うしくの辺り:魅力度最下位? 茨城県の南部

茨城県の牛久市を中心に、散歩やドライブで見つけた素敵な場所や不思議に思ったことをつづった。魅力度最下位茨城の地味な魅力。

石岡市:府中愛宕山古墳、少し削られちまったぜ。

2020-05-30 21:00:00 | 名所

茨城県南部、石岡市の郊外に、関東で二番目に大きな船塚山古墳があるのは前回紹介した。

その近く、300mほど離れたところに、府中愛宕山古墳というのがあった。

道路標識まであって、左は船塚山古墳、右は愛宕山古墳。

愛宕山古墳はあちこちにありますね。

 

こちらの古墳は民家のすぐ裏、というか、古墳の一部を削って民家が建っている。

案内板によると、明治30年に東大の坪井正五郎氏によって発掘調査されたとのことだ。

昭和54年の調査で、全長96.6m、後円部径57m、前方部幅57m、後円部高さ7.5mと大きく、応神天皇稜と似ていることがわかったと。6世紀初頭。

 

けずられて、家にかこまれて、かろうじて残った、という感じ。

かつてはいろいろ出土したらしいが、詳細不明とあるので、どこに行ったかわからないのでしょう。

茨城県県指定の史跡になっている。

 

一部では古墳ブームです。

茨城もけっこうあるが、全国にあるのでオールクリアはかなり難しいだろう。

もしはじめるなら、早くしないと、自分が墓穴に入ってしまう。

やめとこ。

 

ではまた、ぶらり。

 

36.170556, 140.293185

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船塚山古墳:関東ナンバー2の大きさ

2020-05-23 08:00:00 | 神社仏閣

世界最大級の墳墓という「仁徳天皇陵古墳」は今や世界遺産だ。

昔、それを見たくて、仕事の途中こっそりとよってみた。

さすが宮内庁管理できれいだが、近くだと大きすぎて良くわからなかった。

 

関東にも古墳はたくさんある。

古墳にコーフン協会さんのデータによると

1位)兵庫県:18851
2位)鳥取県:13486
3位)京都府:13016
4位)千葉県:12765
5位)岡山県:11810

茨城県は

20位)茨城県:1862

中くらいの位置。

だが、東日本で二番目に大きな前方後円墳がある。

国の史跡。長さ186m、幅100m

下は案内板にあった空撮写真

 

後円墳の樹林(ここから入ることになるので入り口か?)には鹿島神社が祀られている。

 

石岡市の説明板によると、5世紀前半のもの。wikipediaによると5世紀後半

 

周りは畑に囲まれている。

前方の一部にはどちら様のかしらないが、お墓がある。

 

古墳以外に見るものはないが、春のうららの散歩気分。

私たち以外はだれもいない。

高さ11mの墓頂?からは筑波山が見える。

 

撮った写真をパノラマで合成して、186mをつなげた。

 

そのうち、東日本ナンバーワンを見に行きたい。

群馬県の太田天神山古墳(おおたてんじんやまこふん)が一番だそうだ。

コロナが明けたら、日帰りのドライブだね。

 

ではまた、ぶらり。

 

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つくば山麓でも田植え完了

2020-05-17 09:00:00 | 散歩

茨城県南部、つくば山。

北条地区は米どころ。

かこう岩でできたつくば山の水が流れてくるので美味しいという。

昔読んだ本に、コシヒカリのランキングに新潟魚沼産と並んで筑波北条米の価格が最上位にあった。

近くに住んでいながら知らなかった。

その後、この筑波山麓の農家から直接買っていたが、その方も高齢化で田作りをやめてしまった。

とても熱心な農家さんだったが、農業に未来はないから息子には継がせないと。複雑な思い。

 

 

筑波山を望むここも田植えは完了したようだ。

天気はイマイチだったが、田面につくばが写る。

 

ちょうど連休中だったので、鯉のぼりが泳いでいた。

農家の庭から揚がっているのだろう。

コロナに負けないといってるようだ。

 

 

その山麓の西側にりんりんロードがある。

土浦からつづいている。

昔、つくば鉄道というローカル私鉄があった線路を使って、北に延びる。

平野の鉄道が田んぼを横切りまっすぐ鉄路は敷かれていた。

そのため、自転車専用の道もひたすらまっすぐだ。

 

ママチャリ組もけっこういる。

今回は車で寄っただけだが、今度は自転車で来てみたい。

平和なサイクリングロードです。

 

ではまた、ぶらり。

 

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ゴールデンウィークは田植え

2020-05-09 09:00:00 | 農業

茨城県は平地が多い。

山が少ない。たしか森林面積は30%程度だ。

手入れのされていない竹林もあちこちにある。

孟宗竹の竹の子はもう終わりだ。

台地のへりの坂道を下ると、たいてい田んぼ。

小野川など小さな川でも周辺は田んぼが並ぶ。

連休は田植えのシーズン。

農家さんはコロナ騒ぎでものんびりしていられないでしょう。

 

このあたりは、コシヒカリがほとんどだと思う。

筑波山周辺の北条米は昔から高値で売れるという。

あの辺りは、火山灰土ではなく、かこう岩地帯だからと聞いた。

肥料や水管理も大事だろうが、土壌の違いはどうしようもない。

コシの他、あきたこまち、ミルキークイーンも直売所で見かける。

 

田植えのあとはビールがうまいという。

広い田んぼの田植えが終わると達成感もあるだろ。

でも知り合いの農家さんの中には高齢化とともに田植えをやめた方が何人もいる。

がんばれ茨城の農業

今年も豊作になりますように。

 

ではまた、ぶらり。

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民話の神社:五十瀬神社の泉はもうない

2020-05-03 13:00:00 | 神社仏閣

茨城県南部牛久市。

前回アップした、常磐線ひたち野うしく駅に掲載されている民話、「酒島の霊泉」とはどこかなと思っていたら、先日の地元情報誌にその話が出ていた。

小野川横の田んぼの真ん中にある五十瀬神社

広い田んぼのど真ん中に神社があったので、不思議に思って以前立ち寄ったことがあった。

ここが民話の舞台だという。

 

写真の右手100mほどに小野川があり、圏央道の高速道路が走っている。

 

小野川は大地を削って流れている。

この辺り、少し上がると一面畑だ。

関東ロームの火山灰地が広がる。

消費地東京に近く、露地物の近郊野菜としてざまざまな野菜が作られている。

ブルーシートの横は里芋です。

 

(これは冬の写真なので、何もありませんが)

 

今は、お酒が湧かないせいか?、ほとんど人が来ない。

ひっそりとした五十瀬神社でした。

 

この地区の方は正月にお社で酒を酌み交わして、八兵衛さんを偲むのでしょうか。

 

ではまた、ぶらり。

 

コメント (2)
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