デフォーさん観たさに気になった新作。
オーストラリアの女流作家ジュリア・リーの同名原作小説の映画化のオーストラリア映画。
幻の野生動物”タスマニアタイガー”の調査にのめり込む一匹狼のマーティンに、ウィレム・デフォー。
壮大なタスマニアの大地が舞台。
父親がいなくなったある一家のもとに身を置きながら
滝や、渓流で動物をとってその内臓を出し、エサとしてしかけて、、、、
ってところは 癒し?
興味持って観ていた前半あまりに淡々としていて話が進まない。
指令で探しているタスマニアンタイガーを、行方不明の父親はみたという子供、バイク。
絶滅した幻の野生生物なのでいるわけがないというデフォーさん。
母親は飲まなくてもいい薬を飲み倒れて、勝手に子供達と一緒にお風呂にいれる。
この未亡人とどうにかなるような展開になったらどうしようと心配するも、
そんな事には幸いならなかったけど不要な描写。
その世話になる家の未亡人にフランシス・オコナー。
「デイブレイカー」でも共演済のサム・ニールもちょっとした役どころで出演。
何故、彼は孤高の一匹狼的人生を選んだのか、
とにかく言葉すくなで 映像でカバーするかのごとくに壮大な自然が映し出される。
バイク少年がなぜ口を閉ざしたままなのか、
ストーリーの殆どを観客に想像を委ねる。
4/10(48点)
ちょこっとネタバレあり感想
うーん、、、。
ベースキャンプの民家の家族との心の交流とかあるけど
そこまで深く描かれてもいないしシンプルに、とことん淡々としてる。
ラスト近くで、別のハンターに命を狙われそうになり、
無事に戻ると母親と娘が殺されたというやるせない事件がちょっとあるだけで
とにかく淡々としていて、サスペンスってチラシにあるほどサスペンスでは決してなく、
孤高のハンターの決断を描いた静かなドラマ。
ラストではいよいよその幻のタスマニアンタイガーと対峙する。
そして一瞬ためらいながらも照準をあわせる。
その目には涙がこぼれていた。
撃ち殺したタイガーを彼は彼なりの気持ちをもって火に葬り、灰を大地に返した。
その後、一人残ったバイクくんに会いに行き抱きしめる。
やらなきゃいけないんだろうけど
どうして殺らなきゃいけないんだろう。
自然の不条理も感じた。
その悔いで、彼はこの仕事をやめる決心をする。
男の子独り残されるなんて惨いけど迎えに来てくれた人がいてよかった。
けっして悪い映画とかではなく、単になんというか面白く感じるような作品ではなかったな~。
まぁそういう映画ではなく、感じるものがあるか、なんだけど。
タスマニアの大自然が素晴らしい
百戦錬磨の傭兵にして凄腕のハンターであるマーティン・デヴィッドは、タスマニアへのロマンも郷愁もまったく抱いていなかった。あるバイオ・テクノロジー 企業の依頼でこの島を訪れた彼の目的は、すでに絶滅したとされるタスマニアタイガーの生き残りを見つけ出し、その生体サンプルを採取すること。この困難極 まりない任務を遂行するために、未開の秘境へ足を踏み入れたマーティンは着実に調査を重ね、ベースキャンプ代わりの民家で暮らす女性とその幼い子供たちと 心を通わせていく。そんな母子と家族のように触れ合う日々は、他人との関わりを一切拒絶し、ひたすら冷たい人生を歩んできたマーティンの胸の奥底に熱い何かを甦らせていった。
やがてこの仕事への倫理的な疑念に駆られた彼は、秘かに迫り来る脅威との闘いを強いられ、人生最大の決断を迫られていくのだった……。
THE HUNTER 2011年 オーストラリア 100min
2月4日より、公開中~
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