ラ・ヴィータ イタリア

イタリア:ベニスでの日常生活やベネチアンガラス工房のお店“L'albero”での出来事、イタリア&海外お奨めスポットなど

なんでも運ぶ! ① 家具

2012-04-25 15:48:54 | イタリア:自宅&畑&花

ベニス島で物を買って自宅にもって帰るのって

小さいものならなんの問題もなくもって帰れるのですが

 

大きなものを購入するとそれをベニス島内から大陸側(メストレ)に運び出すのは

至難の業!

 

手持ちのできないものはすべて船を利用して車やバスの入り込める場所まで運び

そこから又車やトラックなどで運び出すこととなり

送料だけで買った商品より高くつくこともたびたび

 

なのにPiさん買うんですよ、、、大物を、、、、

どうして運び出すのよってものを

 

5年くらい前の話

オスペアレット商店街 (ラルベロの近くのお店を私が勝手にそう呼んでいる)

の古道具屋さんのバルテルのところで年代物の家具を買いました

 

家具です、、、“年代物なのにすごく安かった”と、、、、

でも家具なんです!とっても大きな!!!

 

送料だけで間違いなく買った商品代くらいつく

いったいどうやって運ぶのよ~と

 

いつものように怒る私に

 

Pi “ バラバラにしてもらうのでそれを少しずつもって帰る ”と

バルテルがバラバラにした家具をお店(ラルベロ)に運び込んできました

 

バラバラにされた家具はそれでなくても狭い店の中に

案の定ながーく置き去り状態にされていました

 

時々バルテルがみにきて  〝Pinoもって帰っているか?〟って

私、、、、〝 まだあるよここに!〟

そんなやり取りが数ヶ月

いい加減バルテルもあきれてもうそれ以来に私に聞くことはなかった

 

が数年前何故か突然思いついたかのように

 

こんな風に持ち帰りはじめました、、、、

 

バスの中にも持ち込み

 

夜遅くなっても手持ちで家まで持ち帰りました

気が向いた時だけも持って帰るものだから

全て持ち帰るまでに2年ほど経過(笑)

 

そして家の納屋に1年ほど放置され

 

2011年の夏ある日突然組立はじめました

まだ家のどの位置に置こうか決めてない先に、、、

 

もちろん組立てられた家具は秋の私たち日本出発までには定位置に置かれることなく

家の入口の邪魔になる場所に数か月置き去りにされまま、、、

 

我が家に来客があってもその家具は玄関近くに所狭しと置き去りにされ、、、

 

来客もそんなPinoの性格を知ってか

〝まーいいやん時間あるときにやれば〟と

恥ずかしがる私をそう言って慰めてくれていた

 

この春帰ってきてやっとまともな位置におかれました

 

やっとこさ我が家のガラスのコレクションボードに変身できました

 

まだまだ手入れのいるこの家具

Piさんどんな風に直していくのでしょうか?

いつ終わるんだろうか?

 


Casa di Pino (Pinoの家)ビフォー&アフター1 プロローグ

2012-04-21 16:07:22 | イタリア:自宅改装

現在私達が住んでいる家はベニス島内ではなく

大陸側のメストレという街の郊外にある

 

私がこの家に初めてやってきたのはかれこれ10年近く前になる

そのころは例の近所の憩いの公園もまだ建設中で電気もなく公園内は真っ暗

 

いったいどんな場所に家があるのやら不安だったことも覚えている

 

公園を抜けるとさすがに街灯があり閑静な住宅街の中にはいり

おおきな庭のある区画整理された綺麗な家が立ち並んでいた

 

いったいどんな家に住んでいるんだろうか?とわくわくしながら

到着した家をみて愕然としたのがまるで昨日のことのよう

 

綺麗な周りの家に比べるとそこは

もう何年もほうったらかしにされた草ぼうぼうの庭、、、

家に蔦が絡みつき壁が剥がれ落ち、まるで外からみると廃墟のようだった

 

愕然!!!

 

これ本当に人が住んでいるんだろうか?という感じだった

 

中にはいるとこれまたすごい状態で

配管むき出し、くもの巣もあちらこちら

台所もなんとか使えると言う状態の代物

 

1Fのトイレは壊れていて使えない、いつも2Fまであがらないとだめ

洗面も大昔のままのレトロなものだった

洗面の真ん中に排水の大きな穴があり塞ぐ物がない

 

間違ってなにか落としたら詰まって使えなくなってしまうということで

いつも何も落とさないようにドキドキしながら使っていた

 

一度誤って化粧道具を落としえらいことになった

 

そんな彼の家を私はいつしか冗談半分で

Casa di  Fantazuma 〝お化け屋敷〟と呼ぶようになった(笑)

彼の空手仲間にこう言うと大爆笑される

皆同じことを思っていた証拠だ!

