我想一個人映画美的blog

新作映画レビュー&温泉&ゴシップ+コスメ+旅行記&日記。
blog開設から18年!ありがとうございます✨

ダーリンは外国人 /My darling is a foreigner

2010-04-15 21:12:45 | 劇場&試写★6以上
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小栗左多里の大人気コミックエッセイ「ダーリンは外国人」の映画化★

この本を手に取ったのは当時外国人とつきあってたから。本屋さんでちらっと読んだだけだったけど
外国人がカレだったら?っていう切り口は、映画でも本でも意外とあまりなかったのですごく新鮮で興味深かった☆
それが映画化したと知ってこれは観なきゃと観てきました~。
ほんとは外国人の友達と観て感想聞きたかったんだけどタイミングあわず

監督はこれまでCM界で活躍し、これが初監督となる宇恵和昭。

予告篇やCMは見せ過ぎで、面白いとこ全部見せちゃってたけど
そもそもこれ、主演のさおりとトニーのカップルは原作者自身で、セリフは実際にトニーが言ったセリフなどもネタになってて素朴な疑問が面白い。
もちろん外国人だから、っていうひとくくりには出来なくて、

カレが外国人=面白い ではなく、漢字の美しさにひと目惚れして
日本に来たというこのトニーのニホンオタクな部分が面白いの。


彼でも外国人の友達でも 彼らのニホンに対する興味、反応はほんとに面白くて
特に、日本在住の外国人はおいといて、日本に来るのは初めてだったり、間もなかったりすると
日本の印象ってほんとにけっこうふしぎ大国ニッポン!て感じなのだよね☆

TVでも「ここがヘンだよ、日本人」なんてあったけど。
かなりいろんなところが面白いらしい。

それでいちいち日本のアレコレ(日本のトイレがスゴいのは有名な話)に反応するのがみてて面白いっていうのもある。
トニーのように、日本オタクな外国人も実際に増えていて、漢字を勉強してたり
日本人よりもニホンについて詳しかったり。
わたしたちが知らないようなことに突っ込んだ質問してきたり。

トニーの素朴な疑問、「ぶん殴るって、どうして(ぶん)なんだろう??」とか

「つかぬことの『つかぬ』ってなに?」「抜かれるなら度肝がいいよね」
とか。 (笑)
ほんとそこまで来るともはや 参りましたって感じだけど

外国人が皆こうっていうんじゃないけど そういう日本人同士の付き合いとの違いって部分では面白かったりする。
でもそればかりじゃもちろんなくて。



年々、日本における国際結婚率は増加の傾向にあるよう。
友達の妹や、もっと身近なところではわたしの妹yueまでもが去年、国際結婚でゴールイン。
ウチの両親は外国人との交際も全然OK、よほど相手に問題ない限り自由にさせてくれるからありがたいけど、
yueのお友達の中には、外国人っていうだけで父親が交際も認めてくれないっていう子もいる。
(こっそり付き合ってるとか)

この、さおりとトニーもそのパターンで 母親は最初「騙されてるわよ」なんて言ってたのに、ト二ーの人柄を気に入りすぐに応援してくれる。
問題は父親。絶対に認めないからな。なんて。
(「キルビル」でルーシーに首切られた國村隼。)




でもその問題以外にも、 付きあっていくなかであんなに楽しかったはずなのに
ちょっとしたことで雲行きが怪しくなる関係。

これは相手が外国人じゃなくてもそうで。
何でも話す関係だったはずなのに、ある時から急にいちいち言うってことが言いづらくなったり。

映画の中では、トニーがいい旦那になるために家事をするけれどそれが全部裏目にでちゃう。

食器を洗えば 流したりなくて泡がついてたり 洗濯物は全部一緒に洗っちゃったり。



そこでさおりは言うのを飲みこんじゃう。
わたしだったら絶対言わずにいられないのでちゃんとそこで言うけどなー、、、
って思ってたら案の定、あとでそのことで「何で言ってくれないの」ということに。。。

うんうん、わかるな。
やっぱりこの恋、駄目なのかも、、、ってさおりが思いはじめた時、ひとつのエピソードも挙げていいこと言ってくれるのが 大竹しのぶ演じるお母さん!
邦画あまり観ないわたしですら過去に何本か観てるけど、やっぱり自然でうまいなぁこの人。


さおりとトニーの場合はトニーが日本語ペラペラだからまだ良かったけど
(さおり、パックンマックンのパックンに英語教わってたけどト二ーに英語話してもらって
英語学べばいいのに~ってつっこみたくなった)

あっちが日本語片言、こちらも難しいことは話せないとなると本当に意思疎通が大変で嫌になるときも。
それでも好きって想いがお互い強ければ長続きするものなのかな~
続いたことないからわからないけど(笑)

外国人の彼だって関係ない。人はそれぞれ生まれたところも育った環境も違うのは一緒。

途中、外国人の彼で面白い発言とか、日本の好きな言葉とか素人?のインタビューカットが入るんだけど
あれ数が少ないから中途半端でちょっと余計だったかも?

