うしくの辺り:魅力度最下位? 茨城県の南部

茨城県の牛久市を中心に、散歩やドライブで見つけた素敵な場所や不思議に思ったことをつづった。魅力度最下位茨城の地味な魅力。

ヤマザクラ :「西の吉野、東の桜川」

2024-03-31 16:00:00 | 自然

筑波山の北側、桜川市。

山の斜面に点在するヤマザクラ。

少しかすんだ曇り空。

ソメイヨシノとは違った趣がある。

昔から有名だったようで、西の吉野、東の桜川、と呼ばれたという。

「常よりも 春辺になれば桜川 波の花こそ 間なく寄すらめ」紀貫之

世阿弥作「謡曲 桜川」の舞台として知られているそうだが、調べてみると、常陸と下総の国司になった平将門の子、桜子の若の物語で、母子の愛情物語だという。

徳川光圀さんもたびたび訪れたそうである。

 

ふもとに、櫻川磯部稲村神社がある。

天照大神などがまつられ、けっこう古そうである。

そこでは神主さんが一人ひとり丁寧にお祓いをしてくれた。

ありがたいこと。

でもお賽銭は100円なり。

大正時代、このあたりは国指定の名称となり、現在では国指定の天然記念物になっている。

そんなに知られていないが(知らなかったのは自分だけ?)おちついたお花見ができて、良いところだった。

 

ではまた、ぶらり。

 

 

 


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