近所の狭い土地に立派なしだれ桜の木がありました。
地主が広々とした見栄えのいい場所に植え替えました。
3年たっても花が咲きません残念です。
また、毎年良く咲く古い桜の木の根っこに、大きな石が乗っかっていました。
村人達はさぞ長い間、桜の木は辛い思いをしていただろうと、石を取り除きました。
すると桜の木は枯れてしまったのです。
人も木も皆それぞれ、重荷を背負って生きるもの。
あるがままの生き方が良かったのです。
石の重みが生きる力になっていたのかも知れません。
一病息災ということもあります。
だから、気を張り生きる力になっていたのだと思います。
「桜の根の石」が皆さまの生き方の参考になればありがたいです。