我想一個人映画美的blog

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10月公開☆新作映画リスト

2013-10-04 08:54:37 | 月別観たい映画リスト

 

 

 

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グルメの秋、旅行の秋、映画の秋

 

すっかり涼しくなって、温泉が気持ちいい季節になりました~

あっという間に今年も終わっちゃう!と焦るけど

1日1日を大事に過ごしていこう~

 

それでは早速、

 月初め恒例 10月公開、観たい&観た映画のチェックリスト

 

今月都内で公開されるなかから気になる10数本ピックアップ。
いつものように、タイトルクリックでレビューか公式サイトへリンク(ほぼ観たい順)
10月公開作品全てではなく、個人的に気になってる東京で上映予定の映画リスト



今月はスケジュール合わずでたまたまグアム行き機内でさらっと観た1本で

レビューするの忘れてた
観た作品

 セイフへイヴン    10/26~

「きみに読む物語」などのニコラス・スパークスの小説を、ラッセ・ハルストレム監督が映画化したラブストーリー。

小さな港町にやって来た女性が最愛の妻を亡くした男と恋に落ちるも、

逃亡中の身であるヒロインの真実が次第に明かされていく。

大した事なかったしこのキャストだからぜったいお蔵入りになると思ってたら

まさかの劇場公開。ジョシュ・デュアメルがカッコイイ。ヒロインはジュリアン・ハフ。

 

 

 

観たい&気になる作品

今月いっぱい観たいのある中、一番気になるのは断然これ

 死霊館      10/11(金)~

ソウでデビュー以来、面白い作品を撮り続けるジェームズ・ワン監督作!

アメリカで実際に起きた出来事を基に描くオカルト。あちらでも大ヒット!

yueが先に観ていてほんっとずっと待ってたホラー楽しみすぎ!

  



 マリリン・モンロー 瞳の中の秘密    10/5~

死後50年を経て初公開された自筆のメモや詩や手紙を基に、マリリン・モンローの真の人物像 を浮き彫りにするドキュメンタリー。

ユマやリンジー・ローハン、グレン・クローズなど

年齢もキャリアも異なる現役女優たちがリーディングし、伝説の女優の生前の言葉に息を吹き込む。

マリリンこれまでの全部みているほど好き+ユマが朗読。必ず観る♡




 グランドイリュージョン   10/25~

「トランスポーター」シリーズなどのフランスの鬼才ルイ・ルテリエ監督作。

プロマジシャン、デヴィッド・カッパーフィールドが協力。

マジックを駆使して瞬く間に大金を強奪する4人のマジシャンと、彼らを追い掛ける捜査官たちを描く☆

ジェシー・アイゼンバーグ、ウディ・ハレルソンの「ゾンビランド」以来の再共演♪

トリックか、犯罪か?ってことできっと犯罪だと思うケド?楽しみ



 トランス     10/11~

待ってました♪ダニー・ボイル監督作!

ジェームズ・マカヴォイ主演、ヴァンサン・カッセル共演のサスペンス。

「トレインスポッティング」の脚本家ジョン・ホッジとボイル監督が再びタッグ。

翔が畿内で観ていまいちだったというけど、、、、さて?



 ゴースト・エージェント R.I.P.D    10/18~

幽霊捜査官コンビのバディムービー!

ジェフ・ブリッジス&ライアン・レイノルズ☆そしてケヴィン・ベーコンも出てるぞい

予告篇みちゃったけど期待できそうなコメディ



 


 パッション    10/4~

ブライアン・デ・パルマの新作☆と楽しみにしてたけどリメイクかぁ。

フランスのアラン・コルノー監督作品を、レイチェル・マクアダムスとノオミ・ラパスでリメイクした

エロチックサスペンススリラー



 

 