出演者では他に、姉役に国仲涼子、出版社の担当者でいかにも仕事デキる女には
戸田菜穂。
外国人の友達の設定でソフトバンクの黒人俳優ダンテ・カーバーなんかも。

「日本の女の子は携帯すぐ教えるし楽勝」みたいに言ってる外国人の友達もいたり
実際そう思ってる外人さんもいるの聞いたことあるし、セリフもなかなか興味深かった。


やっぱりトニーの純粋なキャラが最高

漫画の方の印象だとひげもじゃのカワイイオジさん。て感じだったけど
ト二ー演じたジョナサン・シェア 演じると真面目で一途でカワイイ。




真央ちゃんも自然で一生懸命なキャラが可愛くて良かった
しかし付き合ってるんだからもうちょっと英語勉強してペラっと話すシーンあっても良かったんじゃ?
全く出来ないって感じの発音が可愛いといえばそうだけど☆



ラストのセリフはト二ーのセリフの伏線が効いてて 観てて思わずにっこりでした


7/10(68点)



イラストレーターのさおりはアメリカ人ライターのトニーと出会い、国際結婚を考えるが交際にすら父親は反対。
さおりは夢だった漫画家としての仕事が軌道に乗り始め、トニーとの同棲生活は次第にすれ違いが生まれてくる…。







 
ダーリンは外国人    2010年  日本   100min
4月10日より、公開中~

 公式サイト


本物のトニー、渋ーい!

原作はベースにあるけども映画はあくまでフィクション☆だそう。


ト二ー役のジョナサンも実際に国際結婚なんだとか。
共感した部分も多いのかな?



愛に国境はないのダ


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月に囚われた男/ MOON

2010-04-14 00:03:07 | 劇場&試写★6以上

 

 

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デビュー作ながら、様々な映画祭で新人賞などを受賞、
デヴィッド・ボウイの息子、ダンカン・ジョーンズ監督作

そこもちょっと興味あったけど、一番惹かれたのは単に主演がサム・ロックウェルだったから

Twitter企画で、冒頭18分を自宅のパソコンで決められた日時に一斉に配信されたのを観て、つぶやく
というのに参加するはずだったのが、パスワードがミスでギリギリまで何度やっても入らなかったので観れず。

でも18分しかみせてもらえないなんて。
しかも観ながらつぶやくなんて。面白いけどそんなのあまり意味ないでしょう~
と思い直し、公開してから劇場で鑑賞★



サムといえば今旬なのはサム・ワーシントンだけど。

サム・ロックウェル、演技派なとこが好き
年齢不詳な感じもするけど現在42歳。
昔は「ギャラクエ」(ギャラクシー・クエスト)出たり、
「チャリエン」(チャーリーズ・エンジェル)でドリュー相手に悪役したり
「グリーンマイル」のインパクトは凄かったなー。最近では「フロスト×ニクソン」。
現在公開中の「スパイアニマルGフォース」にも声優で出演。

本作はサムが監督に「SFものでなにかあったら出演したい」といったことから
主演作で書き始めたんだとか。


低予算の500万ドル!
っていっても4.5億円!



巧い役者だからこそ成り立つ、ほとんど一人芝居。
しかも、ほぼ密室。


会話するのも従順な機械のガーティくんのみ。あとは通信してきた地球の人間。

このニコちゃん、話す内容によって感情が出て細かく表情が変わるのがとぼけててカワイイ

でも随分おっさんの声だなぁ、もうちょっと可愛らしい声にすればいいのに
って思って、
観終えた後、そういえばケヴィン・スペイシーって絡んでたはずだけどいなかったと思ったら。
このガーティの声がケヴィンさんだったのね~。(わからんって!)



