うしくの辺り:魅力度最下位? 茨城県の南部

茨城県の牛久市を中心に、散歩やドライブで見つけた素敵な場所や不思議に思ったことをつづった。魅力度最下位茨城の地味な魅力。

つくばねぎ:茨城県青果物銘柄産地指

2023-01-14 16:00:00 | 農業

初詣に千勝神社(ちかつじんじゃ)へいった。

それはさておき、臨時駐車場の前がネギ畑。

というか、ネギ畑の一部をつぶして駐車場にしてある。

 

来る途中もネギがあちこちで栽培されていた

調べてみると、つくば市の南部、旧茎崎町エリアはネギ農家が多いという

埼玉の深谷ネギほど有名ではないが、一年を通じて東京に出荷しているそうだ

つくば市の農協の30軒ほどで部会をつくり、品種を変えながら周辺栽培に取り組み、成功しているという

「茨城県青果物銘柄産地指定つくばねぎを育てる人/つくばねぎ生産者 岡野博之さん」

病害虫がでないように輪作し、土作りに励んでいるそうだ

そういえば、ネギのあとに小麦を植えて、春に青い状態で土にすき込んでいるのをみたことがある

せっかく作った麦なのにもったいないと思ったものだが、そういう意味があったのか

 

畝間はあるが、一本一本が密である

1本ずつ並んでテープ状になった苗をトラクターで引っ張っていたのを見た

それが育つとこうなる

収穫も、出荷前の皮むきも、機械化されている

スーパーにならんだ土のついていないネギにするのは、それなりに大変な作業

 

冬の鍋に欠かせないネギ

つくば市産のがあったら試してごらんあれ

 

ではまた、ぶらり。

 

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

筑波山の裏で柿狩り:八郷地区

2022-11-12 22:00:00 | 農業

筑波山の裏(北側)は八郷盆地とよばれている。

梨や葡萄、柿など果物の果樹園が広がっている。

以前は八郷町であったが、合併して今は石岡市。

友人が柿園をもっている。

お父さんが柿農家であったが、亡くなってからはもっぱら趣味でつくっている。

働きながらできるほど柿園の管理は簡単ではないようだ。

枝にたわわになっている柿、柿、柿。

友人曰く、プロは一枝にこんなにたくさんならせないのだとか。

 

でも十分においしい。

 

庭先でも勝手にできる柿だが、へたから虫が入るので、最低限の農薬を使うとか。

それなりにたいへんな作業と思う。

よくできたのだけ選んで道の駅に出して、残りは我々友人たちに開放されて、取りに行く。

庭先でお茶しながらおしゃべりしながら、むかしからの友情を確認。

(農家といえども最近はお茶の習慣がすたれるるあると聞く)

とにかく、ありがたく柿をいただく秋の一日であった。

 

ではまた、ぶらり。

 

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

ポケットファームどきどき:JAの実店舗

2022-06-19 08:00:00 | 農業

町外れにポケットファームどきどきという店舗がある。

けっこうにぎわっている。

地元の野菜や果物、精肉、手作りハムやお惣菜、産直系の地方の物産。

調べてみると農協系の実店舗。

茨城県内では石岡市にもあるようだ。

茨城はメロンの産地としては日本一を10年ほど続けている。

全国の22~26%の生産量。2位は北海道または熊本県。

イバラキングなる勇ましい名前のメロンがある。

 

今日は親戚に送ってあげようと思いやってきた。

ここは宅配送料が少し安いのもうれしい。

朝早く開店からしばらくは意外に混んでいる。

退職者らしき夫婦づれが多い。

その波がすむと昼前に少しすいている。

 

となりには、バーベキューコーナーがあって、手ぶらバーベキューが楽しめる。

お手軽コース1800円~満足コースの常陸牛で3300円

週末にはけっこう賑わう。

 

肉の焼ける匂いは食欲をそそるが、ノンアル焼肉はつまらない。

さっさと帰ろう。

 

ではまた、ぶらり。

 

 

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

土ぼこり:関東ローム

2022-05-07 11:00:00 | 農業

茨城県南部、牛久市。

常磐線の駅周辺以外は農村が広がる。

散歩コースも農地のめぐりの感じになる。

この辺り、川沿い以外は台地が多く、野菜中心の畑が広がる。

春先、特に3月4月はまだ野菜が育っていないので、トラクターの入ったあとは裸地状態になる。

もう5月だが、新しく耕耘した農地の脇を散歩したら、

乾燥した畑から吹き飛ばされた土が路肩に積もっている。

縁石で風速が落ちて土が残るのだろう。

ちょうど縁石のところだけ茶色の土が積もっている。

実際は、もっと多くの土が遠くに飛んでいったことと思う。

畑に面した家に住む知り合いは、風の強い日には洗濯物干せないのよ、と嘆いていた。

 

風がよどみそうなコーナーは20-30cm、土が貯まっている。

関東平野の火山灰の軽い土を強風がさらっていく。

せっかくの肥えた表土が飛んでいく。

1年間に何ミリか減ってしまうだろう。

でも、となりから飛んでくるのもあるので、地面のレベルが維持されているのだろうか。

 

アメリカの農地も開拓後、土壌が風で浸食され、農業が続けられなくなった地域があると聞く。

スタインベックの「怒りの葡萄」はそんな話らしい。

日本では、雨水で土が侵食された話は聞くが、風の話はあまり聞かない。

でも、この様子を見ると、大丈夫かと思う。

 

ではまた、ぶらり。

 

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

牛久の家庭菜園や貸し農園 

2021-11-20 20:00:00 | 農業

茨城県南部、牛久市やつくば市周辺には素人がグループでやっている農園をよく見かける。

茨城に限らず、大都市郊外にはどこも貸し農園や家庭菜園があるとおもう。

茨城や千葉には東京からわざわざ高速道路をつかって通ってくる人もいるそうだ。

 

茨城県の農家は首都圏の市場を控えて米や野菜作りが盛んだ。

しかし、農家の高齢化などで営農放棄された農地は多い。

茨城県ではそれらの活用をめざして「いばらきのグリーンツーリズム」というホームページまで作っている。

貸し農園は県内に85カ所ほどある。

牛久に13カ所、取手10カ所など得に東京通勤圏である県南部に多い。

賃料は年間810円から5000円とずいぶん開きがある。

区画は20~40平米くらいが多い。

我が家の近くにも元気農園や竜ヶ崎市農協ファミリーガーデン農園などの名が付いている。

 

 

小さな小屋には鍬やスコップなどの機具を置いているのだろう。

車が数台とめられるスペースも確保されている。

 

農家さんが自分の農地を貸して、独自?に開園しているものもある。

ここは20坪なので66平米と少し広めだ。

 

 

牛久市には市が運営している元気農園がある。

○牛久市元気農園貸付規程などあって、お役所っぽい。

 

どこも無農薬や有機栽培など工夫されていることと思う。

子供のいる家庭や老後の楽しみにはよいだろう。

たとえ曲がったキュウリでも自分で作ったものは格別だ。

 

空いた区画があるようなので、今度借りてみよう。

ではまた、ぶらり。

 

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする