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ココ・シャネル/ COCO CHANEL

2009-07-25 00:37:10 | 劇場&試写★6以上
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「寝ている時は何を着ているのか」という質問に「シャネルの5番よ」と答えたマリリン・モンロー。
(着る=wearとかけて香水を。裸の意)
そんな世界的大スターにも愛され、今もなおトップに君臨するブランド、シャネル



その創始者である、ココ・シャネル生誕125周年!という事で、
これは今年から来年にかけて公開されるシャネル関連の映画3本のうちの1本目

カメリア、ツイードスーツ、キルティングチェーンバッグ、CCマーク、シャネルNO.5…

ぜーんぶ「シャネル」と聞いてすぐ思い浮かぶもの
シャネルはいつの時代も女性の憧れ
いや、そりゃまるで興味ないひとだっているだろうけど

靴よりもバッグ大好き派のわたしにとって、シャネルは永遠に愛するいちばん大好きなブランド
バッグひとつに20万円以上なんてバカげてる、他の事に使う、という人もいるでしょうが
シャネルのバッグって本当魔法 飽きることなくずーっと持てる、まるで宝物のよう

そんな前置きはいいとして、そんなシャネルloveなわたくしがずーっと公開を待ちわびていた、
デザイナー、ココ・シャネルの人生を描いた映画。
いよいよ来月公開ということで試写にて観て来ましたわ



まずはシャネルという人物について。
〔Coco Chanel/ココ・シャネル〕
本名 Gabrielle Bonheur Chanel (1883年8月19日 - 1971年1月10日)
世界的に有名なフランスの女性ファッションデザイナー。
フランス南西部オーベルニュ地方ソミュールの救済病院で生まれた。 
孤児院や修道院で育つ。
歌手を目指しキャバレーなどで歌っていた当時、
交際していた男性に伴われてパリ郊外の牧場で暮らし、好きで作っていた帽子がにわかに評判になり、帽子専門店「シャネル・モード」を開店する。
それがはじまり。
「ココ」は愛称。


さて本題。
主演は、自身もシャネルの大ファンというシャーリー・マクレーン。


かなりなりきってます!


無名時代の若かりし頃を演じるのはバーボラ・ボブローヴァ。

偶然にも、もう1本でシャネルを演じる、オドレィ・トトゥにも似てる。


そしてもう一人、注目のお方が出てます
出番はそんなにはないけど、シャネルの腹心でビジネスパートナー、良き友人として存在した
マルク・ボウシエには『時計じかけのオレンジ』や最近ではリメイクホラー『ハロウィン』にも出てた
マルコム・マクダウェルが。
現在66歳のおじいちゃん。


監督 クリスチャン・デュケイ。脚本、エンリコ・メディオーリ


1954年、パリ。
ココ・シャネルは、デザイナーとしての成功を収めた後、空白の15年を経て開催された復帰コレクションが不評に終わり落胆する。
そして物語はシャーリー・マクレーン演じる年老いたココから、
孤児からお針子、そしてトップデザイナーになるまでをバーボラ・ボブローヴァ が演じる回想シーンへと移っていく。







いつでも女であることを楽しみ、女であることを忘れなかったココ・シャネルの半生と恋
2つの時代のココ



7/10




2時間超え。やや長いかなって気もしたけどシャネルだからか退屈な部分もなく楽しめちゃいました。
でもシャーリー・マクレーンが主演と思ったら、冒頭と、途中ちょっとと最後だけなのね、
話の中心となっているのはシャネルという名も知れていない貧乏時代の頃。

『プラダを着た悪魔』では、ブランド名が前面に押し出て来ちゃっててタイトル聞いた時はびっくり。
ドラマ、『Sex and the City』みたいに、実在のブランドバッグや靴がバンバン出て来て
ファッションショーのように視覚でも楽しいって感じだったけど、
こちらはもっと落ち着いた内容で、もっともっとロマンスよりだった。
戦争。運命の人との別れ。
ココが生涯で愛した二人の男性との運命がとくにクローズアップされてる。