サム演じるのはサム・ベル。
近未来、地球に必要なエネルギー搾取のため、3年という契約でたった一人で月に派遣された。

あと少しで任務完了というところで幻覚が起き、、、、。



自分にそっくりな人間が同じ空間に現れるという不思議な展開には
映画として慣れてしまったのか、
全くそのへんは驚きもなかったので、その出逢ってしまった二人がどういう行動に出るのかを見守って観ていた。


密室劇、好き。何が起こるか分からない面白さがある。
でもしばらくなかなか何も起きずに淡々としてるのでまーた眠気が襲ってきちゃった。(寝てはいないけど)


後半、段々ぼろぼろになっていく自分と、あとで出逢ったもう一人の自分。
地下に怪しい入り口を見つけ、そこに並んだ無数のものを目の当たりするくらいから面白くなると同時に
理由がわかってしまってだいたい先が読めてしまう。

それでも、企業に操られた一人の男、
残された家族に会いたい一心で帰りたいと願うけど簡単にはいかないもどかしさ。

サムに課せられた、残酷な運命。  ...切なくて、、、、。

美しい月に、たったひとり。っていう孤独感と閉塞感も感じられたのに加えて、
名優サム・ロックウェルだったからこそまた良かったんじゃないかな。


6/10(60点)






燃料資源を使い果たした未来の地球。
3年契約のもと、たった1人で月に赴任した宇宙飛行士のサムは、燃料を詰めたポッドを地球に送る単調な毎日を過ごす。
愛する家族との再会を待ちわびながら、孤独な生活に耐えるサムだったが、
ある日不注意から事故を起こしてしまう。
診療室で目を覚ましたサムは、そこで自分と瓜二つの男に会う。





 公式サイト
Moon    2009年    イギリス    97min
4月10日より公開中~




ダンカン・ジョーンズの次回作は、ジェイク・ギレンホールと、
「マイレージ・マイライフ」「エスター」のノリに乗ってる女優ヴェラ・ファーミガ(監督としても新作を製作するよう)
共演の「Source Code」

ギレンホールが演じるのは、テロ事件を調査する政府の実験に参加した主人公。電車爆破の犯人を見つける使命を負う。
ヴェラ・ファーミガ演じるのは、時空や空間を超えてジャンプする主人公をコントロールする上官役ということ。

そちらにも注目したいな


それと、サムの次回作は「アイアンマン2」!!

好きな人いっぱい出るからもう~、超楽しみ




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パリス・ヒルトン観察日記☆20代最後のBirthday!!の巻~(2ヶ月遅れ)

2010-04-12 10:00:44 | Paris Hilton
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ミンナ、マッテテクレタカナ~?!
migちんがイソガシクテ、最近アタシの出番ナカッタのよネー、ツマラン。
ナント2ヶ月ブリ!
今回ハ、アタシのバースディもアッタし、ヒサビさ、ハデにアバレちゃったyo!
Check this out
本日、ボイン仕様

2/14 リオのカーニバルでビバサンバ!

ダグまたオカマになったかと思た。


翌日泥酔。

数時間後元気にボート


2/17 パリス、29歳の誕生日


夜ディナーへ




2/20  ホントのバースディの3日後、ラスベガスで大パーティ@TAO



アタクシもこうして20代最後の歳をハッピーに迎えられたのも、、、


このオトコのおかげ♪

だからlet's sing a song!!

イエイイエイエィ
オマエも苦労するよな。

ホラ、アンタもやってよ。
ゲホ。


パチパチ。

イエーイ!
ハイハイ。


好きだねェ。

お色直し


↑パパの髪

Happy birthday Paris





Paris'BD @TAO

2/23 ミーティング


この日、Be MagazineのCM撮影アタシの迫真の演技を見ヨ♪
Be Magazine CM「バッグよこせ!!」

同日、Sydney Mishelle Boutiqueへ。




2/26  




3/2 



3/11





3/12 doing to shopping




3/13 Paris at Beverly Glen
チビちゃんもカワイイけど、、、

やっぱりhuge


3/16  ダグとディナー from Club Avenue to Club 1 Oak in N.Y


3/22  @LAX airport


3/25 15th Anniversary of the Victoria's Secret


ベンジーと再会!(隣、ニコの夫ジョエル)
ヒサシブリ

アンタ、アタシのダンナにナニしてんのさ!
なんだ、ヤルか!?

もう仲直りしたこと黙っとこ


3/26 Go Shopping With Mom & Nicky.








