Saitolab 「なにもせんほうがええ」

婚しては妻に従い ボケては猫に従う

smc PENTAX-F ZOOM 1:3.5-4.5 35-70mm

2021年07月14日 | 写真、カメラ
解像しながらも優しい描写


昼休みにリサイクルショップをひやかす。先日、店で中古カメラ買取イベントをやったので三流フィルムカメラの故障品が山積み。漁る気もおきず眺めるだけ。レンズも40-50年前のカビレンズが多い。そんななか一本のレンズに目が留まる。smc PENTAX-F ZOOM 1:3.5-4.5 35-70mm。PENTAX SFX、AF創成期の暗い標準ズーム。発売当時はプラスチックな安物臭いデザインが嫌いだった。40年を経てようやく許せるようになった。光学系を確認すると傷や曇りカビはなくクリアー。絞り羽に粘りなし。外観も並品程度。ズームがマクロ域から動かないのでジャンクかと思うも単にプライスシールが貼られていてズーミングが固定されていることに気づく。500円と捨て値なので暇つぶしに救出。自宅に持ち帰り各部点検するも故障個所なし。クリーニングしてカメラに装着すれば「A」ポジションの通信も正常。コンパクトなレンズなので大きさは単焦点標準レンズサイズ。焦点距離はAPS-Cボディーでは52-105mmの中望遠ズームといったところか。試写してみるとこれかなかなかに素敵。周辺部まで破綻はなく、f8-11まで絞り込めば文句なし。解像度はありながらも柔らかい描写は好み。ポタリングに18-50mm 1:2.8は大きすぎて持て余していた。このレンズなら邪魔にならない。K-5やK-01で使ってみることにする。


40mm用パンケーキフードでけられ無く



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