Saitolab 「なにもせんほうがええ」

婚しては妻に従い ボケては猫に従う

チーズグレイター

2008年03月22日 | 修理・工作・技術
今回のイタリア出張の最終日、ミラノ発のJAL418便は夜のフライトなので時間調整に国境を越えてスイスの市場調査に連れて行ってもらった。そして調査ロケの隣が巨大アウトレットモール。高級ブランド店は用事がなくて雑貨屋をのぞくとチーズグレイターが安売りしていた。お値段CHF1500(スイスフラン)、日本円でも1500円程度。日本で買うと5000円はしてしまう。イタリア出張の度にお土産は現地スーパーでパルミジャーノのランプを買って帰るのだが、小さなおろし金しか無かったのだ。左手でチーズの小片を押さえ込みながら、右手でハンドルを廻せば円筒形のおろし金がチーズを摩り下ろす寸法だ。で、早速カルボナーラの夕食を作ってもらう。チーズおろしはワシの仕事となる。パルミジャーノを小片に切り出しグレイターにセットしハンドルを廻す。ホロホロとサイドの穴からおろしチーズが出てくる。しかしイメージしていたよりチーズは固く骨の折れる作業となる。途中チーズ片を何度もセットし直し、おろし金との当たりを変えて削り効率を上げねばならない。約300gほどのチーズをおろすだけなのにかなり往生した。しかし苦労の甲斐あって香りの良いおろしチーズの小山が築かれる。これを卵黄と混ぜてソースを作る。茹でた麺に絡め、オリーブオイルで炒めたベーコンを加え粗挽き黒胡椒で味を調える。仕上げのハーブだけは本場イタリアには敵わない。まあ、こんなもんでしょう。
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