3/30  shopping★ 




ツイート


3/31  cafe lunch 


4/1 Paris goes house hunting in Malibu
マリブに家を探しに行くパリス。



可愛いパピーに遭遇


4/5 スタバでコーヒー☆ アイスラテGet



4/7 NYLON Magazine 11th 記念  With Nicky







4/9  ショッピング @Fred Segal





「アバター」ナヴィ族Paris Ver.
paris online

パリス日記また次回です~
 皆さま、今週も楽しく頑張っていきましょー♪



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第9地区 / District 9

2010-04-10 23:12:45 | 劇場&試写★6以上

 

 

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同じアカデミー賞作品賞ノミニーだったら「アバター」、「ハート・ロッカー」よりもわたしは断然こっち
あ、「プレシャス」もお忘れなく

これ、もともと楽しみだったけど期待以上に面白かった
予告篇も殆どちゃんと観なくて正解

開始後1分でもう既に面白い、惹き込まれてく。
そしてダレることなく最後まで目が離せない


南アフリカの黒人居住区で暮らす異星人たちの姿をドキュメンタリータッチの映像で描いた6分半の短編画「Alive in Joburg」。
それを長編化して監督と脚本を担当したのは新人のニール・ブロンカンプ。
主演ヴィカスには監督の友人で、短編の方の制作にも携わった俳優では全くなかったシャールト・コプリー。
この方、次回作「特攻野郎Aチーム The MOVIE」(日本6月公開)で、リーア・ムニーソン、ブラッドリー・クーパーと共演。


この液、持ち去り注意


製作は「ロード・オブ・ザ・リング」のピーター・ジャクソン。

南アフリカ・ヨハネスブルグ上空に正体不明の巨大宇宙船が現われ、そのままとどまってしまう。
しかし、エイリアンは襲撃に来たわけではなく、宇宙船の故障で漂着しただけだったので追い返すことも出来ず、
やむを得ず彼らを難民として受入れることに。
それから20数年後。共同居住区“第9地区”はスラムと化し、地域住民の不満は爆発寸前に。
そこで超国家機関MNUは、エイリアンたちを新たな難民キャンプへ強制移住させることを決定。
プロジェクトの最高責任者に抜擢されたエイリアン対策課のヴィカスは、
さっそく彼らの住居を訪問し、立ち退きの通達をして廻る。
ところがその最中に、不注意から謎の液体を浴びてしまう!





もう今回はすぐに感想!


9/10(92点)



ちょこっとだけネタバレあり


エイリアン系のSF映画というと、ダメダメなB級になっちゃう可能性も大ありで
駄作と傑作紙一重だけど、、、
これ、単なるパニック系エンタメムービーになってないところがいい。
こんな映画、なかったと思わせるような独創性あるストーリーは新しい面白さ!
舞台などから「シティ・オブ・ゴッド」を想起させたかと思えば「インデペンデンスデイ」?はたまた「ET」、「アイアンマン」も??
ニュース映像や、会社の同僚、一般市民の証言が挟まれ、ドキュメンタリー風の作りがリアル。


でも写真だけみたら、エビみたいなエイリアンに人間が普通に
立ち退き証書にサインもらってる図なんか滑稽で、どこかシュールで笑える。



初めからエイリアンたちはいるという設定で始まり、彼らは居場所のない難民エイリアン。
人間との会話も出来る。
疑問を抱く前にもう見せてくれてるし展開も早いから、ぼーっとみてると置いてかれちゃう。

エンターテインメントでありながら、切ない気持ち....。

何も悪さはしていないエイリアンたち、だけど共存するには凶暴すぎる。
住み良い場所に移してあげるといいながら、武器を奪う目的の人間たち。

浮き彫りになってみえてくる人間のエゴ、征服欲、人種差別、国家企業のモラル、、、、




でもまあそんなことはどうでもいいの。
面白かったっていうのが一番重要ポイント!好きかどうか。
で、わたしはいろんな部分でツボだったんだよね、こういうの大好き
好きポイントがついて☆も高め!

ちょっとエグい部分もあるし、万人ウケするタイプとは違うのかもしれないけど。

虐げていたエイリアンと、ある事故によって仲間となってひとつの目的で友情が生まれる、、、、
だんだんとエビちゃん(クリストファー)が可愛くみえてくるから不思議、、、
いちばんツボだったのは、人間の優しい心と同じ感情を持ったエイリアンだったということ。
仲間が実験台にされていたのを目の当たりに見たエビ=エイリアン(クリストファー)は
自分たちが危機の時に呆然となって動けない。
「坊やのことを考えろ!」の喝が入ってハッと我にかえる。
そして力を合わせて、、、、、、!

MNUのヤツらは、「あいつはエイリアンとsexしたために感染した」と嘘を報道し、ショックを受け見放す家族(妻)。
そんなバカげた理由であることがまた変わってて面白い。
もしわたしだったら、自分の愛する人が本当にそんなことをしたかどうか
信じるしかないと思って見捨てないな、
と思うのはキレイすぎる話かな?

