしろ純粋にわが子のために、さらなる高みを目指されているように見える。就労経験もない紀子さまにとっては、皆に尊敬してもらえるような学歴をつけていくことが、悠仁さまにとって重要だと感じられているのではないだろうか。


道いっぱいに並ぶ卒業生たち
※写真はイメージです




学歴競争に参加する必要があるのか
しかし繰り返すが、学歴が「武器」となるのは、家業をもたない庶民、一般の国民である。


日本はまだ、メリトクラシー(能力主義)の神話が信じられている。「どのような階層に生まれても、実力こそが、その後の地位を決める」というものだ。実際には、生まれた家の経済格差によって、ある程度のコースは敷かれているうえに、よい学歴がよい就職や高い収入につながるという保証もなくなっているが、「良い大学に行くことで、良い就職が可能になる」という学歴信仰はまだまだ根強い。


教育社会学者から見ると、悠仁さまがこうした競争に参加する必要は何もない。むしろ、恵まれた環境や資源を活用して、競争に強いとされる高い学歴を追い求めることは、国民から反感を招いてしまうことになるのではないか。


国民が悠仁さまに願っているのは、在学中に、若いうちにしかできない経験をしていただくことなのではないだろうか。のびのびと充実した青春を謳歌おうかする悠仁さまの笑顔があればじゅうぶんである。


千田 有紀(せんだ・ゆき)
武蔵大学社会学部教授
1968年生まれ。東京大学文学部社会学科卒業。東京外国語大学外国語学部准教授、コロンビア大学の客員研究員などを経て、武蔵大学社会学部教授。専門は現代社会学。家族、ジェンダー、セクシュアリティ、格差、サブカルチャーなど対象は多岐にわたる。著作は『日本型近代家族―どこから来てどこへ行くのか』、『女性学/男性学』、共著に『ジェンダー論をつかむ』など多数。ヤフー個人

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする