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トランス/TRANCE

2013-10-17 02:40:25 | 劇場&試写★6以上

 

 

「トレインスポッティング」「普通じゃない

127時間」「スラムドッグ$ミリオネアなどなど

様々なタイプの作品を撮り続ける、ダニー・ボイル監督最新作

 

記憶を失ってしまった男の潜在意識に入り、消えた絵画を探し出せ

ゴヤの絵画をめぐって関わっていく3人の男女

 

キーとなるのは名画盗難と催眠療法

 

ここでいう、トランスとは 催眠治療を指す。

 

絵画の場所、記憶を失ったオークション競売人にジェームズ・マカヴォイ。

 

いつでも悪人、ギャングのボスにヴァンサン・カッセル。

 

催眠療法士のエリザベスに、ロザリオ・ドーソン。

 

 

脚本は、ダニー・ボイルとはデビュー作の「シャロウ・グレイブ」の頃から

トレスポ、普通じゃない、ザ・ビーチと主に初期組んでいた脚本家、ジョン・ホッジ。

複雑な絡み合いを、独自の主観で映像化することに成功。

 

 

記憶をめぐるtranslation

見せ方がやっぱり巧みで惹き込まれていく。

絵画はどこへ消えたのか。

その先にある、意外な繋がりと結末。

 

 

ギャングが、失われた狙いの絵画のありかを見つけるために

催眠療法士を使ってって、面白いこと考えるけどずいぶん手間かかるな 笑

無作為に選んだ中から本人がチョイスしたのは

実は関わりのある女でー。

自分は助けられるといいながら

ギャングのボスにも色目使ったり。

怪しく謎が多いので観る方も、関係性を疑うこととなる。

依頼人であるギャングのボスともいいカンケイになっちゃって

なんだこの女?欲求不満か絵画狙いかって感じですが。

 

 

白昼のオークション会場から、ゴヤの「魔女たちの飛翔」が盗まれた。40億円の名画を奪ったのは、ギャングたちと手を組んだ競売人のサイモン。なぜか計画とは違う行動に出たサイモンは、ギャングのリーダーに殴られる。その衝撃で、サイモンの頭から絵画の隠し場所の記憶が消えてしまった。 催眠治療(トランス)で記憶を取り戻させようと、催眠療法士を雇うリーダー。だが、サイモンの記憶には、いくつもの異なるストーリーが存在し、深く探れば探るほど、関わる者たちを危険な領域へと引きずり込んでいく。そしてその先には、サイモンでさえ予想もつかなかった〈真相〉が待ち受けていた─。

 

 

7/10(70点)

 

 

 

 

ダニー・ボイルの映画は好きだけど、今回あまり期待はしてなかったので

意外と面白かったかなって感じ。

途中から女(ロザリオ・ドーソン)がずいぶんオイシイ役というか

けっこうメインだなぁと思ってたら

3人の子持ちで妻と別れたダニー・ボイル監督とこの起用がきっかけで

つきあってたからなのだよね~と妙に納得。

まさかのいきなりフルヌードにびっくり

 しかもかなりのいいボディで

 

立場逆転のようなマカヴォイの狂気じみた目がすてき

 

個人的には、催眠療法士とそこまで実は過去に関わっていた

という展開が、そういうことね~って感じはあっても

あまり好意的に思える展開ではなかった 笑

実は大きな罪を作っていた、大事な記憶から消えていた部分についても

警察もそんなことすぐつきとめないか?

あんな話題になった絵画事件の被害者なのにとか。

ギャングと初めはグルだったこともマスコミ的にも餌食になりそうなネタだし。

 

ギャングのボス、ヴァンサン・カッセルも

簡単にあんな女(催眠療法士)に気を許しちゃって夢中になっちゃうし

最後に至っては結構お間抜けで、マカヴォイの指示に従って車なんて運転させられちゃって

弱いギャングども 笑

 

でもそこはさすが、ダニー・ボイル作品。

音楽に乗った躍動感、飽きずに見られる面白さあり。

これまでよりも、好みはわかれそうな作品だけど

 気になる方はぜひ劇場で

 

公式サイト

TRANCE          2013年    アメリカ=イギリス    102min

10月11日より、公開中~


ロンドンプレミアにて

 

 

 既にロザリオ・ドーソンと監督は破局済み

 

 

ダニー・ボイル監督の次回作としてはまだ詳細未定で待機中。

porno  
Babylon  (TV Movie)  2014年

 

 

 

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