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生きる力になれば

ペンネーム良寛地蔵。70代のブログです。言葉で生きる力になればと綴って15年が過ぎました。

心の扉

2020-05-03 07:52:22 | 日々の暮らし

 

「よく見れば、なずな
花咲く垣根かな」
     (芭蕉)

春の七草で、目立たなく見過ごしてしまいやすいなずな(ペンペン草)。
6月頃に花が咲いて、気づくといわれる。
よく見れば、それまで見えていなかったものが見える。
奥が深く人生とか人物評価などに使えそうですね。
見えていなかったものが見えるとは、「心の扉を開いている人」と芭蕉は述べているようです。
またギリシャでは、上手なあいづちのことを「魔法の言葉」と呼んでいるそうです。
新しい言葉を産み出させる力があるのでしょう。いいね!も魔法の力がありますね。
        感謝  

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心の衣干す

2020-05-03 07:52:22 | 日々の暮らし

「春過ぎて
夏来るらし
白妙(しろたえ)の
衣ほしたり
天の香久山」
(万葉集・持統天皇)

春過ぎて、夏がやって来たようだ。真っ白な衣が干してある天の香久山に。

冬枯れの樹木もいつまでも枯れてはいない春になれば花も咲く。
厚い氷で凍った川も夏になれば溶けて流れていく順風満帆の人生などはない。
いつか花開くことがある。心の衣とコロナの菌も干そう天の香具山に。
        祈願

 

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