でもそんなこと疑問に思わせる間もない勢いが、この映画にはあった。


ヴィカスが妻に自らの存在を知らせるために贈ったもの、、、
ラストカットはちょっと蛇足だったなと思いつつもなんだか切なくなるのでした。

最後まで「3年後、、、、約束を守る」と言い残して去って行ったクリストファー

ということは、、、、!  3年後に続編

待ってるよー、クリストファー!!





気になってた方は是非!家で観るより劇場の大きな画面で迫力感じて観て欲しい作品
でも、好みに合うかまでは責任持ちません☆
公開中にもう一回観たいな~♪
さんざん書いといてなんだけど、

予告篇は絶対観ないでの鑑賞をオススメします!!

 公式サイト
District 9  2009年  アメリカ  112min

4月10日(土)より公開中~



先日、渋谷ツタヤにクリストファーが現れたらしい!DVDを物色してた模様!!
く~、いつも渋ツタ行ってるのにな~
いつか遭遇出来たらなんのDVDみてるかチェックしたい☆





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プレシャス/PRECIOUS BASED ON THE NOVEL PUSH by SAPPHIRE

2010-04-09 10:45:10 | 劇場&試写★6以上

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アカデミー賞作品賞、ゴールデン・グローブ賞ノミニー、
トロント映画祭、サンダンス映画祭などでも観客賞受賞で注目の1作いよいよ日本上陸


観たい映画リストでも書いたけど、
基本的にトロント映画祭で最高の賞にハズレなしって思ってるので期待値も自然にあがってた。

500円をチャリティし、NPO法人FTCアドボカシーセンター親子合宿事業の活動資金に全額寄付されるという企画で行われた試写に参加してきました~。


原作は黒人作家サファイア(別名ラモーナ・ロフトン)が96年に発表した同名小説。

監督には、ハル・ベリーの「チョコレート」やケヴィン・ベーコンの日本未公開「The Woods Men」を製作の、リー・ダニエルズ。

キューバ・グッティングJr.の「サイレンサー」に続く監督2作目。
自身はゲイということもあって、同性愛についての寛容なセリフも語られる。
次回作ではリーアム・ニーソン主演のウワサ。

脚本には、ジェフリー・フレッチャー。
この脚本家次回作は自らメガホンで「17歳の肖像」のキャリー・マリガンと
「ラブリーボーン」のシアーシャ・ローナン共演で
「バイオレット・アンド・デイジー」という作品を企画中だとか。


主人公のプレシャスには、演技経験がゼロだったという新人のガボレイ・シディベ。

お尻もお腹も強烈なおデブちゃん。
無名だったガボちゃん、自然で素晴らしい演技が認められアカデミー賞主演女優にノミネートの快挙★


全米で大人気のコメディエンヌ、モニークが冷酷な母親を熱演して見事アカデミー賞とゴールデン・グローブ賞で助演女優賞を見事獲得

フライパン頭に投げつける凄い勢い、ハマり役!



ミュージック界からは大御所マライア・キャリーとレニー・クラヴィッツも出演

去年、ゴシップ記事にも書いたこの素顔のマライア。
一見どうした?って思うけどこれは地味な素顔をさらして正解☆
メイクバッチリの別人(マライア)だったら、そこにマライアがいるってオーラ全開になってただろうから。
ただ座ってるだけだけど、複雑な親子の事情を聞いてあげるという重要な役割。



出演してるのこちらも知ってたから驚かなかったけど、
知らなかったら気づかなかっただろうな~
レニー・クラヴィッツ=看護士ジョン。出演シーンは少し。



友人のように、暖かくプレシャスを迎える教師に、ポーラ・パットン。
ちょっとハル・ベリー系。



読み書きも出来ず、母親の食事を作り、食べては寝て外出はロトを買いに行くときだけという16歳の少女プレシャス。
レズビアンの女性教師と出会い、文字を覚え、自ら生きる希望を見いだしていく。

どんなつらい事にも負けない勇気と希望の物語



1987年のハーレム。16歳の少女クレアリース・プレシャス・ジョーンズは、とんでもなく太っていて、読み書きも出来ない。
家では母親から罵声と暴力を浴び、おなかの中には自分の父親との間の2人目の子供を妊娠中...。
彼女にとって現実は残酷で、幸せは空想の中でしか実現しないもの。
そんな彼女がある日、フリースクールに通うことになる。
先生や、同じ境遇にある友達に出会い、彼女の閉ざされていた世界は次第に変わっていく。
そして、自分の人生を豊かにするのは、自分にしか出来ないことを知るのだった。





