須玉日記

母と子、たまに父による写真日記。

風たちぬ 2

2012-05-31 11:29:25 | 自然風景
2012年5月31日 <母>

幹線道路脇の斜面に広がるチガヤの群生。






ハルジオンとチガヤ。
奥の斜めに走る灰色の帯がチガヤ。






アカツメクサとチガヤ。






今年は特にチガヤの群生が多くなった気がします。
多くは他の植物に混ざっていますが、植えたかのように
全くチガヤだけの場所もありました。

上に逃げる?アカツメクサ。



コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

風たちぬ

2012-05-30 18:04:58 | 自然風景
2012年5月30日 <母>

今どき空き地ってあまり見かけませんね。
空き地の意味を調べたら、特に使用目的が決まってなくて、
一般人が自由に使えるようになっている土地、となっていました。

そう言う意味ではここは空き地ではありませんが、チガヤに惹かれて
行ってみると、広々としてとても気持の良い場所でした。

ちょっと高台、風が無い時はこんな感じです。






一陣の風がおこり、チガヤが白く光って風の通り道が見えます。






こちらに向かって来た風が渦巻きます。






風は向きを変えて・・・






怒涛のような風に翻弄されるチガヤです。








コメント (2)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

アオスジアゲハの飛翔

2012-05-29 06:08:19 | 動物・昆虫・鳥
2012年5月29日 <父>

少し前の時期になりますが、昼休みウォッチングの際にアオスジアゲハの
飛翔を偶然とらえることができました。

とはいっても、28mm広角のみのGRなので小さくしか写せませんでしたが…
実際に見る姿はこんなもんだと思ってご覧下さい。

<父>のすぐ近くに突然2頭やってきて、なにやら争っている様子。
背景の花はシャリンバイ(車輪梅)。





さらに、近くにやってきました。飛んでいる姿をこんな近くで見るのは初めて。





だんだんと上に向います。やはり求愛飛行ではなく、テリトリーを争っている
のでしょうか。





ついに、ものすごい速さで上空高くに飛び去って行きました。
この間1~2分ほどでした。


 2012年5月11日 東京・世田谷区にて(リコーGRデジタル3)

アオスジアゲハの幼虫はクスノキの葉を食べます。もともと、南方のチョウだった
のが、クスノキの植栽の北上と共に、都会の公園やマンションでも普通に見られる
ようになりました。



コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

里山散策

2012-05-28 15:47:53 | 自然風景
2012年5月28日 <母>

間もなく里山は深い緑に覆われる、その前に名残りの
新緑を堪能しに里山を歩いてみました。

山道を歩き芳香にふと見上げるとホウの花。
高い所にあるので持っていたレンズでは
届かずトリミングしました。






その足元には小さな草花が私も咲いているのよ、と。






その花を撮っていたら農作業のおじさんが、もっと良い花が
あるよ、と場所を教えてくれたフタリシズカ。






タンポポの綿毛も間もなく旅立ちでしょうか。






その優しい表情をアップで。





コメント (2)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

金環日食-鏡ピンホール法

2012-05-27 10:57:57 | 太陽・月・星
2012年5月27日 <父>

金環日食を安全に観察する方法の最終回です。

日食があれば、世界中に出かける日食仲間のOGさんから
教わったのが「鏡ピンホール」による観察方法です。木漏れ日と同様に
大きな太陽像を結ばせることができます。

手鏡に1センチサイズの大きさの穴をあけたマスクをはりつけます。
遠くに像をつくるので、マスクの形は丸くなくても大丈夫。
今回は、□と☆の形の2枚の手鏡で観察です。TNさんに協力して
頂きました。





5メートルほど離れたHNさん宅の壁に反射させると、なんと!欠けた太陽が
くっきりと現われました。右の方がクリアーな像ですね。これはマスクの形では
なく、手鏡の鏡の厚みと関係がありそうです。


 5月21日7時28分

手鏡はガラスが薄いタイプを選ぶのが良さそうです。ガラスを使わずにプラスチック
表面に直接加工した鏡も良いかもしれません。

金環が終り、ゆとりが出来たので指を使ったピンホール投影法をTKさんに試して
もらいました。この時は2つしか出来ませんでしたが、練習すれば10個以上つくる
ことも可能です。





最後に、最も一般的な観察法の紹介です。これは、星ナビ6月号に付属していたA5判の
日食観察プレートで観察している様子です。10万分の1に減光しているので、太陽が月の
ようにみえます。


 5月21日7時58分

日食グラスと違い、このプレートは少し目から離し、周りの景色と一緒に観察できるため、
臨場感が味わえます。顔が熱くならないのも良いですね。


もう日食が終了に近づいたころ、東の空に急に雲が湧いて来ました。早朝の日食で
本当に良かったと胸をなでおろしました。


 2012年5月21日8時34分 北杜市須玉町にて(リコーGRデジタル3)

次回は、これまでの観察方法をまとめた総集編をお送りします。お楽しみに。


コメント (2)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

チリ旅行記 その7 ~バルパライソ散策~

2012-05-26 09:12:22 | 
2012年5月26日 <子>

時間にして6時間ほどのバルパライソ滞在でしたが、街並みを撮影
し倒したのでもう何枚か紹介します!

坂道の多いバルパライソはアセンソールという急坂を登るための短い
ケーブルカーのようなものがたくさんあります。

その中でも比較的有名な「アセンソール コンセプシオン」を使って
丘を登った後の風景。



周辺をプラプラ散策。
汚れてもいい味出してます。



黄色と青の組み合わせに惹かれがち。
教会の影がうつってます。



こちらも黄色と青。



最後は謎のひげおじさん。




バルパライソシリーズこれにて終わり、いよいよ旅は終りに近づいて来ました。

実は出し惜しんでんでいた砂漠で撮影した星の写真を最後にUPしようと
思いますのでお楽しみに!