 フローズン・グラウンド       10/5~

 ありきたりなタイトルつけたなーと思ったら原題もこれか。

 ラジー殿堂入りニコちゃん×ハズレ(殆ど)ナシのジョン・キューザック共演。

 1980年代にアメリカで起こり、人々に衝撃を与えた実際の連続猟奇殺人事件を映画化。

初の長編デビューとなる監督がメガホン。




 危険なプロット    10/19~

フランソワ・オゾンが、フアン・マヨルガの戯曲を原作にして放つサスペンスドラマ。

類まれな文才を秘めていた生徒と彼に物語の書き方を指導する国語教師が、思わぬ事態を引き起こしていく。

久々のオゾン作品。これは観たい♪





 ムード・インディゴ うたかたの日々    10/5~

「エターナル・サンシャイン」のミシェル・ゴンドリー監督作。

公開時は95minのバージョン、12日と26日の20時の回のみ、ディレクターズカット版131min上映。

このタイトル惹かれないけどゴンドリー作品見逃せない。どうせなら長い方観たいな。




 コールド・ウォー  香港警察 二つの正義   10/26~

第32回香港電影金像奨の主要9部門での受賞を果たした作品。

レオン・カーフェイとアーロン・クォックを主演に、アンディ・ラウも出演☆




 僕が星になるまえに     10/26~

2010年にトロント映画祭などで上映された

ベネディクト・カンバーバッチ主演作。

こんだけあるからたぶん観ないかな、、、、







以下、たぶん観ない。



ふーー すごい数だな

これに加えて、東京国際映画祭(10/17~)にラテンビート映画祭(10/9~)

そして 片岡翔はじめ各映画祭で話題になった若手監督たちの過去作品上映の

シネマZOO(10/5~)と本当に今月は映画月間 


どれだけ観れることやら


秋の夜長、映画で楽しみましょう



 

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地獄でなぜ悪い/Why don't you play in hell?

2013-10-02 13:18:11 | 劇場&試写★6以上

 

 

 

 全力歯ぎしりLet's go~

 

様々なジャンルの作品を撮り続ける、園子温監督最新作は

自身が十数年前に書いてた脚本を基にした、異色の青春バイオレンスアクションコメディ

ごった煮エンターテインメント♪


ヤクザ同士の抗争×自主映画製作




園監督作「愛のむきだし」でも、翔の短編「ゲルニカ」、「ぐるぐるまわる」(声)と、

1時間作品「蹴缶」に出てる川村悠椰くんが冒頭、子役で出てたけど

今度はまた偶然にも、翔の短編「LieLand」

の原菜乃華ちゃんが冒頭から可愛らしくCMシーンから登場

(二階堂ふみの幼少時)ミツコ役で出演☆

 


プロが自主制作映画を撮ったという雰囲気

メジャーじゃない役者たちも多く出演する中、ちらほらと園組のいつものメンバーたちも出演。

特に妻の神楽坂恵は今回、組長の愛人役でほんのちょっとだけなのが良かった

毎回出てるとしつこいものね 笑


園監督作は殆ど制覇したけど中でもわたしは「愛のむきだし」が断トツ好き「冷たい熱帯魚」も。

で近年の作品で言うと前作、前々作の「ヒミズ」「希望の国」は好きじゃない。「恋の罪」は面白かったな。

 

今回も海外での評判も上々で、ヴェネチア映画祭でもスタンディングオベーション、

トロント映画祭ではミッドナイト&マッドネスという、ホラーやちょっと変わった作品ジャンルでの

部門で観客賞受賞


ではキャスト。(多すぎるので主な人のみ)

 


武藤組、組長に國村隼

タランティーノの「キルビル」ではルーシー・リューに首はねられてたけど

こちらでも頭飛んでったのはオマージュか。

後半はとくにタラ風テイストでキルビルぱくりみたいなシーンあり。

悪いけどいかにもヤクザな顔だよね♪

 

 

学生の頃から映画の神様を信じながらもロクに作品も撮ってない

映画狂の監督、平田に 長谷川博己。

イっちゃっててすごい、この人のこの演技、キャラありきの作品。

 

武藤組親分の愛娘、女優を目指すミツコに二階堂ふみ。

こんなに胸あったの?こんなセクシーだった?