8/10(82点)



静かな名作でした
感動で涙ってほどではなかったんだけど、なるほど、というか観たあとじんわり。

「心がほかほかする。」というような表現で、劇中主演のプレシャスが言うセリフがあるんだけど
まさにそんな感じかな。

お金がなくてもプレシャスはオシャレも忘れない。
お化粧も、ほんとは恋だってしたいお年頃。
きちんと前髪カーラーで巻いたり服とお揃いのカラーでヘアバンドつけたり。
そんな可愛らしい一面も。

イジメる母親はもっと陰湿で精神的に酷いものかと思ったら、
見たまんま体育会系?で物投げ攻撃。
本当の母親じゃないとか、勝手に観る前思ってたら実の母親。
このふてぶてしさ。


父親の子を妊娠、それも二度目。っていうのも 母親の後夫かと思ったら実の父で驚き

幼少時に両親から虐待を受けて育ったために精神分裂を起すという話は聞くけど、
プレシャスは幻想を抱いて現実から逃れてる。

プレシャスが鏡を見るとき、映るのはブロンドのゴージャス美女だったり、
少しでも自分に優しい学校の先生を、自分に気があると思い込んだり、
TVの中に自分と母親を置いて理想を夢見たり、、、、、

その妄想の映像が、現実とうまく交互にミックスさせて ブラックミュージックを被せる。
そのオリジナリティが凄く興味深くて面白かった。


ここでそんな曲かける?!っていうちょっと変わった演出も、この作品を
重くて暗いだけのものにしていない部分。

いい映画ではあるけどそんなに色々なところで絶賛されているほどかな
って気持ちが途中よぎったりしたんだけど後半でぐっときてしまった。 
母親の告白がクライマックス。
母には母なりの孤独が。(でも暴力はいけません)

本音で語る姿にやっと、母親という人を知る事が出来た瞬間。
この作品、ここに尽きるかな! 

ーーーそしてまた、歩き出すプレシャス。


実の父親によるレイプ、その子を2度も出産、母親の嫉妬からの攻撃、虐待、
貧困、、、、

様々な問題を抱えながらも、常に前向きなプレシャス。
駄目だ、といいつつも自分を変えようとする姿。
誰だって幸せになりたい。でも言ってるだけじゃ何も変わらない。
愛して、愛されることで知る歓び。

きっと観た人がそれぞれ、何かを感じとることが出来る。そんな映画でした~





この素顔さらしたマライアの役者魂にも拍手☆


 公式サイト
PRECIOUS: BASED ON THE NOVEL 'PUSH' BY SAPPHIRE   2009年  アメリカ   109min
4月24日(土)~ロードショー

中央、監督。


ウィル・スミスと

先日、プロモーションで来日も果たしたガボちゃん。
ドスコイだけどカワイイ☆だまってても共感しちゃうキャラです
今後も女優をやっていく決意満々ガンバレ!




桜咲いたのになかなか暖かくならないね~
今日からまた新作も続々と公開☆
皆さま、楽しい週末を


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シャッターアイランド /SHUTTER ISLAND

2010-04-05 16:24:41 | 劇場&試写★6以上

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どこが「超」日本語吹替えなんだか、、、?
って、既に観た人たちは口を揃えて言ってる
レオナルド・ディカプリオ×マーティン・スコセッシ 4度目のタッグ!の本作。

