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八十路の青春賦 人生の黄金期を自分らしく あるがままに生きる幸喜幸齢者 感謝と幸せの生きがい日記 頑爺/肇&K

文校の初ゼミ

2021年04月20日 | 春・喜寿の青春賦 日記!
4月20日(火) 10/24℃
文校の初ゼミ

 4月から何も知らずに入校させてもらった文学学校の初めてのゼミに参加した。
 高名で有名作家を多く輩出してきたというこの学校を知れば知るほど尻込みするが、所詮は老楽の爺のボケ防止の事だし 教室のチリ・ホコリぐらいでいいかと開き直った。 
  
 昼夜いろんなクラスがあるようだが選んだクラスは15名ほど。 自分以外は全員継続のベテランとか。
そんな中に今まで文学とは無縁の爺が入っていいものかな?

 先ず自己紹介をして下さいとのことで立ったが、声が裏がえった。 久しぶりの緊張感にトイレが早く困った ヤダねー

 次いで各自の紹介を受けるが、自分が最高齢だと思っていたら元気な80歳の爺さんがいて一安心。 だが口はかなり達者な論客のようで、こりゃ逆にストレスか?

 この学校の特徴は基本の講義は別に少しあるようだが、主に合評ゼミだという。 つまり各自持ち寄った自分の作品コピーを全員に配り、それを読み上げ、全員で評価し指摘して議論するようだ。 先生は少しのアドバイスのみで教えず解答もない。 受け身ではダメで自らの学びが必須だと知った。

 今日の最初の作品発表は若い作家志望者。 みんなどう評価するのかなと聞いていたら、何とはっきり言ってボロカスの批評ばかり。 青年は予想外に厳しい細かい指摘と評価に頭を抱えていた。

 先生から 今の詩文をどう思いますか と聞かれたが、サッパリ何のことだか理解不能です と正直に応えたら、読者が分からないような詩文はよくありませんねとのアドバイスだった。
 
 だがそうやって自己満足でなく、読者の評価や率直な意見を具体的に得ることによって自分を磨き成長していくことが目的で、芥川賞や直木賞をとったこの学校出身作家もそうやって自分を磨いたそうだ。

 最後に初めて自分の稚拙な作品を読んだが、先生が一言何か言ってすぐ終わり。 評価する以前の問題だったようだな トホホ!  
まあ教室のチリ・ホコリとは言え、余り教室を汚しては不味いなーと実感。
 とにかく3時間を終えたら汗をかいていたが、大半が冷汗のようだ。 

 毎週 発表する自作と取り組むのが怖くなるが、いつもは終わってからみんなで近くの居酒屋などに集まり、打って変わって自由な文学談義が始まり、その中でまた学ぶことが多いとの事だが、今はコロナ禍もあり自粛するとの事で早々に帰宅した 疲れた! 

 こりゃ頭の体操、ボケ防止になどと呑気なことは言っておれず、ましてケセラセラでは終われない。 
早速来週の作品を考えたが全く浮かばず、場違いな世界に入ったようだ。
ホント大丈夫かな? トホホ!

・文学の顔かと問われ隅ホコリ
・合評に戦々恐々容赦なし
・合評にケセラセラでは終われない
・終えたなら居酒屋ありと面白い

帰路 黄昏の千里南公園から

夕暮れのパークレストラン前 八重桜がきれいだ



コメント (1)
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