10月25日(日)7/17℃
老後の貯え
一昔前、お茶の間を笑わせた103歳かの元気な老姉妹がいた。 きんさん・ぎんさんだ。
その軽妙でウィットに富んだ会話は実に面白く、103歳を超えてテレビに何度も出演し 本まで出版された。
ある時司会者が「有名になり沢山の出演料などはどう使われるんですか?」 と聞いた。 2人とも真面目な顔をして「そりゃ老後のために貯金するさ・・」とあたりまえの顔をしていて笑った。
103歳の老後の貯えとは?
仕事で何度もデンマークを訪れ、コペンハーゲンで現地駐在員との会話に国民性を知った。
「デンマークでは老後の為の貯金なんて誰も考えない なぜなら老後ほど豊かな生活が望めるから」と 「そのために若い元気なうちは収入の半分近くが税金等に持っていかれて貯金もできないが、その税金のおかげで老後は一切のお金が要らないし、死ぬまで無料で豊かな施設で過ごせて福祉政策が充実しているから」と。
老後の為に貯え、蓄えねば・・ と当たり前に思っていたことが、国民性の思考の習慣なのだと知った時はなるほどと納得した。
頑爺は正に今 その「老後」の真っ最中だが、貯えはなくても、この日本で幸せに心豊かに老後を過ごせてよかった・・ と心底思い、感謝して過ごす毎日だ。
我が人生に乾杯! と一人赤ワインのグラスを持ち上げた途端に床にこぼして後が大変・・ トホホ!
・我が老後貯えなくも良き人生
・国民性蓄えること備えあり
・乾杯のワイン挙げれば床こぼし
・我が人生心豊かに感謝なり 頑爺
久しぶりに南公園を散策 穏やかに寛ぐ人々がいて嬉しい
公園のハトと遊ぶ少女