トロルお爺の”Satoyaman”林住記

生物生産緑地にて里山栗栄太が記す尻まくりワールド戯作帳

バンビーノ通信

2024-05-01 | 今日は真面目に

 なかなか出かけるまでには至らないバンビーノガーデンなのだが茶樹の新芽が出そろう頃とあって久しぶりに出向いたみた。その結果、放任樹だった茶樹を昨年に刈り込んでいた事で樹高は低いけれど発芽は良くて即席の新茶を楽しむことが出来たのだ。その折、全く放棄状態のハーブ、小生的には芳香蒸留水つくりも手当たり次第に行った結果「こんなものか…」と一応の満足を得て関心が薄れた香草をそれでも用立てられる可能性がある事が判明して自宅で邪魔になっていたレモングラスと雲南百薬を移植して来た。

 レモングラスは分割すれば10株程度には増やせるけれど半割にして2株で様子を見る。自宅の庭では霜害で枯れ死する事もなかったのだが郊外ではどうなのだろうか。まあ、手放した事になるから「後は野となれ山となれ」かもね。雲南百薬はかれこれ20年以上も自宅から消滅せず生き残り、ここ数年はグリーンカーテン用としてまた、チンして喰える簡便野菜として重宝していたけれど今期からはゴーヤに替えてみる。本音は従来種の朝顔でグリーンカーテンを作りたいのだが、そう思うだけで苗を定植するまでには至らないのだった。「花より団子」で行くべきか「パンのみで生きる者にあらず」を通すべきか煩悩のけじめはつかず高年齢低年金の穴埋めにゴーヤになった。これで夏の食卓が豪華になると思えば…豪華には華があるしゴーヤは業爺とも書けるし丁度良いのだ。

 雲南百薬、最近は「オカノリ」と言うネーミングだそうで時流に添ったネーミングなのだろう。植え付けしてある根塊は数年前に自宅から移植した物だけれど波板の陰になる北側に定植したせいなのか発育が悪くて自宅のそれほど成長は無かったままだった。今回の定植は補植と言うより根塊数も増やして波板の東側に定植したから育ちが改善されると期待しているのだが、赤土粘度の痩せた土壌なのでフイールドから腐葉土二袋程度は施してやらねばならないだろうなあ・・・。