ラジオで女医さんが、話していた症状にHSP(ハイリー・センシティブ・パーソン)がある。繊細で、敏感で、生きづらい気持ちを抱えている人が増えていると言われています。それは、罪でも、病気でもなく、HSPの可能性があります。と述べていました。日本人に多く、5人に1人がHSPとのこと。
繊細で、真面目で、引っ込み思案、神経質、打たれ弱い、感受性が強い、人とのコミュニケーションが苦手などの特性がある人。
1.自分を取り巻く環境の微妙な変化によく気づくほうだ。
2.他人の気分に左右される。
3.痛みにとても敏感である。
4.カフェインに敏感に反応する。
5.明るい光や、強い匂い、ざらざらした布地、サイレンの音などに圧倒されやすい。
6.豊かな想像力を持ち、空想にふけりやすい。
7.騒音に悩まされやすい。
8.美術や音楽に深く心が動かされる。
9.とても良心的である。
10.すぐにビックリする。
半分以上「はい」と答えた人はHSPという。
HSPとは「生まれもった心」のこと。繊細で人の気持ちや、周囲の空気に非情に敏感な性格のことを言います。
対処法は、自分はHSP
だと認めることで、気持ちが楽になるといいます。自分の性格だからと肯定していればいいのです。繊細な性格の人は悩みが多いのです。周りも理解してあげないと。皆様の今日の気づきになれば。
一羽の美しい小鳥が二羽のカラスの足に捕まられている所を助けてからか、鳥の声に反応しています。体の廻りに鳥が寄ってくるからです。
「ナイチンゲールよ!
君は、確かにそこにいる。
まさに、今日この日、野鳩がすっかりくつろいで歌っているのが、聞こえてくる。その歌声は、岩に染み渡り、そよ風も軽やかに吹いていくる。野鳩は歌いつづけ、さえずる。そのさえずりには幾分か求愛の甘い響きが秘めやかに入り交じっている。そっと歌い始めたのだが、いつまでもその歌声は鳴り止まない。 まるで、敬虔(けいけん)な讃美歌のように心に染み入るその歌声。そう、この歌は僕のために歌われているのだ。」(ウィリアム・ワーズワース)
最近この詩の意味が理解して来たので紹介しました。
自然(神)の語りかける「秘密の言葉」に耳を澄ましてみる。
自然の声が聴こえるのです。自然はいつもあなたの為に歌を用意してくれているのです。
聖フランシスコが大好きです。彼は鳥や動物や自然と会話したといいます。日本の僧侶良寛もそうでした。
ワーズワースもフランシスコも良寛も宮沢賢治も自然と会話していたのです。秘密の言葉を。そして、私もそうなろうとしている。
鎌倉幕府の初代将軍、源頼朝(弟・義経)の妻に北条政子がいます。
頼朝51歳で亡くなった時に髪をおろし、尼さんになりました。
彼女が法然(ほうねん)に浄土宗の教えを分かりやすく説いていただいたものが「浄土宗略抄」です。
北条政子は祈れば、病気や命が永らえるのか聞いたのかも知れません。その返事のようなものがあります。
『加持祈祷(かじきとう)など、祈ることによって病気が治り、生きる人の生命が延びることがあるならば、この世で病気をしたり、死んだりする人は、誰一人としていないはずです。祈ることによって救われるのは、一人ひとりの心です。』
(法然)
仏教には「体の病気を治す」という教えはありません。
ただし、「心を元気」にする教えは数多くあります。
心を元気にすれば『生きる力』になるというのが仏教の教えと彼女に説いたのだと思います。
祈ることで心が元気に
なるのは言葉だと思っています。
言葉を念じて祈っていれば必ず返ってきます。皆様の心が込もった言葉に毎日勇気を頂いています。私も救われています。ありがとうございます。