OL主婦の小さな幸せ。

日々の出来事や小さな幸せ、お出かけ、身近なエコ、環境問題、フェアトレード、鳥のこと、アロマなどを綴っています。

写真展「地球の食卓」

2009年02月12日 | 環境問題・食
先週、「地球の食卓 ~世界24か国の家族のごはん~ 」という写真展を見て来ました。

話題の写真集・地球家族シリーズ「地球の食卓」(TOTO出版/2006年)より、ふたりのジャーナリストが世界各地を巡り、取材した「ごくありふれた家族の、ごくありふれた食卓」の風景から約90点の写真を公開。
日本で初めて開催された写真展らしいです。

世界24か国のごく普通の家族と、食卓に置かれた一週間分の「食材」。
その他の生活風景も。


コチラでほんの一部ですがご覧になれます・・→

世界の多様な食文化、食品市場のグローバル化、食文化の均質化、食料の格差など、地球規模での「食」をめぐる様々な局面を映し出して云々・・と
ありましたがなるほど、
途上国の多くは、自国ならではの食材で1週間を過ごしており
先進国や先進国並みの途上国は、パック詰めされたもの・箱詰めのもの・瓶カンもの・食べなくても生きていけるであろう食品が多く並んでいます。

予想していたことですが考えさせられました。

「食」への捉え方を見直したり、お子さんがいらっしゃる方は「食育」の一環として大変有効ではないかと思います。

数々の写真を見ていて、このお話を思い出しました。


「世界がもし100人の村だったら」

世界には63億人の人がいますが
もしもそれを100人の村に縮めると
どうなるでしょう。

100人のうち
52人が女性です
48人が男性です

すべての富のうち
6人が59%をもっていて
みんながアメリカ合衆国の人です
74人が39%を
20人が、たったの2%を
分けあっています

すべてのエネルギーのうち
20人が80%を使い
80人が20%を分けあっています

75人は食べ物の蓄えがあり
雨露をしのぐところがあります
でも、あとの25人は
そうではありません
17人は、きれいで安全な水を
飲めません

20人は栄養がじゅうぶんではなく
1人は死にそうなほどです
でも15人は太り過ぎです

※エコ検定テキストより抜粋
(テキストでもほんの一部の抜粋で、内容はもっとあります)

シンプルな表現な中にも世界の実情が縮図として伝わってきます。

「地球の食卓」写真展はこのお話を、ちょっとだけビジュアルに訴えてきたような気がしました。


写真展の説明文?(写真の横にいろいろ書いてあるパネル)で
印象に残ったのは、、、

キューバは国民の半数以上が海外で暮らす親戚などから仕送りを受けていて、政府はそれに10%の税をかけていること。
でも教育と医療は無料、公共料金や住居や輸送は手厚い保護を受けている。
全国民が食料の配給を受けているということ。

アメリカ・カリフォルニア州のある高校では、水飲み場よりジュースの自動販売機の方が多い→学校がドリンク会社と提携して資金不足を助けてもらってるという。

スーダン難民の1週間分の配給食糧やチャドの子供・・

石油資源で潤うクウェートの一家でも、食品の98%が輸入されているものだということ。


私が行った日は、土曜日でしたが初日だったこともあり落ち着いて見られました。機会がありましたら是非ご家族で・・
お子さんに、わかりやすくいろいろ話しているママもいました~^^


JR根岸線 本郷台 あーすぷらざ3階
「あーすぷらざ」にはフェアトレードショップ「ベルダ」もあります


フェアトレードチョコ           ネパールのスパイス・ジンジャー

どちらも「ベルダ」にて。

コメント (8)
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