我想一個人映画美的blog

新作映画レビュー&温泉&ゴシップ+コスメ+旅行記&日記。
blog開設から18年!ありがとうございます✨

エッセンシャル・キリング / ESSENTIAL KILLING

2011-08-10 23:15:00 | 劇場&試写★6以上




ランキングクリックしてね
←please click

 


久々の、ヴィンセント・ギャロ主演×監督・製作・脚本 イエジー・スコリモフスキ

「アンナと過ごした4日間」が評価されている監督。

この渋いお方ね。

 

ギャロの、一切セリフ無し雪山で必至の逃亡劇

ヴェネチア映画祭で、審査員特別賞と主演男優賞受賞

この男、テロリスト。

死を覚悟してる訳じゃなく、人を容赦なく殺す、

こんなヤツでも追われれば逃げたい思いが一丁前にあって。

 

 

 

極寒の山中、逃げる逃げる逃げる

とにかくもう、あらゆる手を使い大自然の中悶え、生き延びようとする。

 

 

セリフ無しの逃亡劇って聞いてたけど、軍の方にはセリフ、会話あり。

始まってすぐ、「あ、捕まった」と思ったのもつかの間で

なんと移送車で囚人たちが運ばれる折り、いのししみたいなのをはねた事故でまさか!

車から転げ落ちたギャロ! これ幸い。すたこらさっさと逃げ出す。

 

セリフもなく逃げるだけなら 淡々としてつまらないかな、と観る前に思ってた不安は不要だった。

林の中を逃げながら 様々なアクションをとってくれるので意外と退屈しないで観られたのは

わたし自身がサバイバル系観るのが好きだからその興味からかも。

 

誰もいない林かと思ったらこれが 偶然村人たちによく出くわす。

そして人を見るにつけ、銃を発砲したり奪ったりとにかく人を人と思わず撃ち殺す。

だって、憎っくきテロリスト。

感情移入なんてできません。

途中、警察犬たちが追ってきて負傷したり、こりゃもう観念でしょ、って思ってもまさかで難を逃れながら

雪山をひたすら逃げ歩く!!

 

ギャロはキリストに似てる(キリスト会った事ないけど)

時折、空腹もあって変な幻想か予知夢のようなものをみるギャロ。

アッラーの神だか何だか、曲もなかなか独特で良い。

 

ノルウェーやポーランドで撮影した、雪景色、大自然が美しい

 

こんな過酷な状況で、生き延びられるのか

 

ギャロ様の、必死に生きる為に、こんなん食べ(飲み)ちゃいました

ネタバレあり

こんもりした土掘って何すんの?って思ったらアリ食べてた 腹の足しになるんデスカ?わたしはムリー

わたしならこれ食べるかもと思ったらやってました、樹の皮パリパリ。 せめて醤油でも欲しいよね

木になってた赤い木の実。   冬だから熟してません

魚釣りのオッサンが釣ったのを奪いました 生さかな~むしゃむしゃ。 味のないただのお刺身だけどたんぱく質は摂れるよね

さすがに襲った人の肉は食べたりしませんでした   よかったぁー

赤ちゃんにおっぱいあげてたお母さんのおっぱい片方奪ってまさかのお乳直のみ!  彼女は失神

 

その後、ある家にたどり着き、、、、一人の女性と出逢う。

女性は(ろうあ)者で、凍えて倒れていたこのテロリストを恐れずに家にあげて介抱してやる。

はじめ銃を向けた男だったけど、その後すぐ男を追ってきた軍人たちに引き渡さず馬に乗せてやり、負傷したまま逃がす。

その後どうなるかは書かないでおくけど、最初に予想した通り。

意外とあっさりエンディング。

こんな自業自得の奴は助からなくて当然。

だけどこういう状況の中、人間は必死で生きようとするものだ。

退屈と感じる人もいるでしょうね~。

83分、眠くもならず飽きさせずに観る事が出来たし行動から目が離せなかったのでこの評価。

 

7/10(70点)

 

 

 

公式サイト 

ESSENTIAL KILLING   2010年  ポーランド=ノルウェー=アイルランド=ハンガリー  83min

7月30日より、シアターイメー時フォーラムにて公開中~ 

ここは水曜日もレディースディとかないけど、、、、

前売券はファン感謝(誰の?)プライスで1200円でお安い

この映画3回観た人、先着5名様に監督直筆サイン色紙プレゼントだって。

まだあるっぽかったよ?

 

 

 

クリックしてくれたら嬉しいな

←please click