ラ・ヴィータ イタリア

イタリア:ベニスでの日常生活やベネチアンガラス工房のお店“L'albero”での出来事、イタリア&海外お奨めスポットなど

廃材も喜ぶ:我が家のモザイク玄関

2024-05-03 06:52:14 | イタリア:自宅改装

久しぶりの自宅リフォームシリーズです

2020年から2021年にかけてコロナでタップリ自由時間があったとき

自宅の玄関のお化粧を始めたPiさん

この部分の外側は自宅改装で一番最初に取りかかったエリア以前はこんな感じでした→ ここ

タイルを切って(なんでも切ってしまうPiさん)お得意の壁モザイクを始めました

毎日あきもせずコツコツ切って張り付けております

 

実はこれコロナ禍のロックダウンの間唯一ゆるされていた食材の買い物時に

お散歩がしたい為わざわざ片道40分かけて歩いてパン屋に行く道で

捨てられていたタイルを毎回少しづつ持ち帰ってきたものなのです

 

なんでまたこんなものを拾って帰えるのだろうかと思っていたら

これがやりたかったようです(笑)

アップでみるとこんな感じ、赤い部分はタイルではなくムラノガラス

 

上部に3つ出ている鉄パイプも以前に制作したスタンドライト→ ここ の残り

捨てずにまだ残していたなんて、、、、

 

もちろんそのままでなく制作したガラスで飾り付けして

壁ハンガーの出来上がり、玄関があかるくなりました

奥に見えるアルコ(水道橋デザイン)はこんな感じで制作→ ここ 

手前にみえるペアの小窓のようなものは何かともうしますと

電気メーターの目隠しなのです

嫁にきてからこの年までずーっとむき出し状態だったのがやっと隠してもらえました

 

この小窓制作でまず最初に取り付けたこの格子状の白いプラスチック

開閉式の扉の強化のためのもの ( 裏側になります ) ですが

 

これまた超廃材を使用

捨てずに持っていた古い冷凍庫の引き出しの一部を切り取り使用、

これ冷凍庫用のプラスチック製品なので通常より硬くて丈夫

ほんまになんでも切っちゃうのです

そういえば以前庭の水道制作時も冷蔵庫の部品を使っていましたね→ ここ 

Piさん廃材マニアです(笑) これで開閉もバッチリです

玄関はこんな感じになりました

制作費は拾ってきたものとラルベロで制作したガラスなのでほぼゼロ

なんともありがたい事です!Pinoありがとう!

 

捨てられていたタイルもアイディア次第でこうして使えるんですよね

 

コロナ禍の間に制作したものまだまだあります


Casa di Pino (Pinoの家)ビフォー&アフター16 おしゃれな納屋②

2023-07-15 21:54:22 | イタリア:自宅改装

セメントで固めた納屋前の道

次に取り掛かったのが納屋の扉

市販の扉を買ってきて取り付けるのかと思っていたら

 

ラルベロの工房に所せましと何年も置き去りにされていた木版に

やっと手をつけました (やった~これで工房がすっきり)

実はこの木の板はPinoが近くのサンジョバンニパオロ教会の修理で捨てられたいたものを

もらってきたのです (あ~Piさんまたですか、、、、涙)

 

間違いなく3年間は工房にありました

ただでさえ狭い工房にこんな邪魔になる木の板を置かれた私は

毎日ストレスマックス、片づけたくてもどこにこの板を置いたらいいのかもわからず

 

ガラス在庫置き場の前に蓋をするように置かれた板をガラスを取り出すたびにいちいち移動させて

その度に「こんな使わない板捨ててしまえ~」と怒り狂っていた私

 

Pino「いつかこれ必要になるから」と馬耳東風

 

そしてやっと一枚一枚手持ちで家に持ち帰り始めました、いつものように公共交通機関を使って

これで工房の邪魔者がいなくなると嬉しかったのを思い出します

 

さ~ここからがPiさんのお楽しみです

自宅に持ち帰った木版を1枚づつ削りをかけてつなぎ合わせ

いつものように粉だらけ~

扉の形につなぎ合わせ

Piさんにんまりかなり嬉しそうです

そして仮設置

大きさはうまくはまりました

そして色を塗り始めました

何度も何度も塗りニスを塗って仕上げ

さてこれをどのように固定設置するのでしょうか?

ラルベロご近所の骨董屋のバルテルのところでまた錆さびのパーツを格安で仕入れ

にんまりPiさん

店の工房で錆とり

最後に大きなミッレフィオリで飾り付け

ベネチアンガラスガラス職人の家にミレフィオリ→ここ は外せません!

