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しあわせの隠れ場所/ The Blind Side

2010-03-02 12:00:55 | 劇場&試写★6以上

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数日後発表になる本年度アカデミー賞で、作品賞と主演女優賞の2部門にノミネート中の実話

アメリカンフットボールのスター選手マイケル・オアー。
昨期、ボルティモア・レーベンズにドラフト1巡目で指名され入団した
NFLで活躍中の彼の生い立ちを綴ったベストセラーの映画化

ゴールデン・グローブ賞でも最優秀女優賞受賞した、サンドラ・ブロックがやっぱり最高

監督/脚本は、ケヴィン・コスナーと少年の感動作「パーフェクトワールド」の脚本や
「アラモ」で監督/脚本のジョン・リー・ハンコック。
ケヴィン・ベーコンと少年と犬の感動作「マイ・ドッグ・スキップ 」も製作で参加してる。


これまでも、ボケてるけど一途な女性からタフな女性、可愛い女性、逞しい上司
様々なキャラクターを演じてきたサンドラ。
今回は、実在の人物を演じるということで髪をブロンドに染めたけど
まったく違和感なし!

セレブ妻で、性格はキツめで言いたい事は黙ってられない、けど暖かい心を持った母親、リー・アン・テューイを演じた。


サンドラありき。
高飛車で偉そうなんだけど、頼りになって
江戸っ子なサンドラのキャラ、最高!




そんなサンドラと共演のマイケルに抜擢されたのは、
今回メジャー映画デビューを果たした新人のクイントン・アーロン。
45kg以上も減量し、食事と運動の厳しい指導を受けてアメフト選手の体を作ったという。
これでも全然痩せてないけどどんだけ太ってたんだ、、、というつっこみは
おいといて。


実の母親の元を離れ、ホームレス状態になったマイケル・オアーは、
高校2年生の時に裕福な家庭の母親と偶然出会い、養子として迎えられる。
温かな家族の愛に触れ、家族の大切さを知るマイケル。
そしてその家族と共に知らなかった自分の驚くべき才能を開花させていく——。




8/10(77点)

サンドラのキャラでオマケ☆

お涙頂戴的、泣けるヒューマンストーリーではなく、
爽やかで、とても優しい気持ちになれる作品



感動より前に、笑えるところも多かったのがこの映画の好きなポイント♪
観る前は、チラシのイーメジからかけっこうしんみりした感動作なのかな
なんて思ってた。
話題のサンドラがどんな演技で評価されてるのかもかなり気になったし。

そうしたら、意外!けっこう笑いどころがあって、
「インビクタス~負けざる者たち~」ですらスポーツのシーンは少し退屈に感じちゃったわたしも
こちらの試合シーン、サンドラが監督を差し置きしゃしゃり出て来て
指導したりするシーンなんか最高に良かった☆
これはこんなにハマるの、サンドラならではだよな~って。

「今がお礼を言うときよ」
コーチ、タジタジ。


あとは、セレブ会みたいなお食事会の中で、金持ちママ友たちの「偉いわね~
奉仕的精神であの子人生を変えてあげるなんて」
「コリンズ(娘)はどう思ってるの?一つ屋根の下にいるなんて、、、」
みたいなことを言われ、それまで合わせていたのがブチっと切れ
「人生を変えてもらってるのは私の方」
「下劣なひとね」と呆れるように吐き捨ててその場を去るシーンなんて
本当拍手を送りたくなっちゃった。


これは、そのコリンズ(娘)も同じで、女の子たちと図書館で一緒に勉強してる時、
突然、入って来たマイケルのもとに席を移動する。
びっくり顔のマイケルに一言、「家でもいつも一緒にしてるでしょ?」

普通、映画だとこのあたり黒人の兄弟がいることで
友人関係に亀裂がおきるとか、娘が馴染まないとかそういう方向にいくんだろうけど
ここの家の子たちは、リー・アン(サンドラ)の育て方が良かったのか
すごくいい子。
弟のほうなんて、マイケルのアメフト選手としての育成に一役も二役もかっちゃって
二人のシーンも微笑ましくほんと笑わせてくれる

チビっ子マネージャー、ちゃっかりしてて、かなり有能。


公開中の「バレンタインデー」にも出演☆で秘かに出番を楽しみにしてたものの、
ちょっとだけだったキャシー・ベイツ。
家庭教師のスー夫人として、素晴らしい助演している
さすがの貫禄★



それにしても本当に、人間的に出来たひとだわ~この母親(父親もだけど)
養子をとる家族はあっても多少自己満足のためとか、
この映画の話でいくなら、有名フットボール選手にさせてひと財産あてようとか
(もともと裕福だけど)
お金があるからこそ出来ることだといういい方も出来るし、
非難も実際あったようだけど、じゃあお金あるからって誰もが出来るって事でもないと思うし。
まさに、無償の愛からうまれた行為じゃないかな


肌の色、生まれなんて関係なく、自分の子供と同様の愛情を持って接することで
閉ざしてた過去の記憶から開放され、
愛されることを実感していくマイケル。
血が繋がっていなくても、お互いが受け入れ、強い家族の絆で結ばれた。


驚いたのがエンドロールでの実際の家族の写真
ほんとにこんな感じだったんだな~、愛が伝わる写真ばかりでした。


キャシー・ベイツ演じた家庭教師が実は一番本人にそっくりだったとか。

良い映画が観たいというママにも久々にオススメ出来る映画だな~



公式サイト
The Blind Side    2009年    アメリカ   128min
2月27日より、公開中~




サンドラの次回作、日本未公開のものが2本。
トゥルーマンカポーティの話、2006年の「Infamous」や、
ブラッドリー・クーパーの追っかけになるラブコメ「All About Steve」

来年以降は、詳細まだの「One of the Guys」、「Jingle」「Kiss & Tango」「The Sprinkler Queen」が待機中!
今後もますます更にオファー増えそうな勢い♪



余談だけど、実際のサンドラ・ブロックも本当、心があったかくて可愛い人
以前、トロント映画祭でサンドラファンのyueがサンドラの名前入りのハートの大きなカード作って持ってたのを見つけてくれて
「That's me! 」って言って喜んで自らサインしてくれた事があるの、
わたしもyueもますますサンドラが好きになっちゃいました

その時の記事トロント映画祭2006


そんなワケで、メリルも好きだけど、今回のアカデミー賞はもちろんサンドラを応援します

ちなみにライバルは、、、、
ヘレン・ミレン「ザ・ラスト・ステーション」
キャリー・マリガン「17歳の肖像」
ガボレイ・シディビー「プレシャス」
メリル・ストリープ「ジュリー&ジュリア」



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