「傷を負うことは人生にはつきもの、傷は磨くとピカピカ光るから傷も必要かも」
(福山雅治ラジオ番組で語る)
そうですね、かさぶたができた後は丈夫になるといいますから。
『青空を冬の雁(かり)が渡って行き、
人もいない山には木の葉が飛んで散ってゆく
、夕暮れに靄(もや)のたちこめた村里の道を、
ただひとり空の鉢(はち)を持ったまま帰ってゆくのだ』
(良寛)
里を歩き回っても、
何の施しの米や豆もなく、
一人寂しく山に帰っていく。
なにか寂しい気がしますね。
働き損のくたびれ儲けと思うかもしれないが、
報酬に結びつかなくとも、
子どもたちと無心に遊ぶ喜びの中に、
快い疲れの
満足感がある。
今でいう、ボランティアのような充足感で
帰って行ったのだと思います。
価値観は人それぞれ違うもの。
いつもいつも、施しがあるとは思えないから、こんな日もある。
せめて喜んでくれた
笑顔を見れたことに
満足しよう。
そんな声が聞こえて来そうです。
生き方に感謝して
今日も心のこもった
一日を送りましょう。
町のごみ掃除でも心は満足するものです。
合掌