うしくの辺り:魅力度最下位? 茨城県の南部

茨城県の牛久市を中心に、散歩やドライブで見つけた素敵な場所や不思議に思ったことをつづった。魅力度最下位茨城の地味な魅力。

ひたち野牛久駅イルミネーション:にぎわいは?

2023-12-31 20:00:00 | 散歩

常磐線ひたち野牛久駅は毎年暮れにイルミネーションを点灯する。

白と青のイルミネーションが街路樹にぐるぐると巻かれている。

人の集まる都会ではよくある企画だ。

このあたりは車の送迎が当たり前なので、人通りはとても少なく、

イルミネーションが寒々として寂しさが増す。

 

 

東口に行くと西友ストアがあって多少明るい通りになる。

暮れの31日午後5時過ぎになるが、西友の店内はそこそこの人出がある。

もうとっくに家でのんびり休む人も多いと思うが、今日も西友は24時間営業らしい。

働く人は気の毒だ。

暮れ行く兎年の年末を、年始の日本酒を買いにここまでやってきた。

まだ10℃以上あって冷え込みのゆるい大みそかの夜である。

よいお年を!

 

ではまた、ぶらり。

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水郷のうなぎ:江戸時代から続く250年

2023-12-24 21:00:00 | グルメ

茨城県潮来の水郷地区

関東太平洋岸の千葉から茨城の低地一帯は縄文時代には海だった。

そのためあちこちに低湿地がある。

そんな霞ケ浦や利根川の河口近くではウナギがとれる。

うなぎ屋も多い。

潮来にもたくさんうなぎ屋がある。

その中で国道わきの清水屋に入った。

割烹ということで川魚料理いろいろあるようだが、やはりウナギ。

 

養殖のほかに天然ものがある。

天然は倍近いお値段なので、、、

待ち時間も天然物は約1時間まちなので、、、時間もないし、、、

天然は霞ケ浦で地元のようだが、養殖は愛知県産、というのはちょっと残念だが、

違いはあっても、結局は好みの問題だというので、食べなれた養殖ものにする。

約30分後。まってました。

 

 

久しぶりのうなぎにう~ん、と満喫して幸せになる。

 

ところで、この店は江戸時代からあり、昔は旅館だった。

江戸末期の尊王攘夷で世の中が騒がしかったころ、水戸の天狗党も清水屋にお泊りになったそう。

その時の銃創のついた旧館の柱が展示されていた。

 

子供のころ、兄弟げんかして付いた壁の傷、、みたいなもんかも。

清水屋の歴史、茨城の歴史を感じさせる潮来の名店であった。

 

ではまた、ぶらり。

 

 

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だいだらぼっち:巨人伝説

2023-12-10 17:00:00 | なんだこれ

茨城県水戸市の東に大串貝塚ふれあい公園がある。

ここは「だいだらぼっち」巨像がある。

白い男が座って少し下を見ている。

像の高さは15m25cmという。

いかにも張りぼてっぽい。

 

中に入ってみると、だいだらぼっち伝説の解説などが展示されている。

階段を上ると、だいだらぼっちの手のひらに出た。

大した眺望ではないが、東側、海方面を眺められる(海は見えない)。

田んぼが広がる。

この大男がハマグリなどをたべた貝殻が丘になったとされ、実際、大串貝塚として保護されている。

 

像のとなりはだいだらぼっち足跡が。

右手側に足指がみえる。

 

だいだらぼっちの伝説は全国にあるようで、柳田国男や南方熊楠も考証しているそうだ。

各地のだいだらぼっち、でえだらぼっち、でーらぼち、たちはいろいろな伝説がある。

足跡や小便の後として池や川が伝えられ、人助けもした。

ガリバーの大男時代を思わせる。

 

茨城のだいだらぼっちは奈良時代の『常陸国風土記』に記載され、由緒だだしき方のようだ。

ただ、そのお顔はなんとなく寂しい気がする。

 

ではまた、ぶらり。

 

 

 

 

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音楽の街、浜松:ヤマハ楽器

2023-12-02 18:00:00 | アート

ご縁があってヤマハ楽器を見学した。

静岡県は浜松市へ新幹線でgo!

海外の楽器メーカはピアノ、ギター、etcの専門業者が一般的だが、ヤマハはほとんどすべての楽器をつくり、世界に向けて販売する稀有な会社という。

 

本社では横断歩道がピアノの鍵盤というシャレたデザイン。

もちろん公道ではないからできるのでしょう。

 

イノベーションロードという展示室がある。

ピアノやギターなどヤマハ製品の製造工程や古くから最新のモデルまで展示されている。

アコースティックの工程はこんな感じ

エレキギターも並ぶ

 

なぜか入口に白熊の親子が気持ちよさそうに寝ている。

 

車で30分ほど移動して掛川工場に。

ここではピアノを作っている(写真は撮れません)。

行程に分けて作業するので、ピアノが職人さんの間を移動していく。

ピアノは木材製品なので、輸出する地域別に温度湿度を調整した部屋でしばらく寝かせないと狂うらしい。

 

見学できるのは比較的汎用品のピアノようだが、それでも同じ工程で作ったピアノが3台並んでいて、それぞれ微妙に音色の違いが楽しめる。

購入する前に弾いてみて自分の好みのピアノを選べるそうだ。

プロ用のはすべて手作りで別の建物で作られているそうだ。

 

ショールームでは様々なピアノが並んでいる。

エルトンジョンが使ったピアノが入口に並ぶ。

別室ではリヒテルが引いたピアノ。

これを自分で弾くことができる。

まことに残念ながら、自分でできる楽器はない。

 

アナログ、アコースティックな世界からデジタルの世界が優勢になる中で、ヤマハは両面の製品を作るため、多様な人材を抱えているようだ。

 

プロになればハイエンドな楽器を使うのだろう。

でも、子供たちを含め、音楽のすそ野を広げるという意味では、ヤマハとか河合楽器は大事なメーカーだと思う。

 

予約が必要だが、音楽が好きな方にはおすすめのお出かけコースである。

 

ではまた、ぶらり。

 

 

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