「春は花
秋は紅葉(もみじ)と
散りはてて
たち隠るべき
このもともなし」
(拾遺和歌集・よみ人しらず)
春は花、秋は紅葉となって散りはててしまって、隠れるような木陰もないことだ。
(二人いた子が春と秋に死んでしまった。)
「このもと」とは、木の下と子の許(頼りになる子)を掛けた詞。
春と秋にあいついで子を失った親の深い悲しみがにじみ出ています。
私も次々に兄と弟を亡くし、古代人も辛い事を耐え忍んでいたのだとつい涙ぐんでしまいました。兄弟の分まで頑張らなくては。
「春は花
秋は紅葉(もみじ)と
散りはてて
たち隠るべき
このもともなし」
(拾遺和歌集・よみ人しらず)
春は花、秋は紅葉となって散りはててしまって、隠れるような木陰もないことだ。
(二人いた子が春と秋に死んでしまった。)
「このもと」とは、木の下と子の許(頼りになる子)を掛けた詞。
春と秋にあいついで子を失った親の深い悲しみがにじみ出ています。
私も次々に兄と弟を亡くし、古代人も辛い事を耐え忍んでいたのだとつい涙ぐんでしまいました。兄弟の分まで頑張らなくては。