 

ここから始まるCasa di  Pino=Fantazuma (Pinoの家=お化け屋敷)物語

さてどんな展開になりますことやら、、、、                     


一難去ってまた一難

2012-04-16 01:57:30 | イタリア:怒り&忍耐

先月の “家の中が真っ白け~” 事件から1か月

やっと正常な日常生活に戻った4月

 

昨年の夏長く使っていたパソコンが壊れた為

今回の帰国時に新しいパソコンを買ってイタリアに戻った

 

パソコンを買い替えたのを機に古くて遅いADSLのモデムもこの際変えてしまおうと

早速テレコムイタリアに交換行った

 

なんなく無料で交換してもらい最新型のWi-Fi対応に

 

このモデム交換できっとおそらく何か問題ごとが起こるだろうと

あらかじめ予想していた私

 

予感的中、、、、やっぱり、、、イタリア

 

モデム交換したとたんインターネットどころか

大切な家の電話回線が通じなくなってしまった

 

この電話回線が通じなくなることは想定外だった為少々あせった

 

しかも間が悪くパスクワ(イースターの復活祭)のお祭り時期にかさなり

テレコム (日本でいうNTT) に電話してもパスクワ済んでからしか調べに行けないと、、、、

仕方なく3日間不通の状態で過ごす

休み明け早速きてくれていろいろ調べてもらうと

なんと家の外の電話会社管轄の器具が問題ありと発見

 

そういえばモデム交換前にも数日電話回線が通じなかった日があった

思い当たる節もないのでそのうち戻るだろうと気にもしていなかった

 

工事のおっちゃんが直してくれ家の電話が通じるようになった

なんと工事のあとテレコムから“ご迷惑をおかけして申し訳ございませんでした”と

お詫びの電話あったと言う

 

日本じゃあたりまえだけどお詫びの電話なんて少々驚いた

イタリアも少しはサービスって言葉を習い始めたかと、、、、

 

で早速新しいモデムに繋ぐとなんともたもや電話回線喪失!

 

一体どうなっているのやらと

モデムなしで電話回線を直接つないでも回線喪失状態

 

もーいったいどういうことやねん!

又怒りが沸々と沸いてきた

 

翌朝Pinoがフリーダイヤルに電話して回線が戻り

安心して店にでかけた

 

そして帰宅後またモデムに繋ぐと

またまた電話回線喪失、、、、、もういやや~

それでなくても仕事で使っているパソコン

メールのチェックができなくなると命取り!!!ストレスたまりまくり

 

そんなことを何日かくりかえし電話回線は通常に戻った

 

この間Pinoの友人でパソコンシステム会社を経営しているMさんのところに

新しいパソコンを持っていってWi-Fi対応に設定してもらっていた

Mさん“あとは繋いだらすぐにネットできるよ”って

 

ネット関係での困りごとがあったらいつもパソコンもって彼のもとに走る私

ありがとうMさん!あなたがいなかったらもうどうしていいかわからなかったよ~

 

あとはモデムに繋いだらOKということなので

夜帰宅して早速繋いでみるもでもどうしてもADSLにつながらない

モデムは正常に作動している

 

仕方がないので翌朝またMさんのところに状況を説明しにいった

 

Mさんいわく“おかしいな~つながるはずなんだけどな~”

 あらかじめ撮影しておいた表示される画面をせると

 

“あーこれおかしい!!!この分は僕のところでいじることはできなくてテレコムが設定している部分だから

フリーダイヤルに電話してネットの回線を設定してもらわないと”と言う

 

えーまたフリーダイヤル

 

もうーいいかげん嫌気がさしていた

一体何回電話したらちゃんとなるねん!

いやだいやだといっても電話しないことには前には進まない

 

でMさんが指摘した箇所をテレコムに言うと

テレコム側で操作してネットが見れるようになった

 

あーこれで一安心!

 

ここまでたどり着くのに約10日かかりました

ふ~疲れる!これが昨日の朝の話

 

そして今朝パソコン立ち上げるとえーまたネットにつながらない!

 

でまたまたテレコムに苦情の電話

操作されて繋がるように、、、、、

 

今現在朝立ち上げた状態でこのブログを記載している

 

なんかパソコン切ったらまたつながらなくなりそうな気が、、、、、

ブルーだわ~

 

ということでまたネット具合わるくなるかもしれません

私からのメールが遅れる場合があるかもしれませんが

必ずお返事しますので少々おまちくださいませ


憩いの公園

2012-04-01 21:27:34 | イタリア:その他

 

我が家(店ではなく自宅)の近く店への行き帰りに必ず通る綺麗に整備された

憩いの公園がある

 

広い敷地にみどりがいっぱい

 

この曲線の道がまたいいじゃない!

そしてベンチもいっぱい

 

 これだけ緑があると夏場は日中どんなに暑くても

大きな木の下は天然クーラー状態

ベンチに座ろうものならすぐさま睡魔に襲われる

自然の力のすごさを見せ付けられる

 

平日の昼間ともなると近所のおじいちゃんおばあちゃんの井戸端会議の場と化する

いいな~イタリアのんびりしていて

 

べニス島内と違って定期的にいつも綺麗にお掃除&芝刈りされていて素晴らしい

(観光客がゴミをいっぱい捨てていくベニスは迷宮運河だらけで

お掃除も簡単にはできないという事情もあるけれど、、、

 

店に出かけるときは朝日を浴びながら

毎日お散歩している人達と挨拶を交わしながらバス停に向かう

タンポポ、マーガレット、バラと

季節ごとの花が咲きほこりここを通るだけでなんだか元気がでてくる

思わず花を見入っていてバスを逃してしまうこともたびたび

今はこんな感じで花が咲いている!

 

夏 日が長くなると21時近くでもまだ明るく

夕日をみながら帰宅

 

ここでもまた一日の疲れを癒してもらえる

 

そして時にはこんな笑えるボコボコがあちらこちらに

 

なんだなんだと近づいてよくみると

 

そうモグラの仕業!

モグラたたきゲームってまさにこんな感じ!

本当にいるんだなモグラ

街育ちの私には驚きばかり

 

自然がいっぱいの市民のための公園です

 

この公園ができたころは24時間あいていて中に入ることができた

夏夕食後のお散歩は涼しくてよかったな~

でも移民が夜中に悪さをするようになってから治安維持のため

夏でも21時には門が閉まってしまうようになってしまった

 

残念夜の憩いのひと時すごくよかったのに!