「ヒミズ」より可愛くて実はエンドロールまで気付かなかったわたし 

 

武藤の妻に、友近。愛する娘をスターにするのが夢。

ヤクザを返り討ちし、正当防衛が認められず10年獄中へ。


敵対する組長で、過去の出逢いによりミツコに異様な愛情を抱く池上に堤真一。


 

本作でも、新たな才能を起用。

園監督が認める、シンガーソングライター、星野源はドタバタに巻き込まれる一般の青年役で

 テーマソングの「地獄でなぜ悪い」も歌う。

演技がやけに自然でうまいなと思ったらこれまでにも役者としていくつか出てたのね。

 

今回もカメオ多数。その中のひとりに鳴海瑠子ちゃんも。


俺たちヤクザ、映画撮ろうぜLet's go!!

リハなし!リアル殴り込み一発勝負を映画に



ヤクザの組長・武藤は獄中にいる妻・しずえの夢を叶えるために、本業そっちのけで娘・ミツコを主演にした映画の製作を画策している。面会の度にしずえに対して、撮影は順調に進んでいると場を取り繕う武藤。しかし、肝心のミツコは男と逃亡中、そして、しずえの出所まではあと 9日しかない。金に糸目をつけず、片っ端から撮影機材のレンタルをしながら、なんとか娘の身柄を確保した武藤は、ミツコから(実はすべて嘘なのだが)映画 監督と紹介された駆け落ち男・公次を監督に抜擢し、本格的に撮影準備を始める。映画監督として騙しながら映画を撮影しないと殺される公次は、右も左もわからぬまま、オールヤクザのスタッフの質問攻めに対応していくが、限界に達しその場を逃げ出してしまう。簡単に追っ手の組員に捕まってしまう公次であったが、そこに奇跡のような助っ人が現れる。それは「いつか一世一代の映画を撮りたい」と、少年期から映画監督を夢見る平田であった。 映画の神様は自分を見捨てていなかったと、満を持して撮影内容の段取りを始める平田は、武藤と敵対するヤクザ組織の組長であり、過去の衝撃的な出会いから ミツコに異様な愛情を抱く池上に協力を要請する。かくして、ホンモノのヤクザ抗争を舞台にした、スタッフ・キャストすべて命懸けの映画が、電光 石火のごとくクランクインしようとしていた…。




8/10(80点)



面白かった~☆さすが園監督作。フツウじゃない!

このハイテンションさ。今回、エロ度は少なめ 

青春+バイオレンス+ドタバタ喜劇+ヤクザもの


早起きで、夜仕事あとに観たのに全然眠くならず、時間も気にならない

あっという間の2時間10分。


娘をどーしても主演で映画をとりたいヤクザ組長の想い、

死ぬ迄に1本傑作をどーしても撮りたい男、

巻き込まれる青年、

CMの少女にノックアウトされた敵の組長。


これらのエピソードが別々に描かれながら、最終的にひとつになる

首や足や腕がてきとーに飛んで、頭は割られ、ってまるでそこ「キルビル」まんま。

すぐに展開は読めるけど、ハチャメチャで会話やちょっとしたとこで笑わせる。

後半とくに笑えたな~

ヤクザたちが映画班作って、ちゃんとキャスト、撮影班、録音班、照明班とか分けてんの笑えるー。

監督は、「キルビル」っぽいと言われることについて

自分の方が先にシナリオ書いてたからね、と言ってるケド

いやいやいや。曲までもそっくりだったし! 


チャンバラの似てるそのシーンはちょっと冷めたけど

それ差し引いても(笑)十分な見応えで面白い

あとは堤真一の顔芸? ミツコ見る時の顔、最高 笑


ふつうっぽいこの人も良かった


子役の原菜乃華ちゃん、二階堂ふみ、両ミツコの魅力。


ちょっとグロシーンは園監督作あたりまえ。

頭からっぽで楽しむ、はちゃめちゃエンターテインメントムービー

をお楽しみあれ。

 

まぁ好みはハッキリわかれるだろうけど☆


 公式サイト

地獄でなぜ悪い      2013年   日本    131min

9月28日より、公開中~