本当なら去年のうちに全米公開、日本でもその後すぐの予定だったのが延期。
4月になってやっと公開に至る。

原作は、イーストウッドが映画化した「ミスティック・リバー」のデニス・ルヘインの小説。



公開前から「戸田奈津子による監修、超日本語吹替」!とか、
「閉ざされた島の謎解きに参加せよ!」

なんて煽ってたけど、最初から期待せずに観て正解
先週試写で観てから書くのに時間空いちゃった。その、話題の超日本語吹替版での鑑賞。

別に謎解きってほどのものでもないし、沢山映画観てる人だったら大体予想がつくオチ。
というか途中でわかっちゃう人多いんじゃないかな。

ロマンスなどにはもうとっくに興味ない、渋いレオ様
どんどんニコルソン化してくる☆
貫禄ついちゃってもう★
連邦保安官テディ

相棒には、いいひと、マーク・ラファロ。



レオに「そぉっスね~」なんて体育会系ノリ。

敵かな?味方かな? ベン・キングズレーはシャッターアイランドの医院責任者。
あいかわらずの存在感。



レオ(テディ)の、亡くなった妻に、ミシェル・ウィリアムズ。


狂人、凶暴キャラやらせたら右に出るものいないってことで
この人しかいないでしょう的ハマり役なのがジャッキー・アール・ヘイリー





ボストンの沖合いに浮かぶ孤島シャッターアイランド。
そこには、精神を病んだ犯罪者を収容するアッシュクリフ病院があった。
1954年9月、連邦保安官のテディ・ダニエルズ(レオナルド・ディカプリオ)は、相棒のチャック(マーク・ラファロ)と共にこの島を訪れる。
目的は、女性患者失踪事件の捜査。レイチェル・ソランドという犯罪者が前夜、鍵のかかった病室から消えてしまったのだ。




6/10(63点)

以下、多少ネタバレで!
映画を楽しみにしてる人はスルーしてね


はじめはスコセッシっぽくないかもーって思ったけど
そういえば昔デニーロの「ケープ・フィアー」って似た雰囲気だったなぁ。

謎解きって言われると、構えちゃうと思うケド正直、前半はちょっと眠くなった。
でも確かに字幕よりも映像に集中出来るからラクではあるけど
そこまで映像に集中しなくちゃ混乱するような話でもないかな。
超吹替ってよりは、親切字幕。って程度。
字幕のセリフが分かりやすく解釈されてセリフになってるって感じで、でもこれ吹替えなら当たり前だもん。
たまに、TVみたいに登場した人物に役名が出る。

なんだかレオの声優さんが全然あってなくてしばらくそっちの方が気になって。

途中、「シックスセンス風?」なホラーテイストになって来たあたりからぐんぐん惹き込まれて観てはいたけど
あちこちであれ?って思う事があったり(たぶん作り手の狙い通り)
何で?と思うあたりから段々とオチが読めてきて。

レオが主演でただの保安官で終わる役なワケないって最初から思った通り。
幻想、妄想、トラウマ。。。
頭がおかしくなってるのはレオの方で、観る方は最初からレオを軸にして観てるから
ハメられた保安官→からトラウマによって妄想世界を繰り返す男。の図。
これと似た内容の映画、前に観た記憶あるけどなんて映画だったか思い出せない。

相棒だと思わせてたマーク・ラファロが毎回毎回、親身になって演じさせられてたと思うと
やれやれお気の毒様だけど 笑える。


以下、試写で配られた謎に関する<キーポイントのヒント>
病院に入る時、銃を没収される際のチャックのぎこちない動き(銃の扱いに慣れていない)
病院の庭でテディに対して笑顔で手を振る囚人や「シー」と口を押さえる老婆。(以前から知人だったから)
テディを見つめるチャックの視線(患者であるテディをいつも心配してる)
レイチェルの捜査もせず、緊張感なく時間を潰している警備員の捜索隊
「Run(逃げろ)」と書いた女性囚人が水を飲む瞬間にコップが消えている。



分かった上でもう一度観ても、それなりに楽しめるだろうけど
オチは分かった時点でやっぱりって思えちゃったのが残念だな~。
(ただし意味深なレオ(テディ)のセリフが正気だったともとれるところが面白いってことなのかな?)

新しさはなく、古典的なスリラーとしてならフツウに楽しめる作品なので
あんなに宣伝で煽らなければもっと満足度もあげられたのかも。


真っ赤すぎる血が、ホラー好きには違和感だったけど、
後半の、子を殺してしまった妻とのシーンがなかなか怖さ出ていて良かった

それと、この映画のミステリアスで閉塞感を煽る音楽が素晴らしかった☆



   公式サイト
SHUTTER ISLAND    2009年   アメリカ   138min
4月9日(金)より、全国ロードショー


今回プロモーションで来日したレオの話題は
過去のゴシップ記事でココ


プレミア。





レオくん、今後はスコセッシ意外にもオリヴァー・ストーン監督やイーストウッド作に出演予定★
次回作はクリストファー・ノーラン監督「インセプション」
共演に渡辺謙、ジョセフ・ゴードン=レビット、マリオン・コティヤール、エレン・ペイジ、トム・ハーディ、キリアン・マーフィ、
トム・ベレンジャー、マイケル・ケイン。

「シャッターアイランド」より実はこっちが楽しみ



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4月公開☆新作映画リスト

2010-04-02 16:01:17 | 月別観たい映画リスト
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ほんと毎日あっというま!  この間お正月かと思ったらもう桜の季節とは

