＠六本木 「冷やし坦々麺」

熱いのが苦手だからさ


そんな理由で
ラーメンに
水を入れる先輩がいました


ウソだろと
思うむきもありましょうが


340y短めのミドルホール
グリーンの奥の林でOBという
ウソみたいな先輩でしたので
ウソではないと思います


まあ
よくご一緒したのは
佐野藤岡方面


球技のその後に
有名どころのラーメン屋



ご主人が
丹念に青竹で打った
歯ざわりの良い
平打ち縮れ麺


煮干と鶏の香り
優雅に漂う
澄み切った醤油スープ


お待たせしましたー


ご主人の意思が
従業員の皆さんにも伝わっているのか


オネーサン
できるかぎり迅速に
熱々のうちに
伸びないうちに
手際よく丼を並べていきます


どうぞどうぞ
お先にどうぞ


伸びないうちにどうぞ


じゃあ
おさきー


ジャッバー！！





ちょ (゜д゜lll) っ！！


オネーサンの見ている前で
氷とともに
たんねんにコップの水
一杯まるまる注ぎいれる先輩


軽く決壊寸前の丼を目に
立ち尽くす
オネーサン



だって
熱いの苦手なんだもーん



だったら
ラーメンやめれーー！！



全米も号泣して
嗚咽を漏らしたのでした




先輩
今も元気に
猫舌ですか？






そんな僕は
超激耐熱舌




フーフーするのは
見るのも嫌なぐらいですので




冷やし坦々麺
もちろん
ヒーヒー言いながら


たんねんにコップの水
一杯まるまる注ぎ入れました





だって
濃すぎるんだもーん


一杯で
ゴマ五万粒の
セサミンだか
カロリーだか




コップ
二杯目にも手を出して

ようやく一杯
切り抜けました




でも
ママー


先輩だけ
超激犯罪に見えるのは


なんでかなー