長崎に行った際、必ず立ち寄らなくてはならないのが平和公園です。
恒久平和を祈念する平和の泉。
平和の泉にある少女の手記
のどが渇いてたまりませんでした
水にはあぶらのようなものが
一面に浮いていました
どうしても水が欲しくて
とうとうあぶらの浮いたまま飲みました
私が原爆について知った手段のひとつは「はだしのゲン」でした。
原爆についてのおそろしさを知るには、実際に被爆した地に訪れる
ことが一番ですね。
いたましい惨状について書かれていました。
お昼12時、浦上天主堂から平和の鐘が聞こえました。
毎日5時半、12時、18時に鐘が鳴るそうです。平和を訴え、毎日鳴り続けるのです。
青空と像、この平和な一日に感謝しつつ、
亡くなられた方々の冥福を祈りました。
学生さんたちが次々に訪れ平和の誓いを唱えている光景はとても意味のあるものだなぁと思います。
私も長崎に来られて本当によかった。
このあとはおみちの案内で山王神社に向かいます。
福山雅治さんの歌う「クスノキ」の楠と鳥居の場所です。
路地をのぞいたら、爆風で片方が飛ばされたという鳥居が見えました。
そして、山王神社へ
被爆した2本の大きなくすのき。
当時は爆風と熱をあび、焼けた幹だけが残ったそうですが
被爆してもなお、長崎の復興とともに緑をよみがえらせました。
木の幹の内部の空洞には爆風によって入ったらしい焦げた石や瓦礫がささっていたそうです。
太く、力強くそびえるこのクスノキですが、治療を受けた形跡もしっかり見られました。
大変な経験をしたのですね。
平和公園ももちろんでしたが、
原爆遺構をみることで原爆の恐ろしさやいろんなことを感じ取りました。
今回みたのはほんの一部でしたが、今までとは全く違った意識が生まれたように思います。
長崎で世界平和を祈ったひとときでした。