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プリデスティネーション/PREDESTINATION

2015-03-11 23:20:40 | 劇場&試写★6以上

 

 

 

先月一番たのしみだったこれ。  やっと観れた~

同じく、イーサン主演の 人口の95%がヴァンパイアになってしまった未来を描いたSF「デイブレイカー

の、オーストラリアの双子監督ピーター&マイケル・スピエリッグ最新作

SFの巨匠ロバート・A・ハインラインの短編「輪廻の蛇」を映画化したタイムパラドックス。

 

短編ということでかなり短いらしいのだけど、、、

原題でもある「プリデスティネーション」とは「宿命」。

 

キャスト。

謎のバーテン?それとも、、、、、

毎度いい演技みせつける イーサン・ホーク。

 実は、未来から来た時空警察のエージェント。

 

 

共演はオーストラリアの期待の若手、セーラ・スヌーク。

この方もめちゃ良かった

もうすぐ公開のホラー「ジェサベル」で主演。こりゃそっちも観なくちゃ。

 

孤独。

ほぼこの二人だしこの子の存在感がものすごく雰囲気ある作品にしている。

 

 

この方、ちょこちょこ色んなのに出演ノア・テイラー。

 

 

 

 

 

8/10(87点)

 

 

期待に違わず面白い

というか、そうきたか~という輪廻系。

原作の「輪廻の蛇」って納得。

 

冒頭でなにやらミッションをこなすシーン後

失敗したらしく顔を作り替えられる、、、、

ケヴィン・ベーコンかと思っちゃったよ(とくにインビジブルの)

 

バーで男と話しながらその男の数奇な、そして最悪だった人生の話を聞く。

面白ければ1本の酒ボトルを賭けにして。

 

ずいぶんとその男の身の上話がメインというか、振り返り人生の部分に尺とるな~

どう繋がるの、何関係あるのと思いながらも

その男がどこか魅力的な陰ある雰囲気なので目が離せない。

そしてその過去の話にぐいぐい惹きこまれていく!

 

時々、若かりし頃のディカプリオをも思い出させるが、、、、。

ん?これだとジョディ・フォスター似だけど

 

 

たまごと鶏は、どちらが先か。

 

何と言うか、なにを書いてもネタバレになるし

きっと観てると途中から気づくはずの話しだけど

1度結末知ってからもまた観ると更に面白いであろう作品。

 

運命は、変えられるのか?それとも宿命か

 

ま、ありがちではあるけどキャッチコピーこれでいいんじゃない?

 

ポスターにある日本の配給が決めたキャッチコピーはおかしいし、ポスターもぜんぜんダメ。

「時空に逃げても追いつめる。」ってな話しじゃないしポスターみてもありきたりで興味惹かれない。

そんな内容の映画より遥かに面白い。

 

これまでも、ブルース様とジョセフの未来モノ「ルーパー」とか似たようなのあったけど

雰囲気も切なさもこちらが上。

 

毎度言ってるけど、イーサンこの数年、どの役みてても  いい歳の取り方してるし巧い。

 

 

せっかくなので?この先、ちょこっとネタバレ

 

 

いや~、切ない

んー、こりゃヤラレタ。

こーいう話、好み~。 今年のベスト入り確定

 

女性向けの記事を書いてて人気のコラムリストであるバーに訪れたその男。

女心が分かるんだと言う。

なにやらありそうだなと、話を聞きたいと持ちかけるイーサン演じる男。

そこで あ、この人実は女か、とピンとくるも

よくよくみても話し方から顔も立派に男に見える。

 

実はそこは正解だった。

そしてその彼女、は 昔

両親もいないまま孤児院でジェーンという名を付けられて育った。

子供の頃から人とは違い、友達とも仲良くなれず、でも力はある。頭も身体能力もバッチリ。

政府のエージェントの適応検査を受けて宇宙に行きたいと考えていた。

一人ダントツなにをやらせても巧く、合格かとも思われたが

1回のケンカのためにフイにした。

その後はベビーシッターなどをしていたが

ある時、偶然知り合った男に惚れた。何度かデートをしある日、

夜のベンチで男はすぐに戻ると言い残して戻らなかった。

それから妊娠をしてしまい赤ちゃんを産み、人生の唯一の楽しみとなるも、

病院から何者かに誘拐される。

そしてその子供というのが、、、、、

 

と次第に、イーサン演じる男にも絡んでくる。

徐々に明らかになるトリック。

 

そもそも時空警察のエージェントが何をミッションにしてたかというと

将来世界を脅かす犯罪の主犯者を見つけて、過去で予め阻止するというもくろみ。

今回は、ニューヨークで爆薬で大勢の人間を殺すことになっている男の阻止だった。

 

このタイムマシンで移動というのが

日付をダイヤル式に入れて持ち歩くor抱えながら瞬間移動で過去や未来に時空間移動する。

これがアナログっぽくて面白い。

 

この監督二人のセンス、前作でもスタイリッシュでなかなか良かったけど

今回も素晴らしい。美術含め映像も。

それにしても切なさも残るこの感じ、いいね! イーサンも良かったけど

何しろ女性と男性両方演じた、セーラ・スヌークの存在&魅力も大きい。

特に美人ではないけどいい雰囲気持ってる。

 

ラストの結末まで書いちゃうと面白くないので気になる方はコメント欄はネタバレOK!

もしくはぜひ劇場でお確かめを


あ~既にまた観たいかも。DVDかな、再確認も楽しめそう。

 

 

 

 

1970年11月6日、ニューヨーク。場末のバーに現われた青年ジョンは、バーテンダーの男に自らの数奇な身の上を語って聞かせる。青年の告白に同情したバーテンダーは、あることを条件に、彼に復讐のチャンスを与えると提案、2人で7年前へとタイムスリップする。なんと、バーテンダーは○○だったのだ。彼は1970年のニューヨークで市民を震撼させている連続爆弾魔フィズル・ボマーの犯行阻止を最後の仕事と決め、引退する自分の後釜をジョンにと考えているが…。

 

 

 『プリデスティネーション』予告編

  公式サイト 

 PREDESTINATION      2014年    オーストラリア     97min

2月28日より、公開中~