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ワン・デイ 23年のラブストーリー / ONE DAY

2012-06-09 12:10:36 | 劇場&試写★4 以下

 

 

 

初めて会話を交わした7月15日から、その「1日」だけを23年間に渡って描く

ちょっと変わった視点のラブストーリー。

 

イギリス、イタリアほか各国でベストセラー・ランキング1位となった同名の小説をもとに、

原作者デイヴィッド・ニコルズ自身が脚本を、監督は「17歳の肖像」の女性監督ロネ・シェルフィグ。

ということでちょっと楽しみだった本作。

六本木試写室での試写にて鑑賞

(上映後、ゲストの内田春菊さんのトークショー、どうでもいい自分の話で30分も、、、

映画に関係ないゲスト呼ぶのそろそろやめてほしい)

 

 

ちょっとマジメな女の子エマにはアン・ハサウェイ。

 

女たらしな自由人、デクスターにジム・スタージェス。

初めて出会った1988年、22歳から23年後の45歳までを演じるのはちょっとムリがあるか。

確かに古臭いが、、、、

 

良家のママ役、最近ではぶっ飛んだ母親役が続いたパトリシア・クラークソン。

本作では病気を患った役で大人しく出番はちょっと。

 

永遠のテーマ、男女の友情は成立するかという背景もありながら、、、

2人の男女は親友のまま終るのか、それとも結ばれる?

 

女にだらしなくてしょうもない男に惹かれつつ、

自分を愛してくれる男と付き合う。

 一人を思い続けるより手近な幸せの方?どちらが幸せ?どちらを選ぶ?

 

 

4/10(47点)

 

 

ちょっとネタバレあり

 

うーん。23年間の7月15日だけを切りとって描く

ってところが特徴であり、そこを強調したいんだろうけど

実際観てて別に何年のその日であろうがこちらとしては

そんなに毎年その日ちょうど会ってるのね、とかその日に偶然なにか起こるのねっていう

ちょっと現実離れした印象しか残念ながらおこらなかった。

冷め過ぎ?いやほんとそうだったの

 

ダメ男を好きになっちゃう人なら共感出来るのかもだけど、

最初の出逢いでsexが出来ずに終ってそのまま友人でいようとなって、

それでも女性の方が思い続ける。

あんな女たらしのダメ男なのに?優しさはあるけど結局は顔で惹かれてるんじゃないって思っちゃう。

 

後半では彼が出来ちゃった婚、自分もパリで成功するスタートを切り始め、

フランス人の優しい彼が出来たのにも関わらず、デクスターに戻るところが理解不能。

まぁそれが「恋」といってしまえばそれまでなんだけど。

 

前半はなにごとも起こらず、ただ2人の日常が面白いエピソードもとくになく

たんたんと描かれるので退屈、、、。

デクスターが結婚となったあたりでちょっと惹き込まれるも

その後の展開が いきなりの交通事故死ということでかなりあっけなく、、、

 

宣伝文句に「涙のラスト15分」ってあるけど、こんなんじゃぜんぜん泣けません。

アン演じるエマに感情移入出来る乙女な女性には受けるかもしれない。

 

ラブコメではないし、笑いどころも一切ない純粋なラブストーリー路線ではあるけど、

 

サブタイトルは「23年のラブストーリー」じゃなくて

「ダメ男デクスターの散々な一生」の方がいいんじゃない?

ってくらい、ツイてない男の話であるとも思えた。

妻に浮気されてもその後もちゃんと娘や元妻に会ってる。

娘がいることが彼にとっての唯一の救い。

でもデクスターなら、いつか彼女を忘れていくらでも前に進めるんじゃないかな。

なんてところで勝手に完結しちゃいました 

 

この二人に感情移入出来るかどうかでこの映画が好きか分かれそう。

 

一番良かったのはエンディングにかかる主題歌、エルヴィス・コステロの書き下ろし曲「SparklingDay」。

エルヴィス・コステロは「ノッティングヒルの恋人」の「She」で一般に有名になったけど

イギリスのロック界ではそれ以前から有名でCDも全部持ってるほど好きなの、

久々に歌声聴いたらやっぱり良かったな~

CDひっぱり出してまた聴こう。

 

 

 

真面目でしっかり者のエマと、自由奔放で恋多き男デクスター。23年前の7月15日。大学の卒業式で、はじめて会話を交わしたふたりは、魅かれあうものを 感じながら、恋人ではなく友達の関係を選ぶ。エマは心の奥にデクスターへの想いを秘めて、親友として毎年“7月15日”を過ごしていく。一緒に旅行に行っ たり、恋の悩みを相談したり、大喧嘩をしたり。それぞれの人生を歩み、すれ違いを繰り返しながらもデクスターを想い続けるエマ。ある年の“7月15 日”、エマはデクスターから違う相手との結婚を告げられる。そしてさらに積み重なる“7月15日”。そして、“運命の7月15日”が2人に近づいていた…。

 

 

海外版ポスターはフランス映画っぽくてすてき

  公式サイト

ONE DAY   2011年   アメリカ   107min

6月23日より、ロードショー

  

 

2011/8/3 N.Yプレミアにて。

 

ロンドンプレミア

 

 

 

 

 朝から雨いよいよ梅雨?

それでも皆さま、楽しい週末を

 

 


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