しっかり主張してくれました

自宅に持ち帰り微調整後黒色に塗り

そしてまた骨董屋バルテルのところで取っ手を購入

両端にやっぱりお揃いのミレフィオリを付けた取っ手を扉のど真ん中に取り付け

スライド式引きぐはこんな感じに

はいやっと仕上がりましたなかなかいい感じです

納屋前を掘り起こして作った道にはテーブル→ここ 水道→ここ 門柱→ここ 花台→ここ

と同じデザインのタイルを張り付け

しかしPiさんまめだわ~

使用した材料はほとんど廃材(捨てられていたもの)を使っています

本来捨ててしまわれるものがPiの手にかかり命を吹きこまれ

またこうして蘇る

出来上がりました

3年間あの木の板が工房にあったときは怒っていましたが

こうして可愛くなると第満足

 

Pinoには「あれだけ邪魔やとボロクソに文句言ってたのに出来上がるとこれか~」

といつも逆襲される私です

 

最終仕上げに納屋と同じく黄色に塗ると言っていたのに2023年いまだに白のまま

もう待たずにアップすることにしました~(笑)


Casa di Pino (Pinoの家)ビフォー&アフター 15 おしゃれな納屋①

2023-07-13 07:04:16 | イタリア:自宅改装

何故かまた大昔の改装記録を今頃アップ

2016年の春 Pinoはまたまた何か作り始めました

 

庭にある廃屋と化したガレージ&物置その左側にあるスペースになにやら新しい納屋を作るという

折角庭を綺麗にしてもこのスペースは隅っこでジメジメ

時々蛇がでてきたり自分の家の庭なのにどうも近寄りがたい

 

友人の手もかりて二人でコツコツ土台作り

レンガを積み上げなんとなく形になってきました

屋根もつけ、いつもながらPiさん楽しそうです

とゆも付けて

最後は家の中いくつも作り上げたアルコで仕上げました

これで仕上げをして終わりかと思っていたら納屋の前を掘り始め

なにやら道のようなものを作っています

お掃除してさてこれからどうするのでしょうか?

続きは次回に

 


Casa di Pino (Pinoの家)ビフォー&アフター14 2階洗面 ライト

2023-02-09 07:24:11 | イタリア:自宅改装

何年振りかのビフォーアフターシリーズです

2013年にアップした2階洗面→ ここ の最終仕上げです

 

正確には2008年にほぼ9割完成しているにも関わらず最後の仕上げをしたのが

なんとコロナ禍の間 

え~10年以上も仕上げをせずにほったらかしって、、、、

 

Piさん家でも工房でもいろいろ自分で改装して作ってくれるのはいいのですが

いつも最後の仕上げは未完成のままちょろっと残すんですよね

お店の作品も同じ最後の仕上げをせずに取り残されているものが山ほどあります

 

今回やっと2階の洗面に照明と壁飾りが付いて最終仕上げが終わりました

まずはビフォーがこちら

配線むき出し状態で照明がついておりませんこの状態で10年以上放置

そしてベネチアンガラスを取り出しました

 

なにやら一所懸命調整しております

そして壁に貼り付け始めました、そういう事だったのね~

アップでみるとこんな感じ

なかなかいいじゃない~ そしてライトをセッティング

ライト周りも同色でベネチアンガラス張り付けて可愛く仕上がりました

でもよく見るとライトは電球がむき出し???

これで終わるのかと思っていたら続きがありました

なになにこの金属と丸いグリーンのガラス細工は?

あ~そういう事だったのね:ライトカバー グリーンのガラスがポイントです

そして小さな枠にまたガラスなんでしょうねこれ?

お揃えでスイッチまわりもベネチアンガラスで仕上げてました

張り付けてこんな感じ

かわいいやん!こだわり続けた2階洗面

10年越しで改装終了いたしました!

これもコロナ禍の自由時間のおかげです

 

#ビフォ&アフター #改装 #洗面 #水回り #照明 #ベネチアンガラス

    


Casa di Pino (Pinoの家)ビフォー&アフター13 表札と門柱

2015-08-14 04:55:03 | イタリア:自宅改装

一番大変だった家の外壁塗り→ ここ も終了し

家のお化粧を始めたPiさん

“ どや顔 ”のライオン → ここ  の次に始めたのがこれ

どこから拾ってきたのか本人も覚えてない

なんの石なのか?

まずは綺麗に正方形に削り、そして何を削りこんでいるのやらと覗き込むと

37を書き込み????