これが、ココの半生だからこそ興味惹かれるし面白いんだな、
普通のある一人の女性の人生の恋愛話だったら普通のよくあるラブストーリーで片付いたかもしれない。(恋愛の部分は)

でももちろんそれだけではないの、
文字通りの無一文から 帽子を作り始めてそこから二人の男性に出逢い、
自分の店を持ち、そして洋服作りにかけた情熱!
ココがいかにして女性が身につけるものに対してこだわりと、鋭い感性を持っていたか
随所でそれがわかる。
 '71年、87歳で他界したココが残した数々の名言も映画の中でも時折出て来て、
その言葉のひとつひとつは、現代を生きてるわたしたちにもストレートに伝わってくるメッセージ。

残念だったのが、わたしが期待していたバッグ、ほとんど出て来なかったこと。
シャネル公認なのはまた別の映画(オドレイの方かな?)らしく
今作はもしかしたらNGだったのかも。ってくらい、遠くからはチェーンバッグは
映ってたけど、秘かにCCマークは裏にしてバッグ持ってたり、シャネルって遠くからわかる程度。
昔のバッグも沢山観たかったからそこはちょっとがっかり。
シャネルのあのccマークをなにげに決めるシーンがチラリと出て来たけど
そこはあっさり終わった感じ。



映画のために70着用意されたという衣装はお楽しみのひとつ
ビンテージがわんさか出てくるかと思ったらそうでもなかったかな?
ふたりの女優のために再現された衣装たちは、ツイードジャケットやジャージードレスといったシャネルならではの
シンプルかつゴージャスでいて着心地がいいという、当時では革命的なアイテム
シャネルが好きな女性はもちろんのこと、ココシャネルというひとりの女性のラブストーリーとして観ても
恋愛ものが好きな方にはオススメ☆
マイケルマクダウェルファンにももちろんオススメ。
そのかわり、シャネルという人にまるっきり興味のないひとには退屈な2時間になっちゃうかも、、、、?


最後に、シャネルが残した名言をいくつか。
Dress shabbily, they notice the dress, Dress impeccably, they notice the woman.
「下品な服装は服だけが目につき、上品な服装は女を引き立たせる」



In order to be irreplaceable one must always be different.
「かけがえのない人間となるためには、いつも人とは違っていなくちゃダメよ。」



Nature gives you the face you have at 20.
it is up to you to merit the face you have at 50.
「20歳の顔は、自然の贈り物...50歳の顔は、アナタの功績よ!」




公式サイト
COCO CHANEL   2008年   アメリカ=イタリア=フランス    138min
8月8日より、全国ロードショー




そうそう、この日の試写はトークショー付きで、いつもならうんざりしちゃうんだけど
シャネルにちなんだゲストは誰だろう?ってちょっと楽しみだったの、
登場したのは知花くららさん(って私より○○才も若いと知ってびっくり

もちろん綺麗だったけどシャネルイメージしたちょっと濃いめのメイクだったせいか
どこかのBAさんみたいでした
これから観る映画に差し障りのない短いトークで良かった(笑)


昨日観たんだけど今日は早速表参道のシャネル覗いてきちゃった。
秋冬の新作がもう色々と出て来てて、ワクワクしちゃいました
買わなかったけど、バッグとお財布や小物、見てるだけでも幸せ気分
これぞシャネルマジック


さて、もう1本のオドレイ主演の『ココ・アヴァン・シャネル』の方は1ヶ月遅れで9月18日より公開が決定!
デザイナーのカール・ラガーフェルド公認らしいのでこちらも楽しみです


もう1本も紹介した以前の記事はもうすぐ公開☆ CoCo シャネルの映画3本


本も色々出てますので興味ある方はぜひ。


それでは皆さま、楽しい週末をお過ごし下さいませ


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