先日、久しぶりに鎌倉におでかけ。春休みでこんでたけど桜も楽しみました

英語学校も休んでたし、札幌2回も行ったり、
ウチに泊まってたワケじゃないけどノルウェーから一時帰国してたyueとペペも今日帰りでバタバタしてた3月。
取り残した2作は劇場ゾンビとウディ・アレン。
ゾンビはDVD 持ってるからまあ諦めるとしてアレンじいさんのは観なくては☆

新学期、新生活ある人もスタートの月、
新しいこと始めるひともそうでない人も、心機一転気持ち新たに頑張りましょう



4月公開、観たい&観た映画のチェックリスト

いつものように、タイトルクリックでレビューか公式サイトへ飛びます(観たい順)
4月公開作品全てではなく、migの気になってる東京で上映予定の映画リスト。

今月は1本だけ観てました

観た作品


 シャッター・アイランド 4/9(金)~
レビューは後日です 宣伝大げさ。 
見破れない謎!みたいな宣伝されてるけど割とありがちで見破れちゃう。
謎ってほどの謎ではなかったな~。






観たい&気になる作品

4月はアカデミー賞ノミネート作品が続々公開!
その中でも今月いちばん観たいのはコレ♪

 プレシャス   4/24(土)~
アカデミー賞2部門受賞ほかトロント映画祭では最高の観客賞受賞!
トロント映画祭受賞でハズレなし!なので楽しみ☆試写で観る予定。




  アリス・イン・ワンダー・ランド  4/17(土)~
ティム・バートン最新作だしアリスだし!ってことでこちらも超楽しみ
だったんだけど、先に観た翔が期待したほどでは、、、、というので期待値下げてみるつもり。
19歳の戦うアリスは確かに微妙、、、でもバートンの世界に酔いたい





  第9地区  4/10(土)~
まだ~むやyueもオススメ、アカデミー賞関連にもノミニーの期待作!
こういうの好きだし★予備知識なしで臨みます!!





 月に囚われた男  4/10(土)~
好きな俳優の一人、サム・ロックウェル主演♪
監督はデヴィッド・ボウイの息子! 様々なアワードで受賞の話題作。
ケヴィン・スペイシーも絡んでマス。 これも大穴的に期待しちゃう♪





 17歳の肖像  4/17(土)~
こちらもアカデミー賞作品賞ノミニーなど、各映画賞で話題の1本。
オジサンと17歳の恋!?  ポスターは誰かと思ったらこれピーター・サースガードだったのね★
主演の子は17歳には見えないがなにかあるのかもしれない(笑)
予告編すら見ずに観るつもり♪




  オーケストラ!  4/23(金)~
「イングロリアス・バスターズ」のメラニー・ロラン出演☆
名門オーケストラの元天才指揮者が、昔の仲間を中心にオーケストラを再結成し
かつての栄光を取り戻そうと奮闘する姿を描く作品。観たい♪





 ジョニー・マッド・ドッグ  4/17(土)~
かつて内戦で少年兵として戦った子供たちをキャスティング!
これぞ世界が注目する体感型リアル・ヴァイオレンスだ!―そう。
カンヌ映画祭でも賞を受賞して話題。シアターNから順次全国公開!





 ウルフマン  4/23(金)~
デルトロが狼男に! それしか知らずに観るつもり★
共演はアンソニー・ホプキンス、エミリー・ブラント。





 ダーリンは外国人  4/10(金)~
人気コミックエッセイの映画化。
またわたしが邦画っていうと驚かれちゃいそうだけど (笑)観る♪
井上真央ちゃん、かわいいし。




 タイタンの戦い  4/23(金)~
1981年同名のギリシャ神話ファンタジー映画のリメイク。
3Dで主演は「アバター」のサム・ワーシントン。
監督は「トランスポーター」シリーズなどで知られるフランス出身のルイ・レテリエ。
あまり興味ないけど一応。




ほかにはセス・ローゲンのおバカコメディ「ファンボーイズ」や、デニーロとパチーノ共演の「ボーダー」は4/23から。

(例の、企画されてたあのフランス映画のリメイク!)
サスペンスの「フェーズ6」も。
全部は観きれません~

これがお勧め!というのがあったら教えてね♪


そうそう、放置していたツイッターを先月から始めました
ちょっとした映画ネタの話やお勧めもの、どうでもいいプライベート含めつぶやいてるので
興味ある方はそちらも良かったらみてね


それでは新作映画にお花見、皆さま楽しい週末を♪


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