漢詩に
『年年歳歳花相似たり(ねんねんさいさいはなあいにたり)歳歳年年人同じからず』
思えば寒い冬が終わって春になると、昔と同じように花は美しく咲くけれど、一緒にこの花を見た人はもはやこの世にはいない。
しんみりとする風情を感じます。
近い人を亡くした時、ふと思い出す詩です。
書のお手本によく使っています。歳は取るものではなく、重ねるものです。
歳月の積み重ねが人を作るといいます。自分が病んだり、老いたりということを過度に恐れることはないし、人生は素晴らしいものだなあと思う生き方をしたいものです。
そのための力になれば
ありがたく思います。
感謝