「BAD LANDS バッド・ランズ」 感想(ネタバレあり)

 安藤サクラ×山田涼介×原田眞人監督による
予測不能のクライムサスペンスエンタテインメント！
姉弟が向かう先は、 天国か地獄か・・・
（公式サイトより）

俺好みの派手なアクション映画では
ありませんでしたが
なかなかおもろかったです！

ストーリーを簡単に言いますと・・・
大阪のディープな地区“西成”を舞台に
特殊詐欺で生計を立てる姉弟が
ある事をきっかけに
３億円もの大金を
手に入れそうになることから
ヤクザや半グレ集団、
警察からも追われることに・・・

大阪が舞台なので
登場人物のほとんどが
コテコテの関西弁のセリフです。
早口で、普通の会話の中にも
いちいちボケやツッコミを
入れてくるので
関西弁をよく理解していないと
ついていけない映画かもしれませんｗ

俺は生粋の大阪人なので
中途半端な関西弁だと認めへんけど(ｗ)
関西出身ではない安藤サクラの
関西弁はほぼネイティブ関西弁していて
素晴らしかったです！
山田涼介の関西弁も
ほぼほぼ合格です！

現実に大きな社会問題となっている
特殊詐欺の組織構成や犯行現場、
警察の捜査などがスリリングに
描かれていましたが
どこまでがリアルなのかは
定かではないけど勉強になりました。

裏社会を描いた映画にありがちな
お色気や暴力シーンも
わりと少な目で
重くなかったのがよかったです。

軽妙なセリフと
味のある役者たちのお芝居で
（宇崎竜童がイイ！）
上映時間143分があっという間でした。
ラストもまあまあハッピーエンドなので
（山田涼介は死んじゃいますが）
見終わった後、
爽快な気分になれました。

 「BAD LANDS バッド・ランズ」
満足度・・・82点