そして何年前に制作したのか私も本人も忘れてしまった

ベネチアンガラスの37

これをうまくはめ込みました

そして丸いこれ

一体何になるのでしょうか?

それから次に始めたのがこれ

ますますわからない??? 

庭の水道→ここ や

ガーデンテーブルセット→ここ  や

花台→ここ や

どや顔ライオン→ ここ など

どれもすべて同じデザイン

 

全体の構想はこんな感じ

そしてなんだかへんてこなこれ????金属のライオン

次に自宅入口の門柱をまたまた破壊????

何々一体どうするの~?

門柱の上も同デザインで

こつこつと仕上げて

こんな感じに

はいもう想像がつきましたね最後はこんな風に仕上げてくれました

やっとできた家の表札と呼び鈴!

ライオンはベネチアのシンボルマークなのです

 

さびて汚かった鉄柵もきれいに錆を落とし

楽しそうに塗りなおし

さっきの丸い飾りのガラスをはめ込んではい出来上がり

小さいながらも街灯横に最初の37番も健在

こんな風に仕上がりました

藤の花も大きくなり毎年きれいに咲いてくれます

呼び鈴の下にも思い出の“37” → ここ も忘れず埋め込みました

でこれで終わりかと思っていたら

翌年になってからPiさんまたまたこんな物作りました

 一体なに??? 

茶色のとんがり帽子みたいのはレンガを削り

丸いのはベネチアンガラスなのです

ちょうど妹が来ていたのでこれで何をするか想像つく?と質問

妹 “?????”首をかしげておりました

正直私もどう使うのかは解りませんでした

謎のパーツは ハイっ!こんなふうに仕上がりました

より一層かわいくなりましたよ! 

この飾り有るか無いかでは全然違うな~

これでシリーズ5セット揃いました

はたして6セット目は有るのか?無いのか?

ブラボーPiさん!次の作品待ってるよ~


Casa di Pino (Pinoの家)ビフォー&アフター12 ライオン

2015-08-02 22:44:09 | イタリア:自宅改装

2014年春 Piさんまたまた何やら作り始めました

ラルベロのご近所さん

仮面ショップのカルロのところで買った陶器のライオンの顔

ライオンはベネチアのシンボルマークなのです

 

そしていつもの通りまた切っています

埃まみれになって

切ったパーツをパズルのように並べて

ライオンの周りにデザインして貼り付け

 

そしてやっと綺麗に塗り上げた壁をまた破壊し始めると

ご近所さんからも

“Pino 一体なにやっているの?せっかく綺麗に塗ったのになぜ壊しているの?”

Piさんそんなご近所さんに

“ まーみてて~ 家のお化粧や ”と

そして先ほどのライオンをうまくはめ込みました

 

周りも綺麗に仕上げてまた黄色に塗り直し

 正面入り口に“ どや顔 ”で存在感を主張

同時にベネチアからわざわざ持ち帰った謎の代物

 

これなんだと思いますか?

実はラルベロのご近所さんの改装に伴う廃棄物

階段だった一部を見つけてはもらってきたもの

これも又狭い工房に数年置き去りにされたものを

家まで持ってかえり加工して

 

ミニ花台に変身

花を飾る私の出番またまた増えました!

 

店に置き去りにされていた時は

“またそんな邪魔になるもん拾ってきて~”

と怒っていた私ですが最後こうなるとご機嫌さんです

 

寂しかった家の正面玄関がすこし華やぎました!


Casa di Pino (Pinoの家)ビフォー&アフター11 家の外壁塗り

2014-04-28 02:58:26 | イタリア:自宅改装

昔の外壁剥がしが終わったあと

すぐに本格的な壁塗りに入るのかと思っていたら

その前に始めた事がこれ

窓の上に沿って壁に穴をあけ始めたPiさん

か “ えー何してんの~?壁に穴なんてあけて ”

Pi “ まーみててお化粧や! ”

出来上がったものはこれ

そう例のこだわりの外壁→ここ

とペアになるように飾りを付けたかったらしい

こだわりまくるPiさん

そしてパドバ郊外の蚤の市→ここで格安でゲットした街灯

をつける準備

希望の位置につけるには壁の中に電気コードを埋め込まないといけない

 

またまた穴をあけてコード埋め込み完了

大変な労力です

購入時の色:黒はいややと言うて

モスグリーンに塗り替えています

やっぱりこだわりPiさん

そしていよいよ壁塗りのスタート

まずは

① 下塗りとして透明の液体を塗り

②  次に白色の塗料を塗った

 

何故白を塗るのかと言うと

次に塗る色が全体に統一の厚みで綺麗に塗り上げる為のひと手間らしい

隣の家がピンク色、ご近所さんの家がグリーンだったため

じゃ我が家は黄色にしようということに

 

そしてお天気の様子(塗った壁を乾かすため雨が降ると屋外の仕事はすべて中止)

を見ながら

③  本格的な黄色の壁塗りに入った

 

こんな高い所も全く平気なPiさん

お猿のように足場をよじ登っていくPiさん

その嬉しそうな顔は何?

