タイに恋した男の物語

マンゴとカエルと共に暮らすのヒマ トックが日本に住所を移し
タイでの出来事などを思いのままに書いて行きます

 目潰し

2015年03月20日 05時00分00秒 | 旅行
  
  彼女の好きなヤムフーセンのシーフード

 昼前に銀行から帰って来た彼女だが、えらく長く時間が掛かったと思ったが、案の定金持ちのファランの妻が


 幹線道路沿いにこの度店を出したと言う事である。


 店と言っても屋台で、古い小さい倉庫の様な家の前で有るが、場所としては街の中心地の一画である。


 その店で売っているお好み焼きのような、野菜たっぷりで小麦粉を練って鉄板で焼いた様な物である。


 売っているのはそれだけが、直ぐに売り切れる位人気と言っている。


 2人で食べて見ると美味しくない、だが彼女は野菜がたっぷり入って体に良いと言う。


 こんな物が売れるのか不思議である。


 そこに金持ちのファランが来て、唯座っていて嫁にあれこれと指図して動かなく、


 忙しい嫁は金持ちのファランの言う通りに動いていたので、私なら絶対結婚しないと息巻いていた。


 その後車でその場所を通って見ると、嫁の取り巻き連中の女性と喋っていたが、


 嫁が退屈で遊び半分で店を出しているらしい。


 夕方に蓮を買っていたので彼女も好きな金平を作ろうと思い、調味料を合わせて今回はピリ辛にしょうと、


 冷蔵庫に有る豆板醤を少し入れようと思ったので蓋を開けると、赤い豆板醤の中身が灰色に変色してる。


 3~4年前の品物なのでしょうが無いと諦めて捨てるが、乾燥の唐辛子が無いので


 庭の隅に植えて有る、青い唐辛子を利用する事にした。


 彼女が1つでは辛くないと言うので、手で取り小さく千切って調味料に入れる。


 料理は無事に出来て蓮のきんぴらが出来たが、その後手適当に手を洗って目の辺りを拭いたらしい。


 少しだけでど目が痛いので水道の水で目を洗うと、目が開けられ無く痛み出した両眼で有る。


 目を閉じたままでは歩く事も出来ない、目からは涙が幾度となくこぼれ落ちる、


 壁を伝い歩きしながらベットまで行きそこに横になる。


 暫らくして少しづつだが、痛みが和らいできたので、目を開けて見ると涙が出るが少しづつ開けられる様になる


 これほど唐辛子が目に入ると痛くなるとは思わなかった、忍者が目潰しに使ったはずである。


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コメント (8)
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