古宮＠東麻布 「タンメン」

人々は言った

愛想が死ぬほど悪い　と


六本木界隈を
もう15年ものたくっていながら
おそらく未だ立ち入ったことのない

東麻布という密林の奥の
秘境中の秘境にあって




ポッと浮かぶ
予想しなかったラグジュアリー




芸能人の色紙も
それなりに並べられているのは

実は
そのシチュエーションや
そのガワだけでなく




抑えながらにいて
それなりに品が香るものが
出てくるからであると


しかし
重ね重ね人は言う

愛想が死んでいるから
もう死んでも行かない　と




ドン！！って (゜д゜lll) 置くかなー！！

ホントに投げるように
ドン！！って置いてくのねw

このラグジュアリーにそぐわない
放るような接客

逆にホレボレしちゃうぐらい


っつーか




洗面器 (゜д゜lll) じゃんか！！

型は違えど
コレまたSMKTM




なのに繊細




そして流麗


分かったこの店

このツンデレギャップを楽しむべき
まさに芸能的フレーバー
「変わった人種」
のための店なのかも




スゲェ量の野菜に
スゲェ量のスープ

この秘境において
コレでやっていけるのか


って
ココしかないから
思いっきりやっていけてるご様子


ああ
アツアツにテンコ盛り

コショウで味変
ラー油で味変させながら
タンメン食うのに20分かかってまうわ




って
ラー油入れた瞬間




美味いじゃ (゜д゜lll) ないっスカ！！

ナニコレ
「辣」というより
「麻」バクハツラー油

タンメンが
ビュン！！と音を立てて
最後の伸びを見せる


いやー
ぶっちゃけこの店

愛想関係ないわ


おねいさん
今度は担々麺食べに来るから

また
ドン！！って置いて下さいね
ドン！！って

丸優ラーメン＠大分県大分市 「ラーメン」

上からか
下からか

そういう空気を察知することに関しては
アンテナをフルおっきさせて
生きていると思っている




下から来るというのは
柔らかく受け止める様が望ましく

上から来るのであれば
自信をもって安心させる様が望ましく


もっと下から来ちゃうと
構えてしまって
一歩引いたりするけれど




もっと上から来ちゃうと
ラーメンよりも
オヤジの在り方しか見なくなり
美味しいかどうかなんて
二の次になってしまったり




まあ
お昼3時間営業ってのは
山田しかり
めときしかり

逆に強烈な
ヒキになっているこの業界




下から来る申し訳なさを
もっと下から支えなければならない
客側の優しさが溢れていたりするのが世の常なのに




地中にたまったマグマが
別府のなんちゃら地獄にガス抜きされるように

心根みたいなものは
随所に表れてしまうのも世の常であり


自信のスギるありさまみたいなのは
接客業において
百害あって一利なく


替玉はやらない

レンゲも1箇所に取りに行け




ちょっと
いきなり
邪魔にさえ映るゴマあたり




この辺のアイテムを
食う前から
食っている途中に
わざわざ取りに行かなければならないあたり


丸見えの厨房からは
客側の一礼さえ見ていないあたり




急に180度ひっくり返って
3時間がかもし出す
超激真逆の空気


鬼太郎の髪の毛の様に
今日もアンテナはフルおっき


オヤジさん
アンタそうとう
上からなんだね




まるで優しくないと

そういうことに
なってまうよ