うしくの辺り:魅力度最下位? 茨城県の南部

茨城県の牛久市を中心に、散歩やドライブで見つけた素敵な場所や不思議に思ったことをつづった。魅力度最下位茨城の地味な魅力。

栗の生産日本一:茨城県

2021-03-27 08:00:00 | 農業

サクラの季節に秋の話題で恐縮ですが、

この写真は常磐線の中距離電車のボディーに貼ってあったものです。

笠間の栗!

 

笠間は笠間焼や笠間稲荷が有名は茨城県の中央にある市。

ただし笠間駅は常磐線にはなく、水戸の手前の友部駅と東北本線の小山駅を結ぶ水戸線上にある(今では友部は笠間市になっているが)。

JR電車にでかでかと広告をのせているので調べてみると、

茨城県は栗の生産が日本一だという。

 

農林水産省の統計によると、2018年

全国で16,500tの栗が生産され、茨城はダントツ1位。

順位 都道府県 収穫量 割合
1位 茨城県 4,400t 26.70%
2位 熊本県 2,570t 15.60%
3位 愛媛県 869t 5.30%
4位 岐阜県 665t 4.00%
5位 埼玉県 662t 4.00%
6位 長野県 595t 3.60%
7位 栃木県 548t 3.30%
8位 宮崎県 501t 3.00%
9位 山口県 474t 2.90%
10位 神奈川県 379t 2.30%

 

たしかに、あちらこちらに栗畑があって、梅雨頃には白い尾状花序(雄花)をのばし、独特のいやな匂いが漂う。

秋にはスーパーや八百屋に栗が並ぶ。

栗を使ったお菓子も多い。

でも、そこそこの値段がする。県民がこぞって食べるようにも聞かない。

 

笠間周辺に秋に行くと、「利平栗」の宣伝のぼりが出ている。

利平栗は日本の栗に天津甘栗を掛け合わせたものだそうで、岐阜県の土田健吉さんが昭和15年に作ったとwikipediaにはある。

茨城産じゃなかった。

九里よりうまい十三里のサツマイモも実は茨城が全国2位の生産量(鹿児島が1位)

九里を制して、サツマイモは2位なので十二里とすると、芋と栗あわせて茨城県は二十一里でありました。

 

ではまた、ぶらり。

 

 

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牛久市はバタフライ

2021-03-20 09:30:00 | なんだこれ

茨城県南部、牛久市の形の紹介です。庁舎がピンクというセンス

その形は真ん中がくびれて、三角形と四角形がドッキングした形。

バタフライのようでもある。

いかにも右と左が合併したと想像される。

 

真ん中のくびれた部分は約600mしかない。

 

ウィキペディアで調べてみると,10カ月の間に3つの村が合併した結果だった。

 

左の四角の西(左)側が牛久村。

昔から水戸街道が通っていたメインストリート。

そのとなりの四角の半分が岡田村。

くびれを含む右の三角形が奥野村。

 

現在の人口は約8万人。

つくば市や土浦市との合併議論もあったようだが、今は独り立ちしている。

平成の合併で行政サービスが低下した話はよく聞くのでこれで良かったと思う。

ただ、常磐線の走る左側(西側)に人も店も学校も交通も集中し,右側(東側)は奥野地区には路線バスもない。私もいったことがない。

東西格差の大きな市である。将来さらに格差は続きそうである。

 

ではまた、ぶらり。

 

 

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常磐快速の車両基地は千葉県

2021-03-13 12:00:00 | 鉄道

牛久から東京方面に向かうと、天王台と我孫子(あびこ)の間に線路がいっぱい。

松戸車両センターというらしい。常磐快速の車両基地。

朝、東京へ行くときは電車が出払っているらしく、一両も停まっていない。

ガラガラ状態。

上りの電車は南側を通り、下りは北側を通る。

上りと下りの間に線路が10本ほど並んでいる。

グーグルマップをのぞいてみると、

 

上野または品川駅発の常磐快速(ライトグリーンのストライプ)は取手行き。

利根川をこえた取手が終点だ。終点だけが茨城県。

取手から先に行くのは中距離電車として区別(差別)されている。

牛久はもちろん、中距離。

 

常磐線上りの最終便は東京に行かず我孫子どまり。

きかんしゃトーマスのように、夜になるとみんな帰ってここで寝るのだろう。

洗車機もあったので、時々はふろにも入れる。

電車のマイスウィートホームである。

 

ところで、中距離電車の車両基地は、勝田にあるそうだ。

常磐線下りの最終電車は勝田行き。

昔は蒸気機関車の基地だったと聞く。

 

寝過ごして勝田まで行ったお父さんの話はよく聞く。

一応、ビジネスホテルもあるので、マイホーム通り越してもなんとかなるらしい。

朝一番でもどると出勤できるという。

便利な世の中というべきか・・

 

ではまた、ぶらり。

 

 

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クロッカスの短命

2021-03-06 16:00:00 | 自然

三寒四温から最近は二寒五温になってきた。

3月である。

この時期、庭にクロッカスが可憐に咲く。

つぼみが膨らむころから毎年楽しみにしている。

我が家ではフキノトウに次ぐ春2番の花である。

ちょっと春めいた暖かい日。

数輪のクロッカスが落葉の間から顔をだす。

 

黄色のクロッカスに少し遅れて紫の花。

こちらも趣きがある。

 

でも、気づいたらなくなっている。

1日もたないこともある。

こいつの仕業。

家のあたりをなわばりとしているヒヨドリ。

日に何度もやってくる。

雀をけちらして、雄たけびをあげる。

そして、やっと咲いたクロッカスを目ざとく見つけてあっという間に食べてしまう。

同じころ咲く菜の花もすぐ食い散らかす。残念。

彼らには、春先のごちそうのようだ。

 

 

ではまた、ぶらり。

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