うしくの辺り:魅力度最下位? 茨城県の南部

茨城県の牛久市を中心に、散歩やドライブで見つけた素敵な場所や不思議に思ったことをつづった。魅力度最下位茨城の地味な魅力。

梅園公園:つくば市の小公園

2024-02-25 23:00:00 | 散歩

つくば市の産業技術総合研究所(産総研)の南の住宅地の一角に、梅園公園がある。

梅の木と東屋、小さな野球場があるのみ。

そこにウメを見に行った。

本当は偕楽園をと思ったが、相当混雑しているという情報があったので、近間に向かう。

ここもちょうど見ごろを迎えていた。

梅の本数は多くないが、十分楽しめた。

もう少し、梅の木の手入れをすればよいのになあ、とも思う。

 

 

静かに梅をめでる人たちが散策したり、お弁当をたべたり。

ベビーカーを並べたママ友たち。

インド人やインドネシア人?らしき家族連れも散見する。

ここにインバウンドはないので、大学や研究機関は外国人が多いためだろうか。

テレワークの人もいた。

仕事がはかどるとは思えないが、気分転換にはなるだろう。

車いすや杖を突いてゆっくりやってくる老人も多い。

みんなニコニコしている。

 

 

サクラの下のにぎやかな宴もよいが、梅の香りを纏った小さな公園も味があるものだ。

5月なみの陽気に誘われて、梅を楽しむ人たちとゆったり過ごした平日の午後であった。

 

入れ替わり立ち代わりぱらぱらと人がいる程度の、静かな桃源郷が一角にある街はすてきだ。

 

ではまた、ぶらり。

 

 

 

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大串貝塚:縄文の斜面

2024-02-18 19:00:00 | ドライブ

だいだらぼっちを紹介したが、その公園に貝塚がある。

茨城県の大地のヘリには貝塚が分布している。

これは国の史跡なのでちょっと格が上のようだ。

時代は縄文時代前期(7000~5500年前)という。

 

 

よく見ると、貝類のほか、猪やシカの骨、タイやスズキ、エイなどの骨がみられる。

けっこうグルメのだったようだ。

 

ゆるやかな斜面のすそに大量に堆積した貝がらうまっている。

ガラス越しに見えるが、電話で連絡すれば係の人がカギを開けてくれると書いてある。

電話はやめておいた。

 

 

数千年かかっても貝は残っている。

 

我が家のコンポストに貝殻がふえてきた。

やっぱり貝を入れてはいけないと、家族に注意するのであった。

 

ではまた、ぶらり。

 

 

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圏央道拡幅:成田方面が便利に

2024-02-11 17:00:00 | 散歩

圏央道は八王子から首都圏をさけて埼玉、茨城を通って、千葉成田へとつながっている。

関東平野をぐるりと大回り。

でも、ところどころが片側1車線になっていて、時々渋滞している。

常磐道から圏央道に侵入して南下するとすぐに1車線になって、毎朝渋滞している車列がみえる。

ようやく拡幅工事が本格化した。

 

 

橋脚にしかける高架橋が横たわっていた。

いつか釣り上げるのだろう。

相当大きなものである。

 

そのうち一時道路を閉鎖し、この巨体がかかるのだろう。

たぶん深夜たった数時間のできごとになると思われる。

 

 

ここがつながると、渋滞は解消され、また距離が縮まる。

それは良いことだが、世の中ますます忙しくなるだろうな。

 

なんか、昔と違って、それが特にうれしいことには思えなくなってきた。

 

ではまた、ぶらり。

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偕楽園はまだ早かった:一張一弛

2024-02-04 19:00:00 | 名所

梅で有名な水戸の偕楽園は三大庭園の一つといわれる。

この庭園は弘道館とセットで徳川斉昭が1842年に作ったそうなので、後楽園や兼六園よりずっと新しい。(なのに3大庭園)

そんな偕楽園を学芸員の方の案内で梅まつり前に巡った。

 

斉昭は藩士の師弟に弘道館で勉強させ、疲れたら、偕楽園で遊べるようにとここを造成した。

大いに勉強するが、息抜きも忘れない。

一張一弛(いっちょういっし)というらしい。一張はしっかりと気張る。そして一弛で緩める。

大いに遊んでからでなく、一張が先である。

 

弘道館からここに来るには20分ほど歩く。

今は正門のようになっている東側の入口は当時なくて、本来は西側の門から入るのが正式という。

 

 

ここを入ると、左に孟宗竹と右にスギ林のやや暗い小径を降りていくことになる。

青竹が清楚だ。

ゆるやかなカーブの小径をしばらくすすみゲートをくぐると、開けた空間があらわれ、梅が並ぶ庭園にでる。

なかなかおしゃれな演出だ。

 

それが現在はおみやげ屋が並ぶ通りからいきなり梅林に入る。風情はない。

梅のソフトクリームをなめながら自撮りする観光客をかきわけ、梅林に入る。

 

正面には千波湖の見える一角に好文亭が立っている。

2階の広間から眺めると広々とした絶景が見える。

これが偕楽園の一つの見せ場という。

梅と松の先に広がる千波湖。

江戸時代は倍の大きさがあった。

 

梅はまだ咲いていない。

わずかに数本咲く紅梅に観光客が集まっている。

 

今年の梅まつりは2月10日から始まるそうだ。

よければぜひ水戸に足を運んでいただきたい。

 

ではまた、ぶらり。

 

 

 

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