まるぞう備忘録

無題のドキュメント

多重層。タムルード(ラビの権威)。

2013-10-26 12:29:37 | 多重層

タルムードとは旧約聖書とともに、

ユダヤ教の聖典といわれています。

モーゼが神から伝えらた内容のうち、

口伝として語り伝えらたものと、

それをユダヤ教の神官(ラビ)が解説したもの

そして当時の生活の規範や知恵をまとめたものです。

6世紀ごろにバビロニアタムルードとして

編纂された内容が現在一般的にタルムードとして

私たちが知っているものです。



モーゼが活躍したのは紀元前13世紀ですから、

約1900年かかって口伝がまとめられたわけです。

ですからタムルードとは、モーゼのメッセージが

根底にあったかもしれませんが、

それと同時にユダヤ教のラビの権威の言葉や

ユダヤ人の生き抜くための知恵の集大成であります。

ですからその内容も玉石混交であります。

----------
全人類は、たった一つの先祖しか持っていない。だから、どの人間がどの人間よりもすぐれている、ということはない

隣人とつねに平和を求めよ。隣人を楽しい席に招け。どの国から来た者も、豊かな者も貧しい者も、同じく裸で生まれた。そして最後には同じく土に眠るのである
----------

という神の言葉も残っておりますが、

----------
神はユダヤ人にすべての方法を用い、詐欺、強力、高利貸、窃盗によってキリスト教徒の財産を奪取することを命ずる。

汝らは人類であるが、世界の他の国民は人類にあらずして獣類である。

ゴイ(他民族=豚)に金を貸す時は必ず高利を以てすべし。

他民族の有する所有物はすべてユダヤ民族に属すべきものである。ゆえになんらの遠慮なくこれをユダヤ民族の手に収むること差し支えなし。
----------

このような悪魔の言葉もあります。

なぜ金融先物取引というシステムが、

使い切れない富を世界中から収奪しても、

更に更に富を掻きこもうとしているのか、

その原動力はこのタムルードにあると言ってよいでしょう。



----------
「タルムードはユダヤ教徒の聖典である。」という解説が今まで日本では多くなされてきているが、実際のところタルムードの権威はラビ(教師)の権威のことでもある。そのため、後世におけるラビの権威を認めない立場からはタルムードの権威を認めないことになり、タルムードの権威を認めないユダヤ教の宗派も少なからず存在する。
(Wikipedia「タルムード」より)
----------


キリストはこのタルムード(ラビの権威)を否定していました。

マタイ伝の15章に記載されています。



ある時ラビがキリストの元にやってきました。

とにかくユダヤ教の権威を否定するキリストを

やっつけてやりたいという意図だったのでしょう。



なぜあなたの弟子は食事の時に、

古来の人たちが決めた作法通りに手を洗わないのか?



とにかく当時のユダヤ教は、

戒律で民衆をがんじがらめに縛って、

権威を保つ宗教でありました。

今もあまり変わりないかもしれませんね。



キリストはラビたちに言いました。

あなたたちは古来の人たちの言葉が大切とおっしゃる。

しかしなぜそれならば、その元となる、

神の言葉を大切になさらないのですか?

神はこうおっしゃいました。

父母への親孝行こそが最も大切である。

父母をののしることは神を殺すことである。と。

しかしあなたたちは、

民衆にこう言っているではないですか。

父母に捧げるものはがあるのなら、

それは父母ではなく教会やラビ僧に捧げよ。と。

父母より教会やラビ僧を大切に敬え。と。



神はあなたたちのことを何とか呼ぶかご存知ですか?

「偽善者」というのですよ。

かつて預言者イザヤがこのことを述べています。

この者は口先だけでは「神を敬っています」と言いますが

心は神から最も遠く離れているのです。

人間が作った戒律を崇めさせて、

神様を敬っていると教えるのです。



つづく




ps
昨日のリマインダーは日付が間違えました。

正しくは昨日10月25日です。

おかげさまで地震が小難でおさまりましたね。


おひさま、ありがとうございます。