ごじゃっぺ日記(旧、看悶日記)

京都生まれのにわか茨城県民による雑多な日記です。内容に一貫性はありませんが、どうかひとつ長~い目で見てください。

指に通した蕎麦ぼうろ・・・ではなく「蕎麦ほうる」

2013-07-14 21:57:15 | JR完全乗車への道
京都の少し古いお宅なら必ずあるもの…
小物入れになっている「蕎麦ボウロ」と「泉屋のクッキー」の空き缶。
そして、麦茶を飲むのに重宝するモロゾフのプリンのガラス製カップ。

蕎麦ボウロは、子供には特にうれしいお菓子ではなかったような…渋すぎて。
そんな私も、昔は名門、でも凋落はなはだしいという歴史だけはすごい京都府立鴨沂高校に進学。
学校近くに丸太町かわみち屋がありました。中年京都人なら結構覚えているCMソング…

指に通したそばぼうろ 上から食べましょ、ふたつみつ、ねっ
おやつはきっとね そばぼうろ
京の 香りの 丸太町
かわみち屋は丸太町 かわみち屋のそばぼうろ

音楽は覚えていても歌詞は不明と思っていたら、HPで公開している御仁がいました…
「指に通したそばぼうろ…おやつはきっとねそばぼうろ」あたりは分かるのですが

さて今回、京都のお土産に久しく買ってみたくなりました。

「蕎麦ぼうろ」ではなく「蕎麦ほうる」

河道屋が二つあること知ったのは、ずっと後のこと。
老舗は総本家河道屋「蕎麦ほうる」。創業以来300年らしいです。
そして戦後創業が、丸太町かわみち屋「蕎麦ぼうろ」。
両社がどういう関係かは不明ですが、よくありがちな非難合戦をやっていないのがいい。
京都駅の売店でも両社並んで販売。全く別会社と注意書きしたうえで「食べ比べを!」なんて書いているのがいいです。

買ってきたのは、歴史のある方、総本家河道屋の蕎麦ほうる。

記憶にある食感よりもさくさくと軽い!
ということは、子供のころ覚えているのはCMソングでおなじみの丸太町かわみち屋だったのかもしれません。