楽しくて楽しくて仕方ないようです

 

④  そして全体が乾いたらさらに黄色を二度塗り

なんと4回も塗り上げた!あっぱれPiさん

 

調子にのってこんなことまで、、、、

落ちるからやめて~

 

街灯のセティングもバッチリ!

わーやっと完成と思ったら

煙突塗り忘れ~

またまたお猿になってよじ登り

どうだ!顔で最後のひと塗り

やっと完成致しました!

 

もうこれでお化け屋敷とは呼ばせないと豪語しておりました!

 

外見が一気にかわるとご近所さんから次々に絶賛の声を頂きました!

“あれを全部自分でやったのか?”と感心されご機嫌のPiさん

 

隣のオバちゃん マルゲリータからは

“かなえ、彼がどれだけ節約できたかわかる?すごいことなのよ~”と

 

どうやらこの外壁塗り業者に頼むと恐ろしく高くつくらしい

お天気の状況をみてしか進められず人件費も高い

しかも我が家の場合は最大のネック

塗るより100倍大変な “ 剥がし作業 ” →ここがあった為

おそらく頼んでいたら    

300万円以上はかっかた可能性があるらしい!

 

へー高すぎる~

いやーハラハラドキドキ危なかったけど良くやってくれました~

お疲れ様でした!Piさんありがとう!

もうお化け屋敷なんて言いませんからね~


Casa di Pino (Pinoの家)ビフォー&アフター10 家の外壁剥がし

2014-04-16 07:01:02 | イタリア:自宅改装

この家をお化け屋敷となずけた私

そう初めてこの家に来た時に一番驚いたのがこの剥がれ落ちた外壁

ひどい

これがもう本当に廃墟に見えてどうしようもなかった

この剥がれ落ちた外壁と手入れされてない森のような庭がどこからどう見ても

お化け屋敷にしか見えなかった

 

実際周りの家にはちゃんとスーパーの広告が入るのにいつも我が家だけは

入れてもらえず完全に人が住んでいないように思われていた節があった

 

そんな状態が何年かつづいて

2011年やっと壁を塗る段階までたどり着いた!

 

さすがにこれは業者に頼むんだろうな~と思っていた私、、、、

ががが、、、、、

Pi “自分でやる”とういう始末

 

自分でやるって言ったって納屋の壁とは違い自宅の壁は足場がないと到底塗れない

どうやって塗るのよ~と毎日言い張っていた私

 

Pi “足場はレンタルするとすごく高くつくからな~なんとかならないかな~”

とのんきな状態

こりゃ本当に塗るところまでたどり着くまでまた何年かかかるな~と思っていたら

 

Pi “かなえ!足場が半永久的に借りられるっていうかほとんど貰える!”と

言うではないか聞くと年金暮らしをしている彼の友人の知り合いで左官屋さんだった人がいて“貸してあげる = あげる ”っていてくれているらしいと

 

ということで足場がゲットでき素人の二人が組み立てた足場

写真では簡単そうに持ち上げているけど

下で見ていた私ととなりの御婆ちゃんはもう落ちやしないかとハラハラドキドキ

 

御婆ちゃんが

“怖いわ~危なすぎる~かなえ、今日は店行っても心配で仕事どころじゃないで~”と

 

ほんと落ちて骨折程度ですめばまだましだけど

打ち所が悪ければあの世行か一生ベットの上なんてことになりかねない、、、、

もうこの時ばかりはやめて欲しいと思っていた

 

でなんとか組み立てた足場

まず一番最初に剥がれ落ちた外壁を全部綺麗にはがすことから始めた

家全体の昔の塗り壁をはがすのに最初に使っていたミニ電気バーナー

これじゃ焼け石に水いつまでたっても前に進めない

 

 

で考えたのがこれ

巨大ガスバーナー、、、これで壁を温めながら全部剥がし落とすと言うらしい

Piさん “どうだ!顔”

これまた気が遠くなるような作業&大胆かつ危険すぎる!

