マンゴ―の摘み取りの風景
今日の朝は家の道路側に面した塀の外側に沿って植えたある植え木を剪定して、塀の上の鉄柵に絡み合ったツタを
ハサミやナイフを使って取り除いた、日光が射しだすと気温がグンと上がり汗がで出すので仕事は終わりである。
家に帰って一休みしていると彼女の携帯の電話が鳴りだす、裏庭で洗濯している彼女に渡すと、
マンゴーの仲買人を地元ではメーカーと呼ぶのであるが、メーカがマンゴを探しているからそちらに行かすと、
義兄から連絡が有ったらしい。
又今日は義弟がトラックターを使って、田圃を4カ所の養殖池を作る為に、地面を掘り下げて養殖池に替える工事を
していると言う事だから、洗濯物は大きなタライに浸けたままで、急いでバイクに乗り義父の家近くの工事現場に向かう。
マンゴ―メーカは義父の家に来て一緒にマンゴ―果樹園に案内する手筈に成って居る様だ。
田圃を掘るのに土地が固いから、養殖池からホースで水を引いてローが流している、彼女も手伝っているが
私や義父は義弟の赤ん坊を子守りしながら見ていると、暫らくしてメーカを乗せた車が義父の家に入って来る。
メーカの車でこれからマンゴの状態を見に行く事にする、彼女の運転するバイクが先導して連れて行く。
今日はマンゴ―の値段が高く品薄で有ると言う、メーカとマンゴ―の状態を見て値段を決めるのだが、
メーカはkg27バーツ買ってくれるらしい。
メーカと話しあって居た所に、電話で連絡を受けた雇い人を乗せたトラックが到着する。
これからマンゴ―の捥ぎ取りを始めるのかと思っていると、ゴザを敷き昼食にするという、
時計を見ると昼前である、こんな光景を見ているとここはタイと思うのであるし、
焦る事は何も無いのであり、時間に制限される事も少ない。
私は家に帰り食事して又来ようと思うがバイクは私が使い、彼女はローのバイクで養殖場で食べるらしい、
収穫の荷運びはローが運転する、テクテクと呼ぶ車の改造社で選別所の所に運ぶ手筈に成っている。
マンゴの買い取はメーカが摘み取る人を連れて来て摘み取らせて、果樹園内で大きさや綺麗さ等に分別作業をして
1箱に決まったキロ数を収めて、どの等級が何箱有ったか最後に計算して現金で支払うのであるが、
選別所には必ず果樹園の人間が一人誤魔化されない様に付いているのである。
今日出荷した種類は私達が良く目にする黄色くなるマンゴ―では無く、緑色の種類で黄色くなる事はな無く、
酸っぱい味がして、ベェとナム等にも出荷されていると言う。
私の仕事は何もなく捥ぎ取りの仕事を見ていたが暑い、木の木陰に隠れても風が無く暑いので
バイクに乗り一人早く家に帰ると彼女に告げて帰ったのである。
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