ラ・ヴィータ イタリア

イタリア:ベニスでの日常生活やベネチアンガラス工房のお店“L'albero”での出来事、イタリア&海外お奨めスポットなど

2021年 ベネチア:クリスマスイルミネーション

2021-12-22 08:35:56 | ラルベロ(店)での出来事

2021年早いもので今年最後の一大イベントNatale(クリスマス)まであと3日

この時期にベネチアにいるのは今年で3回目

 

サンマルコ広場のクリスマスイルミネーションを見ておこうと

Pinoと二人向かったのですが、、、、

え~って結果でした

コロナ禍が長引いている影響がもろにでておりました

 

個人的には色とりどりに輝くツリーより

こんな風にしんみりと輝いているツリーのほうが好きなのですが

2018年にみたツリーと比べると、、、、

 

ならばと街中で素敵なクリスマスウィンドーを探そうと数日歩いてみました

ありましたよ可愛いのが

こちらVeneziaで一番有名な生地屋さん

自社の生地でツリー制作&イルミネーション

お昼間だったのでライトの威力が解らなかったのが残念

ゴールドも輝いていましたよ

目を引いたガラス食器

下を見るとツリーに飾るガラスボール玉、結構大きいです(ソフトボールくらい)

ベネチアンガラスのソッフィアート→ ここ と言う吹きガラス技法です

ツリーに飾りつけても重くないように薄く吹き上げる事ができるのは

ベネチアンガラスの大きな特徴です

レストランの窓際には

ミニサンタが呼び込みしてしていました(笑)

通勤途中にあるレストラン運河に映っているライトが綺麗

橋のたものとにある屋外席

夏場は予約必須の人気の席となってます

 

Veneziaのオリジナルデザインが人気の靴屋さん

ここの靴ほんとにデザインがいいんですよね、ユニークなデザインが多いです

 

実はこの時期近くの街にクリスマス旅行でもしようかと計画していたのですが

オミクロン株の怪しい動きに計画は取りやめ

ならばと近郊の街:Trevisoにクリスマスイルミネーションを見に行ってきました

これがなかなか良かったのです

 

運河に浮かぶハートが可愛すぎました

街のお肉屋さんは生ハムに赤いリボン、食材の間にサンタもいます

こんな演出を見ているとクリスマス気分が盛り上がりますね

 

シンプルで私のお気に入りの飾り付けがこれ

流れる白いライトとグリーンがいいな

どこも個人商店は頑張っていますね

 

街の朝市ではこの時期ポインセチアがガーンとならんでいます

衣料品も

ちょうどミニコンサートありました

決して上手ではなかったのですが(ごめんなさい)

足が止まってづーっと聞き入ってしまいました

 

楽器を弾いてる人たちは昨年はコロナの恐怖で家で息をひそめてこもっていた年代の人達です

 

今年はこうしうて外に出て日常を取り戻し始めてます

そう思ってみているとなんだかしんみりしてきた私です

来年はきっと今年より良くなるはずですね

 

で肝心のラルベロは?→ここ

えーっと恥ずかしながら全く飾り付け無しです

「あかんやーん!なにしてんのーん」って声が聞こえてきます(笑)

今回もなんとか色でごまかしました

実は現在ラルベロは9月中から工房奥を改装中で(詳細はまた後日に)

クリスマスまでには終わらせるって言っていたPiさんですが

いまだに継続中です毎日埃だらけになるため飾るのはあきらめました

せめて作品だけでもクリスマス的なものをと思い沢山作ったにもかかわらず

最終仕上げができずに工房奥で眠っております(涙)

 

一年後はどうなってるんでしょうね?

私は日本にいてると思いたいのですが(笑)

 

 

 

 

 

 


La Repubblicaイタリア新聞社より発行 VeneziaガイドブックにL’albero 掲載

2021-12-06 03:13:08 | ラルベロ(店)での出来事

2021年11月30日にイタリアの新聞社(全国紙):La Repubblicaから創刊された

Veneziaのガイドブック:VENEZIA MAXIMA に

L’albero VeneziaのPinoがVeneziaのArtigiano(職人)の一人として紹介して頂きました

 

500ページ以上にも及ぶ分厚い本にはVenezia&周辺の島を中心とした情報が満載

正直ツーリスト向けのガイドブックというよりも

Veneziaをこよなく愛する人向けのマニア本って感じでしょうか?

 

世界中コロナ禍で激変してしまった観光地ですが

リアルタイムのVeneziaの情報が掲載されています

現地イタリア人から見た真のVeneziaガイドブックです

https://inedicola.gedi.it/prodotto/le-guide-di-repubblica/

 

各分野総勢20名のArtigiano(職人)の中でガラス職人はPino含めて3人

コロナ禍のあとは大量生産の物ではなく

失われつつある職人の“ 匠の技 ”が再び見直されるようになること願います

 

イタリア国内では街中にあるEdicolaや本屋で購入できます

勿論Amazonでも

9月に受けた取材の最後にPinoが

“ところでどうしてL’albero Veneziaのこと知ったの?”と質問

 

答えは

“取材にあたりいろいろな人に誰が良いか聞いたら何人もの人からL’alberoVeneziaのPinoがいいよ”と

 

こう言う話を聞くとほんと嬉しいですよね!

職人冥利に尽きますね

Piさんこれからも頑張ってね

これからも地元Venezianoに愛されるL'albero Venezia であり続けたいと思います