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グランド・ブダペスト・ホテル/THE GRAND BUDAPEST HOTEL

2014-05-31 00:30:48 | 劇場&試写★6以上

 

 

 

6月6日より公開

「ザ・ロイヤル・テネンバウムズ」「ダージリン急行」「ムーンライズ・キングダム」などの

ウェス・アンダーソン監督最新作

ベルリン国際映画祭で銀熊賞(審査員グランプリ)受賞作

楽しみにしてました~ 試写にて鑑賞

 

 

いつもながらに、絵本のようなファンタスティックな世界観

こだわり抜いた小物や衣装、背景、構図のセンス

ウェス監督作品常連組と初参加組との共演が豪華


今回はとりわけ、ウェス監督考案のスイーツ、メンドルのチョコレートがお見事可愛い

 

キャストの役割紹介するだけでも時間かかりそう

老舗ホテルにいたトム・ウィルキンソン演じる作家。

作家はまわりで色々なネタを持ち込んでくるので脚本にする話題に尽きないというところからはじまる。

その作家が語ったひとつのホテルにまつわるお話。

 

老舗のブダペストホテルには、お客としてくるホテルの持ち主、ミスタームスタファ(Fマーレイ・エイブラハム)がいた

彼から、どうしてこのホテルを買ったのかという質問を投げかけたのは、若き日の作家(ジュード)

常連、ジェイソン・シュワルツマンはちょこっと。

 

 

このミスター・ゼロ・ムスタファの若かりし頃、新米コンシェルジュのゼロには

ブダベストホテルの最高のコンシェルジュだった師匠がいた。

ゼロ役は新人、トニー・レヴォリ。(大抜擢)

それがレイフ・ファインズ演じるムッシュ・グスタヴH.

ホテルの顧客、老女なども彼の虜。

 

ある日、上客のマダムDが何者かによって殺される。

またもや化けてますティルダ・スウィントン。 笑

 

そして殺人を目撃したというセルジュX(マチュー・アマルリック)の証言でグスタヴは犯人扱いされ、

そのまだむDが遺した遺産問題でトラブル勃発!!

その息子、エイドリアン・ブロディやその手下で殺し屋(笑)、ウィレム・デフォーや

警察(エドワード・ノートン)などから追われる羽目に!

ってもうこの時点でわたしの好きな俳優たちがずらり

新米パティシエでゼロの婚約者、アガサにはシアーシャ・ローナン

 

メイドにレア・セドゥだったり

 

他にも、監獄にいるハーベイ・カイテル、

ホテルの支配人にオーウェン、

 世界のコンシェルジュの秘密結社の協会の代表に、ビル・マーレイ。

 

マダムDの代理人にジェフ・ゴールドブラム

 

とキャスト紹介だけでも長くなっちゃっちゃうほどの

主演級俳優たちが続々出演でウェス作品新旧顔合わせがすごすぎる

 

誰もが出演を希望するウェス作品だけど、

とりわけジュードもウェス作品の大ファンで出演を熱望しついに実現。

今回は重要な作家の役で最初から登場

 

左、ウェス監督。

 

 60年代、対戦前夜、現代と時代ごとにフィルムの大きさも変え、3つの時代背景を

CGは使わず、ジオラマやセットを独特のセンスで再現されているのはもう素晴らしい!としかいいようがない

 

 

 

 

ピンクのパッケージにブルーのリボンが可愛すぎる

囚人服だってウェス監督にかかればこんな風。

「マリーアントワネット」などの衣装でオスカー三度受賞のミレーナ・カノネロが

プラダやフェンディからも衣装提供。

 

可愛くて、可笑しくて、愉しい。

スィーツも入ったおもちゃ箱

7/10(78点)

 

 

 

内容はそこまで面白いとは全然思わなかったんだけど、この世界観が好き。

あとは何はなくともキャストたちが次々出て来て

のんびりしてる間もなくくるくる動き出す。

まるで可愛いお菓子も混じったおもちゃ箱のような作品

キャストたちそれぞれが、おもちゃの兵隊のような人形で、箱の中で繰り広げられる

ファンタジックに、ちょこっとサスペンス的要素を含んだラブありコメディ

全体的にピンクがかった映像がまた可愛さ倍増させてる。

 

個人的には、どこがというわけではないんだけど、最初の方はあまり面白くもないなぁと

観てたんだけど気づいたら引き込まれてくこのウェスワールド。

これまでウェス作品では好きだった、ゆるーい旅ムービー「ダージリン急行」よりも更に

こっちの方が好きかな。

昔観た「ロイヤル・テネンバウムズ」を無性に見直したくなっちゃった。

 

というわけで公開したらまた観たい1本

DVDも買っちゃうかな?

 

1932年。“グランド・ブダペスト・ホテル”は、“伝説のコンシェルジュ”と呼ばれるグスタヴ・Hの完璧なおもてなしが評判で、彼目当てのエレガントな客で溢れかえるヨーロッパ随一の超高級ホテル。そこでベルボーイ見習いとして働くことになったのが移民の少年ゼロ・ムスタファ。グスタヴの指示を忠実にこなし、少しずつ信頼を獲得していく。そんなある日、グスタヴと懇意の間柄だった富豪の常連客マダムDが殺害され、遺言で名画“少年と林檎”がグスタヴに贈 られることに。しかしグスタヴには殺人の嫌疑がかけられ、おまけに絵を取り戻そうとマダムDの息子ドミトリーの刺客も迫ってくる。そんな中、グスタヴとゼロはコンシェルジュ仲間やゼロの婚約者アガサの力を借りて逃亡を続けつつ、事件の謎を解明すべくヨーロッパ中を駆け巡るのだったが…

 

 

映画『グランド・ブダペスト・ホテル』予告編

 

  公式サイト

THE GRAND BUDAPEST HOTEL         2013年  イギリス=ドイツ

6月6日(金)より、ロードショー

 

 

ベルリン国際映画祭にて

 

 

 

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