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薄氷の殺人/白日焰火/Black Coal Thin Ice

2015-01-13 23:59:55 | 劇場&試写★4 以下

 

 

第64回ベルリン国際映画祭で金熊賞と銀熊賞を受賞した、犯罪ミステリー。

ってことで、一応みてみたが

これまでの受賞作も個性派作品揃いで面白かったのもあるけど 基本あまり好みじゃないのが多いかな。

 


中国北部の地方都市で起きた未解決の連続猟奇殺人事件を追う元刑事の男が、

被害者たちと関わりを持つ女に惹かれながら事件の真相に迫っていく

監督は「こころの湯」などの脚本を手掛けたディアオ・イーナン。

 

元刑事の男ジャンに、リャオ・ファン。

 

被害者の妻で謎めいた女ウーに、「海洋天堂」のグイ・ルンメイ。

 

謎のバラバラ遺体の一部が、、、

 

 

 

1999年、夏。

15ヵ所の石炭工場からひとりの男のバラバラにされた死体の一部が次々と発見される。

捜査に当たるのは、妻とうまくいかなくなって離婚のジャン刑事。

トラック運転手のリウ兄弟が容疑者に浮上するが、逮捕時の銃撃戦で射殺される。

 

ジャンは真相を解明できぬまま警察を辞めさせられていた。

2004年、冬。かつての同僚から5年前と同様のバラバラ殺人が2件発生したことを聞きつけたジャン。

どちらの被害者も、5年前の被害者の若き未亡人ウー・ジージェンと関係を持っていたという。

独自に調査を開始し、疑惑の女ウーに近づいていくジャン、、、、。

 

 

3/10(35点)

 

 

年明けそうそう久々の辛口レビュー。

 

だらだらとしている印象で、展開に抑揚がなくて淡々としてるし

発見があったり、伏線が効いてるという風でもない。展開が面白くない。

眠くはならなかったもののまったく引込まれず。

 

幸薄そうで、綺麗だけどいかにも怪しい被害者妻の女に近づく元刑事は

惹かれていくという意味がわかんないし

ただ単に美人だからでしょとしか思えない。

演じてるのが普通すぎるオッサンだから余計にリアルなのかもしれないが

どうなの、

クリーニングの仕事中のお店に何度も来たり

捜査を理由に被害者妻につきまとってるストーカーにしか見えないんですけど。

いきなりスケートリンクに誘うセリフも違和感だし、

ヘタだから教えるとかいって、何で唐突にデート?と思っちゃうし

道で押し倒しとか観覧車の中でいきなりキスとか

抵抗しないのかょ!って思えるし

むしろキス大歓迎的な。どーいう心理なのか理解出来ない。

クリーニング店の主からも求められても拒絶もしてないようだし。

誰でもいいのかね。人恋しさだけなの、何が狙いなの。

 

それ以上の濃厚ラブシーンやベッドシーンなくて良かったけど

何これ的な展開にばかりなっていくのがついていけない。

いつ面白くなるんだろうと思ったら最後までつまらなかったパターン。

バラバラにされた死体を、上から投げている犯人を目撃し、

元同僚は犯人らしき男を追いつめ、それがスケート靴で殺され

いよいよ急展開かと思ったら

白昼花火になりエンドロール。

あえて奇をてらった演出が賞狙いなのかウケ狙いなのか、えーって感じ。

 

わたしには良さ、面白さ共に理解不能でした

あー、これが今年の1発目だなんてお正月そうそう大失敗~

評価をする人もいるようだけど、

普通にみたらなんてつまんない映画でしょう。だからなに。ってなっちゃった。

演出をあざといとみるか、クールとみるか。これは好みにはっきりわかれる。

わたしは今年のワースト入り決定。

 

 

1999年、中国の華北地方。6都市にまたがる15ヵ所の石炭工場で、ひとりの男の切り刻まれた死体の断片が次々と発見された。2004年、5年前の異様 な殺人と手口が似ている、新たなバラバラ殺人事件が発生。私生活に問題を抱えた元刑事のジャンが独自の捜査に乗り出す。被害者たちは殺される直前、いずれ も若く美しいウーという未亡人と親密な仲だった。それは単なる偶然なのか、それともウーは男を破滅に導く悪女なのか。そしてジャンもまた、はからずも“疑惑の女”に心を奪われていく……。

 

映画『薄氷の殺人』予告編

 

 

公式サイト

白日焰火             2014年    中国=香港合作    109min

1月10日より、公開中~