日本の諺に「熱火(あつび)を子に払う」があります。
子供と二人で並んでたき火にあたっている。火の中の木がパチパチはねたはずみに火の粉が飛んで来て、親の体の胸のあたりにくっつきました。
慌てた母親は火の粉を手で払う。
その火の粉が隣にいた子供にあたり火傷をおってしまうという意味です。
我が身にふりかかった災難を慌てて振り払い自分が守ってやらなければならない者に移してしまう事。
ロシアの砲弾で燃え盛る火に、母親は必死に
子どもを守っているのだろう。
身動き取れない病人や老人だっているだろう。
ロシアは熱火が自分にもかかることに気づくでしょう。