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たまこちゃんとコックボー

2015-03-31 23:47:44 | 劇場&試写★6以上

 

 

ついに、公開となりました

 

片岡翔 監督&脚本劇場公開ムービーの第二弾

オトナも子供も、いやむしろオトナ向け

ファンタジックミラクルちょこっとコメディ

 

渋谷TOHOシネマズのみで初日に2回で行われた主演、共演、監督の舞台挨拶つき上映。

ももクロ妹分、私立恵比寿中学の ぁぃぁぃこと、廣田あいかちゃん主演

しかし単なるアイドル映画じゃあありませんよっ

 

オープニングからもう、片岡翔の世界観炸裂

 

 

アニメと、実写の融合

これ、秋田と広島で放送している天気予報で流れるおなじみアニメ「たまこちゃんとコックボー」の

片岡翔によるオリジナル脚本での映画化。

 「たまこちゃんとコックボー」は「秘密結社鷹の爪」などを制作するDLEが展開する食育がテーマのアニメ。

たまこちゃん、は左のくるくるパーマの女の子。

なぜ、こんなおばさんみたいな髪型なんだ?という疑問はさておき 笑

コックボー(右の帽子)が思ってた以上の可愛さ

 

なぜにこれが天気予報と関係あるんじゃ?って感じで可愛面白い!

たまこちゃんとコックボー  

たまこちゃんとコックボー 地元お祭り編

 

映画は実写とアニメを行き来しながら展開する、翔お得意のファンタジー

ぬいぐるみ毛布や たくさんのぬいぐるみは翔の私物。

ランドセルは ぁぃぁぃの私物。

 

同級生のイソップには、今回がデビューで演技初挑戦となる阿久圭介くん。

えっと、ハリポタのラドクリフそっくりなのは狙ったわけじゃなかったみたい 

でもどーみても、だよね 笑

一人二役+アニメもってことで難しい役どころを初々しくピュアに演じてくれました。

シャイな感じも可愛い。

 

 

これまでも翔の短編映画に出演してくれてた、最近では岩井俊二監督とのユニットなど

シンガー・ソングライターとしても活躍する椎名琴音ちゃんは

ぁぃぁぃ演じるひよ子のお姉ちゃん。 自然でよかったよー☆

 

木村知貴サン&小澤雄志サン、

短編「ヒゲとりぼん」のこの愛すべき3人が揃って出演なのも、

これまで翔映画を観てくれてた方だけわかるちょっとしたお楽しみポイント

オチにもなってるともいえる、キムチム(木村サンのシーン、笑える~)

 

 

堀内敬子さん、津田寛治さんら実力派がママとパパに。

 

それから、スタッフとしては

今回、翔の短編時代に一緒に作ってくれてた猫目のメンバーたちが協力してくれている。

カメラマンは、片岡家との付き合いも長く 

絶対の信頼を寄せている名カメラマン、村橋佳伸。

編集と予告編で参加して下さったのは「夜があけたら」の川村清人監督。

いつもお世話になっています!

 

音楽は、これまた昔からのおつきあいで友人の黒色すみれのさっちゃん、ゆかちゃん。
 ここに登場。
ダンスシーンでの振り付けは猫目のメンバーのひとり、りうくん。
プロデューサーと企画には 和田有啓さん かなりお世話になっています。

今回は関係者試写は1度だけ。仕事で行けなかったのでみんなで初見!

特別に1週間前にオンラインで発売になって2、3分で瞬殺でした

何とか友人と義理の妹が数枚まとめて買う事に成功 取れなかったら舞台挨拶見れなかった感謝

 

 

舞台挨拶では、当日 マジシャンをしてる弟の翼がぁぃぁぃにマジックを直伝し披露してくれた

動画は撮影可能だったのだけど、遠くてきちんと撮れず。可愛かったよー♪
(気になる方はyoutubeで探してね 笑)

 

見覚えある部屋だな

 

 

8/10(80点)

        

 

あ、最近観た有名どころのよりも高い?笑

確かに最近のは寝ちゃったりするほど退屈なとこもあったりで

今回はもちろん?寝なかった ほのぼのし、 そして笑った。

ま、とにかく可愛いのとほろりくるのに弱いので。高得点

お話は、片岡翔作品らしい、な。

オープニングの色合い、ソラから降る雨ではなく可愛いキャンディー。

純粋な恋。

随所に可愛いアイテムも。(これまでの知ってる人は所々にいる猫目アイテムも要チェックです☆)

これまでの自主映画の時の短編の延長線上でもあり集大成でもあるかな。

予算もないし、10日間の撮影、77分間という限られた枠の中で

きっちりと魅せて、キャラも出して、

笑わせ泣かせでめっぱい詰め込まれた色とりどりのコンペイトウ

(コンペイトウの形容はなにか別の映画でも書いたな、グランドブダペストホテルだったか)

 

 

 

青春、初恋、現実逃避、ここにいるってこと。

 

わたしも暗い子ではなかったけど

たまーに子供の頃、漠然と「何で地球ってあるんだろう?」とか

「何のために生きてるんだろう?」(後ろ向きな意味ではなく)とか思ったりもしたけど

子供だからって純粋に今を楽しんでる子たちばかりでなく現実と向き合えない子もいる、

がむしゃらに頑張ってるというわけでもなく、

夢はお菓子屋さんとかパン屋さんということもなく、作るの面倒、買った方が早いし。

なんて言ってる冷めた15才。ひよ子が

アニメの世界のたまこちゃんとコックボーに出逢って

なーんにもしなくてもいい、パラダイスなアニメの世界に入ってみてはじめて気づく

たいせつなこと。気づかなかった見えてもいなかった楽しみや幸せ。

 

ファンタジーでありながら、現実世界で生きる事の術を学んでゆく主人公

 

そう、人生、自分次第。

生きてるうち、何でも楽しまなくっちゃね

 

 

元気と、一歩前へ踏み出して、楽しむ勇気。

ポジティブカラフルポップムービー

可愛いものいくつになってもやめられない。

子供心というか、いつまでたっても中身がコドモなとこがあるわたしにも

ツボなのがとくにコックボー。

たまこちゃんが人間世界に行ってしまって

残されたコックボーが寂しそうで、どんなシーンも可愛くて。

最後の方で、たまこちゃんとなにげに手をつないでるのもツボ。

「たまこちやーん!」

曲も可愛いし耳に残る、歌いたくなっちゃう♪

 コココココックン コックボー♪

あの声やキャラ含め、ぁぃぁぃの魅力も存分に活かされてます

どのシーンも可愛いのでファンは必見だし

そうじゃなくても、どの年代の人も楽しんでもらえるんじゃないかな。

1度目の舞台挨拶の時はマスコミも入ってて、ファンの方たちも大人しく

笑いも後ろからしか(わたしたち?!)起きてなかったけど

2度目の舞台挨拶ではかなり笑いもおき、盛り上がってたそう。

Twitterでの皆様の感想をみせてもらっていても 面白かったとの声多数

だけど、

現実的な人、ファンタジーが苦手な人にはおすすめできないかも。

この世界観、ハマっちゃったもん勝ち

 

ぜひ、大きな画面で 劇場で観てね

 

 『たまこちゃんとコックボー』予告編

 

 

 公式サイト

 たまこちゃんとコックボー      2015年   日本    77min

3月28日より、TOHOシネマズ渋谷、錦糸町ほかで全国ロードショー

 TOHOシネマズ渋谷は、4月2日までの公開です!!

錦糸町ほかではまだ公開中!

 

二度目観ちゃった♪

 

 私立恵比寿中学/「テブラデスキー~青春リバティ~」 (廣田あいか主演映画「たまこちゃんとコックボー」主題歌)