青森セラピールーム Rio

忙しい毎日で、自分を大切に生きるということを忘れていませんか?

私が体感したタモキシフェンの副作用

2020-09-09 00:01:27 | 乳がん日記

さてさて、私の乳がんホルモン療法の副作用ですが、

飲み始めの2~3か月は、強いホットフラッシュ、夏にクーラーをつけていても

体が火照り、アイスノンや保冷剤がないと苦しく眠れない。冬になってホットフラッシュが少し落ち着いてもしばらく不眠症に悩まされました。

仕事仲間の治療家の先生や、セラピスト仲間達が私にいろいろな治療やセッションをしてくれたり、(皆ありがとう~)ギャバのサプリを飲んでなんとか半年ほどで薬に慣れてきたと思いきや、半年過ぎたあたりからますます怪しくなってきたのです。

ある日、薬で胃の調子が悪くなり内科を受診。で、まさかの卵巣の腫れが発覚。急に大きくなったのでMRIをとったり、腫瘍マーカーを調べたりと焦りましたが結果悪い状態ではないので経過観察となりました。内分泌をコントロールするホルモン療法は卵巣が腫れたり、子宮体癌になることもあるようです。肝臓の数値も上がり2か月ほど、胃腸の不調と酷い吐き気に悩まされ、まるで酷いつわりのような状態に。こうなると気持ちが落ちることもありましたが、家族の理解と、体と心を休ませながら無理なく仕事や家事をすることでなんとか鬱っぽくなることはありませんでした。家族に感謝です。

中にはホルモンの状態が不安定になり、鬱になる方もいるとか。副作用のない方もいますが、

非常に強く反応が現れたら、何らかの対処が必要かも知れません。

自分の体の状態をよく知り担当医に相談する、ジェネリックを正規のお薬にしてみる、

私は、エクエルという大豆から作られたサプリで私のような乳がんを治療している人も大丈夫なものを発見! 飲み始めてから4か月とても体が楽になり今はほとんど副作用の症状がなく、仕事や家事もバリバリできるようになりました。

女性ホルモンに左右されるゆらぎ世代の方や、乳がんの治療をされている方は試してみる価値ありかもしれません。


術後から1年経過

2020-09-08 23:08:33 | 乳がん日記

今日は、乳がん術後の経過を書きたいと思います。

私は、3か月ごとに経過観察と、ホルモン療法のお薬をいただいていますが、

半年ごとの血液検査と超音波やマンモなどの検査をしていただき、今現在

乳がんは、何も問題なく『大丈夫ですよ』と担当医の先生からは太鼓判を

押されました。ひとつ問題があるとすれば、薬の副作用・・・かな

 

乳がんのホルモン療法を皆さんご存じでしたか?

抗がん剤は知っている方が多いと思うのですが、知識として是非皆さんに

知っていただきたいのです。

乳がんのがん細胞は、大きく分けて2種類の性質を持っていて

「女性ホルモン(エストロゲン)感受性のあるがん細胞」

私は感受性があるタイプの乳がんでした。

「女性ホルモン(エストロゲン)感受性のないがん細胞」

とそれぞれの性質によって行う治療法も違ってくるそうです。

「女性ホルモン(エストロゲン)感受性のあるがん細胞」は、

女性ホルモンのエストロゲンを栄養として大きくなる性質を

持っているため女性ホルモンをブロックする役割を持つお薬を

飲むことになります。

 

乳がんの治療法としては、抗がん剤を使用する「化学療法」、

放射線を照射する「放射線療法」、女性ホルモンをおさえる

「ホルモン療法」があります。「女性ホルモン(エストロゲン)感受性のないが

ん細胞」で、この性質のがん細胞には、ホルモン療法は効果がないので、ホルモン療法は行わず、化学療法や放射線治療を行います。

乳がんの「ホルモン療法(抗ホルモン療法)」とは、女性ホルモン

(エストロゲン)を栄養として大きくなるがん細胞(エストロゲン感受性乳がん)に対して行う治療法で、エストロゲンを抑えることにより、がん細胞の縮小や再発を予防する治療法なんです。

別名「内分泌療法」とも呼ばれ、これが私にとってなかなか手ごわいお薬なんです。

もしホルモン療法で苦しんでいる方がいたら・・・家族や周囲の方の理解もあると

ありがたいなぁと感じたので、私の場合の副作用について次回書きたいと思います