うしくの辺り:魅力度最下位? 茨城県の南部

茨城県の牛久市を中心に、散歩やドライブで見つけた素敵な場所や不思議に思ったことをつづった。魅力度最下位茨城の地味な魅力。

牛久市民の木No.2:エノキ 東猯穴の八幡神社の境内

2020-02-29 07:00:00 | 自然

東猯穴の八幡神社には,鳥居の横に大きな木がある。

木の横に牛久市民の木No.2という看板があった。

樹齢400年ほど。

樹高17m,周囲約4m。

 

 

高くそびえたえのきの木が小野川村(現小野川小学校や小野川郵便局(つくば市)のあたり)から見えたという。

約8km,2里くらいの離れている。

GPSのない時代はこういう目標が役に立ったと思う。

 

少し離れて写真を撮ってみた。

今でも立派なエノキの木だ。

 

 

まだ,ちゃんと成長しているので,大事にしてほしい。

 

ではまた,ぶらり。

 

36.014330, 140.146004

 

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牛久の八幡神社:巨木の神社,学園西大通り沿い

2020-02-22 08:00:00 | 神社仏閣

常磐線ひたち野うしく駅からつくば方面、学園西大通りを北に行く。

住宅地がきれたその先に,木がこんもり茂ったところがある。

八幡神社である。

八幡宮は全国にあるが,大分県の宇佐神宮が総本社とか。

 

 

何本ものスギの大木に囲まれた,それなりに由緒のある神社らしい。

境内に入ると社殿は大きい。

だが,閉められていてちょっと寂しいし,殺風景でもある。

 

ケヤキの大木の横の鳥居は新しい。最近,建て変えられたようだ。

少し前の写真には江戸享和2年という背の低い鳥居が写っていた。

 

 

裏に回ると,

 

鹿島神社も祀られている。

 

 

境内は広い。

小さな土俵まである。

 

 

昔は子供達が相撲をとって遊んだことだろう。

お祭りで奉納相撲などあったのかもしれない。

でも,最近はしばらく誰も使っていないようで,俵も大分痛んでいる。

 

調べてみると、この神社は1623年にこの地に移されてきたという。

牛久市の文化財保護員の栗原氏のウェブサイトにこの辺りの歴史を詳しく調べた資料があった。

なぜこの地に源氏の守護神である八幡神があるかなどの解説もあり,地方史の勉強になる。

 

それなのに,今は寂しい神社である。

西大通りを近くの牛久英進高校の生徒達が歩いたり自転車で駅に向かっている。

自分もそうだったが,若い子はまったく興味ないだろうなあ。。

彼らも年齢を重ねると関心を持つようになるのだろう。

不思議だ。

 

ではまた,ぶらり。

 

 八幡神社

36.014423, 140.146025

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小目沼橋:小貝川の沈下橋。時代劇の世界

2020-02-15 12:00:00 | 散歩

木製の沈下橋が近くにあると聞いて行ってみた。

 

関東平野を栃木県から茨城、そして千葉に向けて北から南に流れる小貝川。

利根川の支流。

つくばみらい市で東に蛇行したところに小目沼橋がかかっている。

沈下橋とは増水時には橋全体が川に沈む橋。

流木などが引っかかって壊れたり、流されないように、欄干をつけない橋。

 

四国、四万十川には有名な沈下橋があり、観光地となっている。

ここはあまりというかほとんど知られていないので、よいところだ。

 

 

旧伊那村、現つくばみらい市のホームページによると、

昭和31(1956年)にかけられたと言うからおもったほどに古い話ではなかった。

現在のは1979年のもの。

 

長さ95m、結構長い。幅は1.7m。そんなに狭くないので、恐怖感はない。

穏やかな川面を眺めながら渡ると気持ちよい。が,増水すると怖いだろう。

映画やテレビのロケに使われるそうだ。

 

脇差し、編み笠、裾をたくし上げて、95mでタイムを争うイベントをやるときっと面白いだろう,などと思った。

 

 

 

ではまた,ぶらり。

 

小目沼橋

35.972388, 140.004724

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牛久沼のうなぎ:沼を眺めながらうな重を。

2020-02-08 08:00:00 | グルメ

牛久沼ではウナギが釣れるという。

ネットで調べると,釣ったというブログなどがいくつかある。

 

半信半疑だったが,牛久沼漁協の2006,2007年のホームページが検索でヒットした。

(この漁協のHPは平成22年辺りからほとんど更新されていないので,そのうちなくなるかも)

確かに写真入りで紹介されている。

ワカサギ,クチボソ,フナ,テナガエビ,タナゴなどが取れるらしい。

外来種のブラックバスもいるし,ガーパイクもかかったという。

 

牛久沼ドットコムというサイトがある。

(平成23年から更新されていないが)

国道6号のこの辺りを「うなぎ街道」と宣伝したらしい。

以前はうなぎ屋が8軒もあったそうだ。

うな丼の発祥が牛久だったという!? 江戸時代の昔話も紹介されている。

 

そのうちの1軒,湖畔の「鶴舞屋」という湖畔のうなぎ屋にいった。

(この店,国道バイパスができたので,ちょっと入るところがわかりにくい)

住所が龍ケ崎市庄兵衛新田町となっており,このあたり昔は沼を埋め立てた水田だったようだ。

 

 

ここは2階のフロアーで営業しているので,窓から牛久沼がきれいに見える。

ロケーションは抜群。

眼前に小島がある。湖面に竹竿が挿してあるのは何だろうか。

 

うな重はもちろん,鯉料理もあった。(うなぎ屋でなく川魚料理屋でした)

 

鯉濃。やはりちょっと泥臭い。それが鯉。きっと鯉。

 

遠く,牛久駅前のビルが見える。のどかな景色。

 

昼下がり。満腹。ごちそうさまでした。

 

 

ではまた,ぶらり。

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泊崎太子堂:茨城県牛久沼に突き出すつくば市の南端

2020-02-01 12:00:00 | 神社仏閣

茨城県の南、牛久沼の最先端にある七浦弁財天は以前紹介した。

そのすぐ上の丘に泊崎太子堂がある。

泊崎を、「はっさき」、と読むとは龍ケ崎市のU-Tubeで知った。

入り口の看板には、

泊崎太子堂は弘法大師(空海)が大同年間(806-810年)にこの地を訪れ、座護摩を修めたところに建てられたとある。

縁結びと長寿にご利益らしい。

お詣りすると、長患いをせずに人生の最後を迎えられるとされ、信仰を集めているとの説明。

 

 

お堂の近くには、江戸時代の寛永通宝のさび付いたさい銭が広がっていた。

たぶん銅の一文銭。

(寛永通宝を調べると、wikipediaには裏の文字や書体の違いで100種類以上に分けられるらしい。)

 

高台なので牛久沼を一望にできる。

昔から眺めのよい場所は人々に利用されてきたのだろう。

1000年以上の歴史を感じさせる。

 

入り口に「茨城百景牛久沼」という石碑があった。

茨城百景なるもの、県のホームページをみると、昭和25年05月10日 告示第211号、とある。

ずいぶん古い告示である。

ここは今はひとけが少ないが、昔はもっと親しまれていたのであろう。

そのうち、百景を一つずつクリアしていこうか。

 

ではまた,ぶらり。

 

泊崎太子堂

茨城県つくば市泊崎43

35.948146, 140.122422

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