我想一個人映画美的blog

新作映画レビュー&温泉&ゴシップ+コスメ+旅行記&日記。
blog開設から18年!ありがとうございます✨

13/ザメッティ /13 Tzameti

2007-04-08 16:48:08 | 劇場&試写★4 以下


これから観る人には、期待しないで観ることをオススメします、、、、

"サンダンス熱狂!!"とか、
"『ファイトクラブ』が子供だましに見えてくる!"
とか
(誰だ、そんなこと言ったの <Uncut誌>)

はっきりいって、持ち上げすぎじゃない??

張り切って初日初回に観てきちゃった、今回ちょこっとネタバレでいきます!!

ストーリーは想像した通り、意外性もなくラストまで そのまま、でしたー。。。。
意外なオチや展開があればいいってもんじゃないにしても、
こんなに思ってた通りだと何だかなー。
全編に渡ってモノクロで、雰囲気はクラッシック映画の
何が起きるかわからない恐怖感をちょっと煽る。。。


が見せ方がいまひとつうまくない。
この間のポールバーホーベン監督の『ブラック・ブック』みたいに、
何か起こるゾ、、、、!っていう興味の引きが足りない。
そんなワクワク感でひっぱる以前に、ほとんど何も劇的な変化がなく淡々と暗く話は進む。
ヘンなじいさんがヨロヨロ歩いてて、何?何?って思ったら
ヤクやりすぎでお風呂で死んじゃって、、、、、、
展開がゆるい。。。。

見せ場は
13人の、拳銃による集団ロシアンルーレット大会
ここまでくるのに長いっ!



大好きなコメディ映画『ラットレース』では、ヒマとお金を持て余した金持ち連中が
くだらなーい人間レースを餌に大金を賭けてたけど、
この映画では 
人間の命を簡単に賭け事に使う!



一丁の拳銃と弾を1つ与えられる。それぞれの数字をつけた13人が輪になり
弾倉をまわす。電球がつくのを合図に。。。。ズドン!!


もちろん1回につき、運のなかった何人かが即死。のまさに生死をかけた生き残りゲーム!
それこそが、最高に恐ろしいしこの映画のキモ。
"自らの死"か、"自分が殺人を犯す"か。二重の恐怖!!

もちろんやってることは衝撃的で非情で恐ろしい。。。
でもそれだけなんだよね、結局。アイディア勝負の作品。
2回戦、3回戦へと人数が減っていきその度に弾数をひとつ増やすので
当然死の確率は増す。それをプレイヤーと呼ばれるお金をかけた人間が喜んでみている、
というなんとも奇妙な光景が恐ろしい。
たった一人の勝者には賞金85万ユーロ!(1億3千万)命を賭けてなら安すぎ?



主演は監督の弟。で自分も兄としてちょこっと出演。
来年にはこの監督のセルフリメイクでハリウッドリメイクなんて、またほんとにハリウッド、
ネタが切れ過ぎ!!
ディカプリオやトビーマグワイア、ヒースレジャーの主演が検討されてるらしい、、、。

どうせやるならその時は、それ以外の過程ももっと面白くみせてね!


4/10
あまりにもそのまんますぎでした。。。。
『ファイトクラブ』の方が断然面白いって!
楽しみにしてた1本だったのでよけいにちょっとがっかり。
ルーレットシーンは手に汗握るってほどじゃ全然ないが
そこそこ面白く見れたけど
前売り券の1500円の価値はハッキリ言ってないなー。



グルジア移民の22歳の青年セバスチャン。
ある日彼は、仕事先の家主が大金を手にする方法があると吹聴しているのを耳にする。
もうじき連絡の手紙が届くというのだ。
しかしその男は不運にも急死してしまい、彼宛の手紙をセバスチャンが横取りする。
封筒の中には、パリ行きのチケット。
意を決してパリへと向かったセバスチャンは暗い森の奥に佇む不気味な屋敷へと辿り着く。
しかしそこには、思いも寄らぬ運命が待ち受けていた。なんと彼は、13人のプレイヤーが一斉に引き金を引く集団ロシアン・ルーレットに参加させられてしまったのだ。




 公式サイト
13 Tzameti  2005年 フランス  93min  
シネセゾン渋谷ほかにて、公開中~※R-15指定

ザメッティ<THAMETI>とはグルジア語で13という意味。
その13は、ラッキーナンバーなのか?それとも、、、、、??

ちなみに、13と書かれた服もしくは、
13番のゼッケンをガムテープでTシャツにはって入場した人は1000円で観られるそう。
作ってみる??(笑)

2006年 サンダンス映画祭 ワールドシネマコンペティション(ドラマ部門)審査員大賞受賞

2006年 ヨーロッパ映画賞ディスカバリー賞受賞
2006年 トランシルヴァニア国際映画祭 国際批評家連盟賞&撮影賞受賞
2006年 ヴェネチア国際映画祭 最優秀新人監督賞
2005年 トビリシ国際映画祭 最優秀監督賞受賞




実はこの上映前、おトイレで突然女性から声をかけられて、、、、
みたことあるような、、、、?誰??どこかの配給会社の方だったかな?
って数秒頭の中???が渦巻いたんだけど
それは、日々映画レビューをガンガンupされてる「カリスマ映画論」の睦月さんでした

いや、びっくりしたな~  わたしの席の真後ろだったようで。
以前にも『ツォツィ』の試写で、一緒だったみたいで狭い試写室だったのに
お互い気付かなかったというニアミス済み
睦月さん、ヘビを首に巻いたりお写真見た感じボーイッシュ(死語?)なイメージだったんだけど、飾らない雰囲気のかわいい人でした
ブログでおつきあいしてる人に実際会うのって前から知ってるのに初めて会うという
不思議な感覚。テレるけどなんだか嬉しい♪
午後の『バベル』の試写にせっかくお誘いしてくれたのに、仕事だからダメだったの~、残念!
 
『バベル』評判良いみたいで、楽しみ♪


今週から特にTBのお返しが遅れます、ごめんなさい。
皆さまのところへもあそびにいったりコメント残しにいけなくなりそうです
でも、一時的なものなので許してね。いままで通りよろしくお願いします~

いつもありがとう




人気blogランキング←please click


 クリックしてくれると嬉しいな
いつも読んでくれて&応援ありがとう