 

しかもこのガスバーナーはベネチアンビーズを作るために別注で

鉄職人:サンドロ→ここに作ってもらったもの

ビーズを作る前に家の壁剥がしに使われた

(ちなみに2014年現在まだビーズ制作まではたどり着けてない)

 

そしてそこにあるもの何でも代用してしまうPiさん

グリーンのホースは庭の水やり用に使っていたものをガス管にくっつけて使用

ほんま大丈夫なんの~そんなあり合わせで~

 

何日かかったか覚えてないけど一人コツコツと全部の壁をはがし落としたPiさん

雨風にさらされ剥がれ落ちていた所は簡単に取れたけどそうでないベランダの壁

固くて簡単にはがせない

特にコーナーは頑丈に張り付いていた為ガスバーナーをかなりの時間あてて

こそぎとったらしい

 

帰宅した私なんかPinoの顔がおかしいことに気づく

Ka  “あーっ 眉毛半分ないで~”

Pi “えー本当に?、、、、あーたぶんガスバナーの壁からの照り返しで焼けたんや~

それでかーなんか顔がめっちゃ熱いな~と思っていたんや~”と

 

夢中になると自分の眉毛が焦げてることにも気が付かないらしい、、、、

なりふりかまわぬPiさんです!

まずは第一段階が終わりました 


Casa di Pino (Pinoの家)ビフォー&アフター9 庭の水道

2013-09-24 04:44:38 | イタリア:自宅改装

昨年黄色に塗った納屋の壁、なんだか奇妙な蛇口が飛び出したままだった

一体これどうするのかと思っていたら

2012年3月Piさん突然またいじり始めました!

 

またまた庭で真っ白になりながら何やら切りはじめ

こんな感じのものを製作し始めました

 

小さな欠片を張り付けようとしています

なんやなんやそれ?

よーくみると何やら見覚えのあるこの色合い

 そういえば昨年工房で彼が作っていたお皿

すごく奇抜な色合いで作るな~と思っていたら

そうかそういうことだったのね!

 

1つ1つ小さく切ったガラスとタイルを

まるでモザイクのように張り付けていく気の遠くなるような地道な作業

 

でもPiさんよほど楽しいのか

毎朝一番にすることは

寝癖だらけの頭で窓を開けてはその出来上がっていく様子を嬉しそうに眺めている

 

こつこつ1か月ほどかかったかな?

やっと仕上がりました庭のデコラティブな水道

せっかく塗った黄色の壁もまたまた汚してしまいました

よーく見るとPiさんのシンボルマーク:ラルベロも側面に入っています

 

そしてこの水道なにがすごいかって言うと

実はこれ制作費用はゼロ、かかったのはPiさんの労力のみ

今までの家の改装で残っていたタイルを寄せ集めて制作

冷蔵庫の残り物で美味しい料理を作る感覚と一緒です

 

内側は見えないから全く色が合わなくてもいいとこんな感じにして

 

葉っぱが入って腐らないようにとネットも入れ込みました

しかもこれも古い冷蔵庫についていた区切りネットをなにかに使えるかもと

捨てずに取り置きしていた物を使用

意外なところで日の目を見ました

 

そして訪れた友人たちに絶賛されPiさんは大喜び

いろいろお褒めの言葉を頂きましたね~

“クリムトの絵のようだ”という人もいれば

“Pinoここ十字架が足りないよそれがあれば立派なお墓だわ”

と真面目な顔でおっしゃり周を爆笑の渦にされたお茶目な奥さん

人それぞれ感じ方はさまざまです

 

さーここまで来たら最後はやっぱりお化粧が必要

私がここ数年はまっているガーデニングの出番です

汚してしまった黄色の壁も再度綺麗に塗って

ぱっと明るくなるように真っ赤な花で飾ってみました

なかなかいい感じになりましたお化け屋敷から脱出して一歩前進です!

 


Casa di Pino (Pinoの家)ビフォー&アフター8 納屋の外壁

2013-08-16 06:55:07 | イタリア:自宅改装

2011年 家の中の大仕事が一通りおわったら

今度は納屋の外壁をいじり始めた

 

いくら芝刈りして庭を綺麗にしてもあの汚い納屋がいやでも目に入ってくる

 

突然“黄色にする”と言いだしたPino

 

まずは壁を塗る前に納屋の入口扉

これがもうさびさびでどうしようもないくらい汚かった

ダークグリーンに塗りそして壁を黄色に塗りだした

 

思っていたよりも早く塗り上げ

綺麗に塗られた納屋の外壁

手始めに花を飾ってみた 

ほんの少しだけど気分一新

お化け屋敷からも一歩脱出したのでした!