コメント (4)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

金環日食-ソーラースコープ

2012-05-25 06:07:35 | 太陽・月・星
2012年5月25日 <父>

今回の金環日食のために、新たに観察機材に加わったのがソーラースコープです。
金環日食1か月前の4月21日に紹介した機材です。

観察中のソーラースコープです。金環日食は高度35度前後でちょうど見やすい
角度です。





金環日食前後の拡大像を一挙に4枚ご紹介します。
5月21日7時31分 もうすぐ金環です。





7時32分 ワーッ!環がつながります。ベイリービーズがなんとか写りました。





7時34分 金環になりました。





7時40分 金環終了。実際に見ているのとは逆で、右上が欠けています。





8時12分 ソーラースコープで観察している様子です。一般的な太陽投影板と違い、
実際に見ている方向に太陽像を結ぶので臨場感があります。





8時58分 もうすぐ日食終了。太陽面の3つの黒点がわかりますか。



25年前の1987年9月23日沖縄金環日食の時は、天体望遠鏡による撮影に夢中で
金環日食を体感するゆとりがあまりありませんでした。

今回の金環日食に向けて、小学校ゲストティーチャーや高校天文気象部同窓会等で日食の
楽しさを説明する機会がありました。皆さんに説明したことを実際に体験することができて
大満足です。須玉のご近所の方々といっしょに観察できたのも楽しかったですね。

他にも安全な金環日食観察法を試しましたので、次回ご紹介します。

コメント (4)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

金環日食-太陽投影板

2012-05-24 06:02:16 | 太陽・月・星
2012年5月24日 <父>

最も安全にみんなで同時に観察できる日食観察法です。

<父>は自作の太陽投影装置で今回の金環日食に臨みました。
まずは投影像を連続して3枚ご紹介します。

5月21日7時25分 太陽が細くなってきました。





7時31分 金環直前です。





7時34分 金環になりました!





7時42分 こんなミニ太陽投影装置で投影板に太陽を映しています。





7時57分 もうすぐ日食も終了。ミニ太陽投影装置の全体像です。




この装置は天体望遠鏡部分にペンタックスの7×20単眼鏡を利用しています。
太陽投影像は3センチほどですが本当に良く見えます。

2009年の北硫黄島沖の洋上で見た皆既日食の際も、部分日食観察に活躍しました。
この時は、ゆっくりと太陽像が左右に動き、投影板の中心に入れるのに苦労しました。


コメント (2)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

金環日食-老眼鏡投影像

2012-05-23 06:00:53 | 太陽・月・星
2012年5月23日 <父>

木漏れ日やピンホールでは投影像をくっきりと表現できません。
そこで、考えられたのが老眼鏡を利用した方法です。
日食撮影の師匠SOさんから教えて頂きました。

老眼鏡投影像の前に、まずはピンホール像から。
お気に入りの日食ピンホールカードを使用しています。
欠けた太陽が投影されていますが、像は小さくて暗いですね。


5月21日7時20分



ここからが老眼鏡による投影像。ずいぶん細くなった太陽がはっきりと
写っています。手の影などはボーッとしてます。


7時21分



老眼鏡のレンズで投影している様子です。ご近所の方に協力して頂きました。
レンズと投影板の距離は1メートル。


7時21分



太陽像はずいぶん細くなり、周辺は光が弱まってきました。


7時31分



金環日食になりました!大忙しで様々な撮影をしていたため、リングはこの1枚
だけが撮れました。急遽、開催したご近所観察会の協力のおかげです。
後方にも環が写っていますが、これは次回ご紹介します。


7時35分



老眼鏡は+1.00(焦点距離1メートル)を使用しています。投影板から
1メートルの位置にレンズを置くと、くっきりとした約1センチの太陽像が
出来ます。100円ショップで購入したので1つ50円です。
ボール紙に1センチの穴を開けてテープでとりつけています。この様にレンズを
絞ると眩しくない太陽像になります。


2012年5月21日7時49分 北杜市須玉町にて(リコーGRデジタル3)


コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

金環日食-木漏れ日

2012-05-22 06:08:06 | 太陽・月・星
2012年5月22日 <父>

きのうの金環日食は、自宅近くの稲城市内で見ようと思ったのですが、
天気予報が芳しくないため、急遽、須玉まで行くことにしました。
須玉でもダメなら、富士見のSZさん宅まで移動することも考えて
いましたが、夜明け前から、須玉の空が急に晴れて来ました。
25年前の沖縄金環日食と同様、天気が良い方に外れたようです。

日食の様子を安全に観察する方法を何回かに分けてご紹介します。
今回は木漏れ日編です。

須玉のHNさんの物置にHRさんの桜の木が影を落としていました。
7時13分 三日月形の木漏れ日がたくさん重なっています。





7時17分 ノーラも日食観察にやって来ました。
「ずいぶん欠けてきたニャア」





7時25分 金環日食が近づきました。すごく細い木漏れ日です。





7時33分 金環中の木漏れ日です。よく見るとたくさんの環が見えます。





7時37分 金環日食終了。1枚目と木漏れ日の向きが反対になっています。


 2012年5月21日 北杜市須玉町にて(リコーGRデジタル3)

木漏れ日はピンホールの原理で、太陽のかたちを投影しています。ふだん何気なく
見ている木漏れ日が丸いのは、太陽が丸い形をしているからです。
10メートル先の木の木漏れ日は約10センチ。5メートル先だと約5センチの
大きさになります。









コメント (4)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする