生きる力になれば

ペンネーム良寛地蔵。70代のブログです。言葉で生きる力になればと綴って15年が過ぎました。

八大人覚の続き

2016-04-11 02:21:27 | 日々の暮らし
道元最後の説法の「八大人覚(はちだいじんかく)」の続きです。

簡単に見出しのみ紹介しておきます。

3.楽寂静(ぎようじゃくじょう)
たまには世の中の雑音から逃れて、静かな場所に行きなさい。

4.勤精進(ごんしょうじん)
やりたいことを一つにしぼる。

5.不忘念(ふもうねん)
自分の「あるがまま」を受け入れる。

6.修禅定(しゆぜんじょう)
一歩引いて見つめてみる。

7.修智恵(しゆうちえ)
前向きな話を聞く。

8.不戯論(ふけろん)
口論中でも相手を傷つける言葉は使わない。


以上です。

私は個人的には、三大僧侶としては、

空海、道元、良寛の

生きざま、言葉が好きでつい多く紹介しています。

良寛は道元を師として生きて来たので、道元の言葉に似ています。


辞世の句なども、

春は花

夏ほととぎす

秋は月

冬雪さえて

すずしかりけり

(道元)

形見(かたみ)とて

何残すらむ

春は花

夏ほととぎす

秋はもみぢ葉(ば)

(良寛)

伊豆の踊り子の作者
川端康成はノーベル賞受賞のスピーチに
道元のこの句を詠んで、日本の四季の美しさを表現したといいます。

西行や芭蕉、吉田兼好、清少納言、紫式部など古典から心ひかれた
言葉などからも

癒されたり、勇気出る言葉を探して紹介したいと思います。

未熟な自分への自戒を含めてですが。


今日を生きるあなたへのエールになりますように


合掌

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